2020年、コロナ禍。
もう、どうにもなりませんね…。
コロナ感染は怖いけど、、、
でも、人が動かなくなると、経済は死ぬ。
経済が死んでしまえば、僕らの生活は破綻する。
でも、経済を動かそうとすると、医療崩壊に向かってしまい、これまた僕らの生活は危機的になる。
医療か、経済か。
命か、お金か。
究極の選択を迫られているような気さえします。
まぁ、結局は、その「あいだ」を行くしかないのだろうけど、、、
その「バランス」がとてもとても難しい…。
…
それでも、僕らは、「息抜き」を必要としている。
あらゆる「娯楽」がストップしている中、「映画」は貴重な娯楽になっている。
千葉人的には、「京成ローザ」は、穴場中の穴場といえるかもしれない。
今、大流行の『鬼滅の刃』でなければ、本当にゆうゆうと座れるんです。
人が密集しないので、ゆったりと、安心して、快適に映画を楽しめます。
たまには「異世界」に入り込むのもとても大事です。
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昔から京成ローザにはお世話になっているので、細々と応援しています。
思えば、30年くらい前かなぁ、よく、当時の彼女さんと来てたなぁ…(n*´ω`*n)
昔の京成ローザって、怪しい階段を下りた地下にあったよな…?!
今回、見たのは、、、
STAND BY ME ドラえもん 2
です!!
僕も、かつて小学生時代、ドラえもんにはまり、藤子不二雄先生に没頭してました。
前回の「STAND BY ME」もとってもよかったので、、、(n*´ω`*n)
で、この映画は、3D×CGを駆使したアニメーションで、その美しさにも感動しました。
(どうやら、この3DCGがダメという人の声も多々あるみたいですが、僕はあまり気になりませんでした)
今回は、「のび太がしずかちゃんとの結婚式の当日、突然消えた」という設定。
やっぱり、のび太としずかちゃんの恋の行方はとっても気になるところで…
(でも、原作的には、ジャイ子と結婚するはずだったよーな…)
>詳しくはこちら!
この映画を見て、まずは、、、
とても疲れました(苦笑)
イマドキの映画ということもあって、とっても構成が複雑なんです。
タイムマシーンのあるドラえもんだけに、時空間を超えた展開になっていて、もう「???」の連続。
見ていて、ふと思い出したのが、「ランローララン」というドイツ映画でした。
この映画もまた、「時空間を飛び越えた映画作品」でした。
ドラえもんですから、このランローラランのレベルじゃない展開になっています。
現在・過去・未来がせわしなく巡り巡っていきます。
「なるほどなぁ」と思わされることも多々ありますが、とても「頭」を使う作品になっています。
なので、疲れました(n*´ω`*n)。
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どうやら、「ドラ泣き」という言葉もあるみたいです。
STAND BY ME(前作)も、結構「泣ける作品」だったので、「ドラ泣き」が期待されたのでしょう。
成長した大人ののび太と、小学生ののび太と、それから3歳のころののび太が出てきて、さらにその頃に存在した「のび太のおばあちゃん」の存在が、「泣き」を誘い出してくれます。(最後の最後で、このおばあちゃんがとあるシーンに登場して、僕もちょっと泣きそうになりました)
かなり「ステレオタイプ」的な「昭和のおばあちゃんイメージ」が出すぎていて、ちょっとあれですけど、、、でも、のび太って、昭和の男の子だし、それはそれでいいのかな?、とも。。。
あまり泣けるシーンはないかなぁというのが僕の印象ですが、でも、これまでのドラえもんとはちょっと違うアプローチで、わりとジーンっとくる作品に仕上げようとしているなぁ、とは思いました。
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あと、セリフが、「翻訳」を前提としている内容になっていたなぁ、というのも印象に残りました。
ドラえもんは、今や、世界の「DORAEMON」です。
>ドイツ語のウィキペディアでも「DORAEMON」のページがあります!
なんか、どのシーンをとっても、「翻訳可能性」を前提にしたつくりになっているなぁって思いました。「英語」や「ドイツ語」や「中国語」にしても、違和感なく進んでいきそうなセリフが多くて、これまた、イマドキの日本のアニメ映画だなぁって思います。
音楽に関しては、韓国にかなり遅れを取ってしまっているかのように思います。最初は、「ヴィジュアル系」をはじめ、「J-POP」が欧米でぐわっと広まったはずなんですけど、あれよあれよと、「K-POP」に取って代わられてしまいました😿
ただ、アニメとなると、まだまだ日本のブランドは強いように思いますし、日本のカルチャーとして、まだまだ世界で求められているように思います。そういう意味で、「海外」のマーケットを前提とした戦略?には、「もっと頑張ってほしいなぁ」って思いました。
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ドラえもんって、やっぱり「未来派」の漫画だったと思います。「未来志向」で、「未来への憧れ」が強く打ち出されている作品だったと思います。それが全面に出ていて、そこは、やっぱり気持ちいいなぁって思いますね。
このところ、「未来」に希望が見いだせないような話ばかりが続いています。「コロナ」もまた、未来を遮断し、僕らを「今」に閉じ込めるような現象だと思います。
でも、(いいか悪いかは別にして)未来に希望が持てるような作品って、やっぱり大事だよなぁって思うんです。ドラえもんの前提って、「技術の進歩による輝かしい未来」だったかと思います。四次元ポケットから出てくる数々の「道具」は、技術の進歩によって創造されたものばかりです。そういう「道具の技術的発展」の「希望」を、こうやって見せてくれるのは、(これまたいいか悪いかは別にして)未来を担う子どもたちには大切なことではないかな、と。
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のび太くんには、幸せになってもらいたいなぁって思います。
この映画の「その先」がとても気になるところ。
きっと、遠くない未来、この「パート3」が出るんじゃないかな!?
是非、「その先」を見せてほしいなぁ、と今から強く思います。
みなさまも是非、映画館に!!\(^o^)/
(とりわけ、京成ローザに!!!)