二つ前の記事の続きです!
その舞台は、、、
麺処まるわ
です!!
…
店主石井さんの弟君イチオシの「濃厚らーめん塩」を頂いて、大満足で、お店を出ようとしました。(という話の続きです)
まだ、僕に続くお客さんがいなかったので、去り際にお話をしました。
僕が、「そろそろ、お兄さんでもなく、ビギー君でもなく、弟君のラーメンも食べたいなぁ」と何気なくつぶやいたんです。お兄ちゃんはお兄ちゃん、ビギー君はビギー君。弟君も、これまで別のお店などで経験も積んできたし、またお兄さんともビギー君とも違う感性をもっているし、弟君の「作品」も味わってみたいなぁとは前々から思っていました。
そうしたら、弟君は、突如(誰もお客さんがいなかったからだと思いますが)厨房で、何やら調理をし始めたのです。
「!?!?!」
「ちょっと待っててください」
「!?!?!?」
なんと、弟君が考案した「オリジナルのまぜそば」を作り始めてくれたのです!!
遂に、弟君オリジナルの作品を味わえるその時が来た!!!
と僕も大興奮(苦笑)
(きっとこの時、ビギー君は夢の中にいたことでしょう笑)
…
そして、出てきたのが、、、
ジャジャーン!!!!
こちらが、本邦初!店主石井さんの弟君の完全オリジナル(!?)、
タルタルまぜそば
であります!!!\(^o^)/
(注:これは、メニューにも、気まぐれメニューにもありません。未来のメニューにはなる可能性はありますが、試作品ということでご理解ください。創業当時から通っているold客ということで、ご了承ください)
このヴィジュアルには、圧巻であります。。。
タルタルソースがどど~んと山のように乗っているじゃないですか!!!
「ヴィジュアル」にこだわる僕としては、このまぜそばはとってもいいです!!
技巧派の石井店主の作るものとも、デザイナー的センスをもったビギー君が作るものとも少し違う、寡黙だけど情熱的な「作品」がそこにあるように感じました。
麺とネギと刻みチャーシューの上に、たっぷりのタルタルソースが乗り、更にその上に白髪ネギが乗り、黒胡椒がぱっぱっとふりかけられています。
見た目も、色合いも華やかで、見ていてうっとりさせられます。
麺はこんな感じです。
これも浅草開化楼の麺かな??
中細麺、って感じですかね。
開化楼の麺でまぜそば、いいじゃないですか!!
最初に既に和えられた麺を食べると、ぐわっとパンチのある旨味が押し寄せてきます。
「こ、こ、これは?!」、と。。。
そして、タルタルソースの形姿がなくなるまで、まぜまぜします。
そうすると、こんな風になります!!
あとは、もうこの麺を喰らうのみ!!
店内連食で二杯目ですが、美味しければ、一瞬でなくなるんです♪
タルタルソースが入っているので、どこか洋風っぽさも感じつつ、、、
ジャンクでパンチのあるパワフルなタルタルまぜそば、、、
一口食べたら、もうやめられないとまらない、、、
カルビーかっぱえびせん状態に、、、
汁なしのまぜそばなので、スープのことは考えずにひたすら食べます!!
色んな味が重なり合っているっぽいんですけど、、、
タルタルソースが全体を包み込んでいるようで、ガツンと来つつもソフトな味わい。
ガツンとくる強い味わいは、お兄ちゃん譲りかな??
けれど、そこにビギー君っぽいデザイナー感覚もしっかりあって、、、。
でも、この二人のものよりも、どこか実直で素直でストレートというか、、、
そう、なんかとってもピュアでストレートで淡い感じのするまぜそばです。
弟君が、己をかけて、心を込めて作ってくれたのが、こっちにも伝わってきます。
とっても頼もしいというか、これからのまるわが楽しみというか、、、
弟君がどこまで「ラーメン職人」として力を伸ばしていくのか、
とっても楽しみになりました!!
本人には直接色々言っちゃったけど、お世辞抜きで「可能性しか感じない一杯」でした。
タルタルソースを使ったまぜそば、という発想もとっても新鮮で面白かったし…。
ごちそうさまでした!!
<補足>
過去ログを調べたら、「並木商事」でもかつて「タルタルまぜそば」を出していました。
並木商事のタルタルまぜそばも美味しかったです。
が、弟君のタルタルまぜそばは、まさに「タルタル!」って感じで、突き抜けていました。
もっとタルタルしていてもいいかもしれないくらいですかね!?…
次は、ビギー店長の気まぐれメニューから、あれを食べるぞ!、と。
そう、心に誓って、まるわを立ち去りました。
とっても楽しく幸せなひとときを過ごすことができました。
弟君、陰ながら応援していますよ~~~\(^o^)/