僕は、いわゆる「先生」と言われる仕事に就いている。
教育や福祉も教えているし、
ドイツ語を教えることもしている。
でも、ドラムの世界では、まだ「初心者」の段階。
バンドの経験はたくさんあるけど、
ドラムはまだまだ勉強の段階。
このことを踏まえて、シンプルに次のような発達段階を描くと、
①学びの時期
②学んだことを使う時期
③スランプ期
④飛躍の時期
⑤教えの時期
という四段階ができるかなって思った。
ドイツ語の場合だと、
大学時代に僕は①をひたすらやった。
で、大学三年の終わりに一年間ドイツに行った。
この時期が②の時期。
でも、たかが一年。
たいしたこともなく、自信だけがついて、
ドイツ語の能力は伸び悩んだ。
この時期が③の時期。
その後、諦めることなくドイツ語を学び続け、使い続けた。
そして、大学院が終わる頃に④に達したかな、と。
その後、ドイツ語を教える立場となり、⑤の段階に至った。
ドラムの場合だと、この二年間頑張って①をしてきた。
今、バンドを開始して、②の時期にいる。
発達って、年齢によって区切られるようなものじゃなくて、
あくまでも自分という存在に照らし合わせて
考えるものなんだろうなって思った。
⑤の世界に、ドラムでも立ってみたいなって思う。