Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

布袋庵@上総一ノ宮 13年ぶり!僕はここで「天ぷら系ラーメン」に目覚めたんです!

念願の念願の再訪となります。

しかも、実に13年ぶりの再訪となります。

上総一ノ宮の知る人ぞ知る名店、

布袋庵

であります!!

13年前、2007年3月の布袋庵の記事はこちら!!

2007年3月というと、まだ32歳? いやまだ31歳か…(;´・ω・)

31歳の時に来て以来…、45歳になって再び戻って来ました。

31歳かぁ…。いや~…、ほとんど記憶がない…爆

それ以来、「いつか来よう」「いつか来よう」と思っていましたが…

そのまま、13年の歳月が流れてしまいました。。。

お店の雰囲気はなんにも変わらず…。

老舗店ですが、お店の外も内もとてもきれいなお店です。

宝石と呼ばれる「ながらみ」の文字がきらりと輝いています。

店内は、13年前とおんなじかな??

入って、右手がお座敷?おあがり?になっていて、左手がテーブル席。

ラーメン屋さんというよりは、ローカルな町のお蕎麦屋さん風。

(っていうか、正真正銘ローカルな町のお蕎麦屋さんなんですけど…💦)

こういう雰囲気のお店、大好きです💛

では、さっそく、おしながきを見ていきましょう!

創業昭和13年!!

つまりは、「戦前に生まれたお店」なんであります!

戦前ですからね。敗戦の年が昭和20年ですから、現存する超老舗店です。

まずは、冷たいそば・うどんがありますね。

この暑い夏に食べるべき定番といえば、「もり」「ざる」でしょう。

冷やし麺の王様といえば、もう、「もり」と「ざる」なんだろうな…、と。

中華麺で食べる「ざる中華」もまた、王様なのでしょう。

夏に食べるべきは、冷やし中華でも冷やしラーメンでも冷やしつけ麺でもなく、「ざる中華じゃね?!」って、一瞬、一瞬だけ思いました(苦笑)

いやいや、それは、違うだろ、という「神の声」が聞こえてきましたが…。

で、、、

しっかりと「中華」のメニューも残っておりました\(^o^)/

13年前と同じく「たぬきラーメン」も残っていました😿😿😿!!

たぬきラーメン、一杯650円也!!

よかった、、、

僕が「天ぷらラーメン探求」を始めるきっかけを与えてくれたここのたぬきラーメン。

遂に、13年ぶりに、ここのたぬきラーメンを再び味わうことができます!

僕のテンションはhyper max!!

ここ、布袋庵は、もともとはお蕎麦屋さん(だと思います)。

温かいおそばやうどんもずらりとそろっています。

天とじやら、すき焼きやらもあるんですね~。

嗚呼、食べたい、、、

丼ものもかなりかなり充実しています。

穴子天丼や海老野菜天丼などもありますね~。

牛焼肉丼(850円)もいつか是非食べたいなぁ、、、。

お酒もいろいろあって、呑んで食べられるお店なんですね。

もともと、丼好きだった僕には、たまらないラインナップですよ。

カツカレーライスもきっと美味しいんだろうなぁ~~。

と、注文後に、色々妄想しながらたぬきラーメンの到来を待ちます。

そして、遂に遂に、、、

ジャジャーン!!!!

来ました来ました!!

布袋庵オリジナルの揚げ玉(天かす)入りの中華そば、

たぬきラーメン

であります!!

たぬきそばでも、たぬきうどんでもなく、たぬきラーメン!!

13年前に出逢った頃の感動が思い浮かびます。

「え~、なんでラーメンに天かすが!?!?」って。

ちなみに、天かすと揚げ玉の違いって分かります??

詳しくはこちら!(天かすと揚げ玉の違いについて)

なるほどね~、関東と関西で違うんだなぁ、、、

(僕は無意識で天かすって言っちゃうってことは、やっぱり…)

天かす(=揚げ玉)の入ったラーメン、なんて素敵なんでしょう!!

(+さやえんどうが素敵!!レトロラーメンのシンボル!)

zoom up!

スープはこんな感じです!!

よくも悪くも、「昔ながらの中華そばのスープ」であります。

このスープだけを飲むと、まさに「昭和の食堂のラーメンの味」そのもの。

鶏豚等の動物系の清湯系のスープで、醤油ダレを合わせたもの。

シンプルで、やや醤油の味が尖っていて、昔懐かしい味わいのスープ。

そんなこのスープに、天かす(揚げ玉)が合わさることで、劇的な変化を見せるのでした。

スープのキレが強まり、パンチも入り込み、力強いスープに大変身なんです!!

もう、これには、改めて強く驚かされました。

「なんて、天かすが合うスープなんだ!!!」、と。

これまでずっと「天ぷらラーメン」を追ってきましたが、ここに来て、改めて気づいたことがあったんです。

天ぷらだろうと、かき揚げであろうと、野菜天ぷらだろうと、その全てにおいて、天ぷら系ラーメンに大事なのは、天かす(衣)なんだ!」、と。

でも、これって、前々から(無自覚的に)気づいていたこと。

天ぷらを作る際に出る「天かす」、その天かすそのものを作るために作られた「揚げ玉」。

この天かす=揚げ玉をラーメンに加えることで生まれる味のハーモニー。

これだ、これだったんだ!!!って。

だから、「天ぷらラーメン」じゃなくてもいいし、「かき揚げラーメン」じゃなくてもいいんです。

どんな天ぷらでもよくて、大事なのは、天かす=揚げ玉が入っていることなんだ!、と。

背脂ラーメンでもなく、揚げネギラーメンでもなく、揚げニンニクラーメンでもなく、

揚げ玉ラーメン=たぬきラーメン=その応用としての天ぷらラーメン。

この「図式」こそ、僕がこの13年間追い求めてきた天ぷらラーメンの意味だった気がします。

それに加え、、、

この布袋庵のスープに、この天かすがとてつもなくよく合うんです。

なんだ、このベストマッチなたぬきラーメンは!?!?、と。

13年前には気づきませんでしたが、この天かすとスープの相性が破格的によいんです。

これまで色んなお店で天ぷらラーメンやかき揚げラーメンなどを食べてきましたが、ここ、布袋庵のラーメンほど、天かす=揚げ玉が合うラーメンもそうそうないぞ、、、と。

スープ自体はわりと平凡で昭和ノスタルジックなスープなんですが、天かすが入ることで、他に類を見ないユニークなたぬきラーメンに変貌するんですね。これには参りました。

麺はこんな感じです!!

こちらの麺は、蕎麦屋の麺というよりは、立派な中華麺って感じでした。

たぬきラーメンによく合う素朴で優しい感じの縮れ麺でした。

ちゃんとここに縮れ麺を当ててくるところも、素晴らしいなぁと思いました。

背脂ラーメンほどくどくなく、揚げネギラーメンほどクセもなく、

揚げニンニクラーメンほど臭くなく、まさに天ぷらの味わいを感じる見事な「たぬきラーメン」でした!!

いや~、これは絶対に「オルタナティブ」になるはず、、、

天ぷらラーメン、かき揚げラーメン、そしてたぬきラーメンが、各地のラーメン店で普通に食べられるようになるその日まで、僕は、この魅惑の「天かす~揚げ玉入りのラーメン」の普及に全力を尽くす所存であります!

で、続きまして、、、

ジャジャーン!!!

布袋庵にもありました!

夏の定番、「冷やし中華」(750円)!!

わかめ、きゅうり、錦糸卵、ハム、刻みなるとが綺麗に飾られています。

そして、中央には色鮮やかな「紅しょうが」が入っています。

やっぱり暑い夏には、こういうのが食べたくなるんですよね、ホントに。

美味しいからとか、激ウマだから、というわけではないんですが…

厳しい暑い夏には、これしか「選択肢」がないというか、、、

(このお店には、いっぱい選択肢がありますけどね、、、♪)

zoom up!

見た目も、味も、そのタレも、想像通りのold-schoolな冷やし中華でした。

あまりにも普通で、結構ほっとしました、というかなんというか、、、。

たぬきラーメンがわりとぶっ飛んでいるので、どうかと思いましたが、ここの冷やし中華は、王道そのもの、直球ストライク!

僕があまり好きではないあの「特有の酸味」は弱くて、食べやすい冷やし中華でした。

おじいちゃんとかおばあちゃんが好んで食べそうな味わいの冷やし中華ですね。

麺も王道そのものでした。

量もそれほど多くなくて、ユニバーサルデザインな冷やし中華になっていると思いました。

この量がいいですね~~~。

なんでもかんでも、多けりゃいいってもんじゃありません。

素朴で、でも、しっかりとした老舗蕎麦店の冷やし中華だなぁって思いました。

***

というわけで、、、

13年ぶりとなる「布袋庵」の「たぬきラーメン」のレポでした!!

13年の時を経て、天ぷらラーメンの「原理」を見つけたような気持になりました。

「天かす=揚げ玉」を、どうやってラーメン界に根付かせるか。

なかなか難しい課題もありそうですが、、、

でも、今後もずっと、天ぷらラーメンやかき揚げラーメンを追いかけ続けたいと思います。

お得セットメニューも充実しています!

ミニ丼も全部食べたいなぁ~~~。

またいつか、こちらのお店に来たいと心から思っています。

ありがとうございました!!!\(^o^)/

この路地がまたとってもいいんです。

一宮商業高校の子たちなら、この道でぴーんとくるんじゃないかな??

皆さんも是非!!!

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