今回の旅の目的は、
リゾートしらかみ
に乗車することでした!!
まぁ、僕がというより、うちの愚息が、なんですけどね💦
秋田14:00発、青森行きのリゾート列車です。
>リゾートしらかみについてはこちらを参照!(五能線サイト)
このリゾートしらかみ、僕もかつてずっと前に乗ったことがあります。
秋田を出発して、世界自然遺産の白神山地と日本海を走る臨時快速列車です。
このしらかみから見る車窓の美しさについては、はっきりと記憶に残っています。
自分の人生において、二度もこのリゾートしらかみに乗れるとは、、、
感無量でありました。
リゾートしらかみには、三種の車両があるみたいです。
①青池(2010年~)
②橅(2016年~)
③くまげら(2006年~)
の三種ですね。
今回は、①の青池に乗ることになりました!
「日本海の水平線と世界自然遺産白神山地に抱かれた神秘的な十二湖・青池をイメージ」だそうです。
昨日乗った「奥羽本線特急いなほ」と同様、綺麗な田園風景が広がります。
改めて、日本って広くてでっかくて、農地がいっぱいあるんだなぁって思いました。
ドイツとかだと、牧場や草原の風景がずっと広がりますが、日本だとず~っと田園風景なんですよね。
お米不足が取り沙汰されていますが、ここ秋田にいると、稲穂ばかりが凛と君臨しています。
そうですよね、お米王国の秋田ですもんね!
本当に美しい光景がず~~っと続きます。
でも、こういう風景を見るたびに思います。
これからの日本の農業はどうなっていくんだろう?!って。
農家の人たちの高齢化、跡継ぎ不足の問題、農業政策の課題…
色んな問題があって、今後の日本の食料自給率はどうなっていくのか?!
少子高齢化もあり、人手不足もあり、この国は最低限の食糧の自給はキープできるのか?!
ちなみに、こんなデータもあります。
「日本の食料自給率は、38%、カナダ266%、オーストラリア200%、アメリカ132%、フランス125%、ドイツ86%、イギリス65%、イタリア60%、スイス51% となっており、我が国の食料自給率(カロリーベース)は先進国の中で最低の水準となっています」(引用元はこちら)
カナダやオーストラリアは実に200%超えを達成しています(だから、時給とかも高いんでしょうね)。
日本の自給率は、ホント「大丈夫か…💦」って思うほどです。昔からですけど…。
この日本の美しい田園風景を眺めながら、そんなことを考えました。
途中、東能代駅に到着すると、10分弱ここで停車するというアナウンスが。
この駅は、青森と秋田をむすぶ「五能線」の起点駅なんだそうです。
ここは海抜0km000m?!?
この駅のホームの待合室がなんか面白いらしく、、、
この待合室、もしかして「くまげら」ですか?!?(ですよね?!)
この待合室に入ると、運転席があるんです!!
キハ58系の運転席なんだとか?!
これはおそらく本当に使われていたものなんだろうなって思いました。
これも、古き良き時代のノスタルジーなのかな?!
そして、ここでスイッチバックをして、、、
能代駅へ!!
この駅には、「バスケットゴール」があるんですよね?!
これ、前にリゾートしらかみに乗った時に、下車して、シュートした思い出があります。
この日は、シュートするだけの時間はありませんでした…😢
また、能代にも来たいなぁ~~。
>2010年に能代の『麺屋もと』でラーメンを食べた時の記事はこちら!
うん、まだ営業しているみたいで、よかった!
麺屋もとにもまた必ずや行きたいなぁって願っています。
嗚呼、行きたいところばかりだ、、、( ;∀;)( ;∀;)
で、能代、北能代を通り過ぎてからは、日本海沿岸付近を走っていきます。
美しき日本海が車窓をずっと流れていきます。
美しいなぁ、、、😂
この海の向こうは、北朝鮮か、ロシアだと思われます。
すぐお隣の国なのに、北朝鮮ともロシアともとてつもなく関係が悪いんですよね。
海一つでつながっている隣国なのに、、、
僕が生きている間は無理だと思っていますが、いつか、いつの日か、北朝鮮ともロシアとも仲良しになれる日は来るのかな?! 仲良しになる前に、人類、終わっちゃうかな?! 戦争がまた始まっちゃうかな?
なんで、こんな風になっちゃったんだろうなぁ、、、
で、更に進んでいくと、、、
美しい日本海の輝きに出会えます。
嗚呼、本当に美しい、、、
限りなく透明に近いブルー…
BULE TRANSPARENCY…
脳内BGMは、、、
HYPERMANIAの『together along』!!(LUNA SEAじゃないんかーい!!💦)
真夏の日本海に輝く太陽。
ため息の出る美しさです。
そして、青森県に入り、、、
深浦駅
で、またまた15分くらいここで停車します。
この駅ね、本当に目の前が「海」なんです!!
テトラポットがいっぱい見えます!
今は静かな海ですが、嵐になれば、海は荒れ出します。
海は美しい母でもあり、また、怒り狂う父親にもなるんですね。
…
そして、深浦駅を出て、更に北へ北へと向かいます。
ご覧ください!!!
この日本海の水平線を、、、
もう、これが見れただけでも、今回この旅に出られてよかった、、、
海と空と雲と太陽だけの世界、、、
途中で、このリゾートしらかみに「展望室」があること知り、、、
しばらく先頭車両から、こんな風に正面の景色を見て楽しみました。
こういう小さなトンネルがいくつもいくつもあります。
どことなく、なんとなく「本州の最北端」が近づいてきているような感覚になります。
青森は、日本本州の最北端にある県。
僕の中では、北海道よりも遠い県なんです(それだけ惹かれるものがあるわけですが…)。
北海道はやっぱり飛行機で行くしかないじゃないですか!? なので、あっという間に着いちゃいます。
でも、青森となると、新幹線を使うことになるので、「遠い」んですよね。
そこがなんかすごく魅惑的で、、、
…
そして、どんどん北上していきます。
で、たどり着いたのが(15分くらい滞在したのが)
千畳敷駅
であります!
この駅を降りると、そこは海と岩場の世界。
そして、「大町桂月文学碑」がありました。
北金沢も過ぐれば、山脚直に海に接するやうになりて、嬉しや、目ざしたる大戸瀬に達せり。
幅の七八十間は海に突出したる方面の長さ也。長さの五六町は海に横はりて、陸に接する方面の長さ也。唯これ一個の盤石、数万人を立たしむるに足れり。二つ三つ幅一軒ばかりの割れ目ありて深く入り、怒濤白竜となつて躍り込む。一体に平らかにして、海面よりほんの二三尺も高し、世にも斯ばかり偉大なる盤石あるかと驚く。この大盤石の中に、杯池とて二三尺四方の水溜りあるかと思へば、兜岩、鎧岩、恵比寿岩など、小岩峰も屹立す。少し離れて、海中に獅子岩立てり。後の草の平丘に巌角露はれて、菌岩人を見下す。さても造化は大戸瀬に奇工を尽しけるも哉。前は渺々たる日本海、怒濤怒濤を追ふ。後は唯一面の草の平丘東西南北どちら向いても山を見ず。背景が物足りぬやうなれども、それが却つて大戸瀬の偉大を壇にする所以也。我れ巌を叩いて、天地の間唯汝と我とあるのみと云へば、怒濤却下に押寄せて、我狂笑うに似たり。
声に出して読むと、この場所が崇高な場所に見えてきます。
ただ、分からない言葉が多すぎる…💦
「菌岩人」って何なんだ…(;´Д`)
文学碑にもあるように、岩がいっぱいどーんと君臨しています。
この岩場も、前にリゾートしらかみに乗った時に来ました。
そのスケールの大きさは、今もはっきりと記憶に残っています。
電車に乗って、途中下車して、こんな素敵なところに来られるんですよ。
車の旅をしている気分にもなれるかな?!
でも、停車時間を気にしている時点で、やっぱり鉄道の旅だなぁ~。
…
そして、のんびりと青森方面に進んでいき、
いよいよ、青森駅が近づいてきました。
その一つ前の「新青森駅」で、とりあえず下車しました。
新青森駅も下車して見てみたいなぁって思いまして、、。
で、駅を出たら、こんなモダンな建物が、、、
これを見た瞬間、「ベルリン中央駅みたいだ…」って思いました。
駅前の殺風景なところ?もまたすごくベルリン中央駅っぽくて、、、
…
そして、今度はローカル線に乗って、、、
遂に遂にやって来ました!
青森駅
へ!!!
実に15年ぶりの青森駅、、、( ;∀;)
なんか、前に来た時と全然すっきりすっかり違っているんですけど、、、
駅前がとんでもなくモダンというか、綺麗でオシャレになっていて、、、
「げ、青森駅って、こんなにオシャレで今風の駅になっていたのか!!」
って驚きました。
…
青森は、僕的に「ラーメンの聖地」です。
お世辞も忖度もなく、本当に青森って、青森県って「ラーメン最強の県」なんです。
15年ぶりとなる青森で、どれだけのラーメンを味わえるかな?!?!
かつて行ったお店にも行きたいし、ずっと行きたかったお店にも行きたいし、これまで行ったことのないお店にも絶対行きたいし、、、
でも、ラーメンめぐりって、偶然性が凄く強くて、今回、どこのどのラーメンを食べることになるのか、(ある程度は予測できたとしても)分からないんですよね。
果たして、どんなお店のどんなラーメンを食べる旅になるのか?!?!
これからしばらく青森のラーメンの記事が続きます!!
これを見て、一人でも「青森に行って、ラーメン食べたい!」って思う人がいてくれたら、これ以上にない幸せです。
お楽しみに!!\(^o^)/
…
リゾートしらかみのDVDです!
西村京太郎さんの小説もあります!(これ、読んでない!読みたい!)
五能線沿線は本当に素敵なんです!!