Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

きんめだいกินไม่ได้@西船橋 奇妙なタイ料理店のラーメン「クイッティオ」が旨い!

この日は、久々に大学院時代の旧友たちと再会🎶

で、「西船橋」で会おうということになりました。

10年以上ぶりになる人もいて、そりゃ、感動でした。

で、その再会を楽しんだ場所ですが、、、

西船橋駅前で異彩を放つエキゾチックなタイ料理店、

きんめだいกินไม่ได้

というお店でした!

オフィシャルインスタグラムはこちら

お店と店主さんの詳しいお話はこちらを是非

「西船カオマンガイ」という大きな看板が目印です!

カオマンガイ(タイの人気料理)が食べられるよ!っていう意味らしいです。

2018年12月(?!)開業のお店で、2年目に入った新しいお店です!

店内は、タイの路地裏の古い食堂風(!?)

6人で満席状態になる「激セマ店」でもありますね。

メニューはボードに書いてあるもののみ!

まずは、前菜~一品料理をば。

サラダやら、豚串やら、ガーリックシュリンプやら…

そして、「スペシャルメニュー」!!

どれも聴いたことがないメニューばかりだ…(;´・ω・)

そして、炒め物!!

あと、「トムヤムクン」もありましたー!!(ようやく知っている料理が…💦)

その下の「トムカーガイ」って何だ??!!

そして、メインメニューです。

カオマンガイに、カオガパオガイ!!

ガパオライス系とビーフン系かな??

ジャスミンライスの「カオスワイ」も気になります。

色々あるんですけど、、、

でも、ワタクシは16年目になるラーメンブロガー。フリーク歴も20年以上!

タイとなれば、タイのヌードルスープを食べたくなるのがサガ。

ダメ元で店主さんに聴くと、「ラーメン? ありますよ!」との嬉しいお声が!!

「タイのラーメンは、『クイッティオ』と言うんです」とのこと。

クイッティオについてはこちら

タイの生米麺のことを言うそうです。奥山忠政さんの『文化麺類学』だと、「クオイ・ティオ」と表記されていました。

いわゆる湯面(noodle soup)だと、「クイッティオナーム」になるのかな?

ナームはタイ語で「水」「氷」と言うそうですが、ここでは「湯」「スープ」の意味だと思われます。

調べると、「nám rɔ́ɔn(ナーム・ロォーン)」だと「熱い水=お湯」になるそうです

トムヤムクンヌードル、ラクサ、フォーなどアジアを代表する麺料理がありますが、このクイッティオはタイを代表するラーメン的なヌードルスープなんだとか。。。

いや~、まだまだ知らないことだらけ…💦

というわけで、西船駅前で異彩を放つ「きんめだい」で食べられる珍しい麺料理…

ジャジャーン!

クイッティオ

であります!!

「クイッティオガイ鶏ラーメン」とも呼ぶのかな?

見るからにしてまさに「異国のラーメン」!

いや、「ラーメン」というよりは、「アジアのヌードルスープ」!?

ラーメンの定義をどこまで広げるかという問題にもつながりますが、「タイ風ラーメン」とは言ってもよいかな?、と思われます。(店主さんも「ラーメン」って呼んでましたし…)

タイのクイッティオは、鶏ベースのスープに、米粉麺に、もやしが入り、味の決め手はナンプラー、というところらしいですが、こちらのクイッティオはどうなのでしょう!?

zoom up!

クイッティオ、いったいどんなお味なのか!?

恐る恐るスープを飲むと、、、

「あら、これ、美味しいじゃないの!!??」ってなりました!!

トムヤムクン風の強烈なエキゾチックテイストを想像していたのですが、全然トムヤムクンじゃない!(苦笑)

むしろ、日本の「塩ラーメン風」と言いますか、日本人好みの味わいになっています。

が、しかし、日本の塩ラーメンとは全くの別物でもあります。(この辺が絶妙!)

味の決め手は、「揚げニンニク油」のようであります。

スープに、ニンニクの風味がぎゅっと詰まっているので、とっても食べやすいんです。

少しだけ、アジアのスパイス感はありますが、苦手な人でも大丈夫なレベル。

これは美味しいです!!

香草と鶏肉がいっぱいで、食べ応えも結構しっかりありました。

麺はこんな感じです。

これぞ、まさに「クイッティオ!!」

小麦粉ではなく、米粉で作った麺=面=ヌードル。

ここの麺、食べ応えもしっかりありました。普通に美味しいです。

揚げニンニクの香りが強いので、麺もぐいぐいと食べられます。

小麦粉の麺よりも、軽い食感で、ほんとするするっと食べられるんです。

この「麺の軽さ」が、とっても心地よかったです。

「かんすい(或いは卵)を使った小麦粉麺」ではない麺で食べるラーメンも、今後広がっていくと面白いかもですね。濃厚魚介豚骨ラーメンをこの麺で食べるとどうなるんだろう? ネオクラシカル系の醤油ラーメンをこの麺で食べたらどうなるんだろう? 想像はどんどん膨らみます。

麺処こまとよ@五井がまさにそういうアジアン料理×ラーメンの融合を目指しています

クイッティオ、美味しかったです。毎日食べるとなると、ちょっとあれですけど、たまにはこういう日本では珍しい味わいのスープの麺料理を楽しむのもいいなぁって思いました。

揚げニンニク油がとってもよくて、また食べたいなぁって素直に思いました(こういう系のエキゾチックなヌードルスープは、なかなか「二度食べたい!」ってならないですからね…💦

タイのビールと一緒に食べると、またとっても格別です💛

このビール、なかなか飲みやすくて、すっきりとしていてよかったなぁ…。


さて、、、

ここからは、こちらのお店のタイ料理をざっくりと見ていきましょう。

いかんせん、僕はタイ料理に全く疎いので、「こんな料理があるんだ!」っていう驚きだけでも伝えられたら、と思います!

まず、店主さんに薦められたのが「タップ・ワーン」です。

レバーが嫌いな人でも食べられる「豚レバーの香草和え」!

「レバーの概念が変わる!」と言い切る自信作のようです。

店主さんは何度も「レバーが嫌いな人でも絶対に食べられます!」と。

僕もレバーは原則嫌いですが、これはマジで食べられました。

ハーブ?

本当に、レバーの臭みが香草によって完全にかき消されてます。

それ以上の香草の刺激的な匂いと味がレバーを凌駕しているというか。

これは、もう美味しいとか美味しくないとかのレベルじゃない。

超刺激的!!!

こちらが、「カオガパオガイ」(鶏のガパオライス)です!!

カオガパオガイの作り方はこちらを参照

本場タイのガパオライスですね。

店主さんに「ガパオって何か知っています?」って聞かれて、「???」ってなりました。

goo辞書によりますと、กระเพรา(gaprao)=「タイ料理の一。粗くみじん切りにした肉類などと、カミメボウキ(シソの一種)の葉を炒めたもの。ごはんと一緒に盛りつけ、目玉焼きを添えることが多い」とあります。

ざっくり言えば、シソ科の植物で、香りづけに使うハーブの一つらしいです。シソ、パセリ、パクチーなどに並ぶハーブの一種、と。

上の写真の緑色のお野菜が「ガパオ」とのことです。

鶏ひき肉とガパオの炒めとライスと揚げて作ったような半熟目玉焼き。

zoom up!

ガパオとひき肉とパプリカとその他もろもろ…

これ、なかなかにスパイシーと言いますか、、、。

ご飯が欲しくなる刺激的なガパオひき肉炒めです!!

ハーブってことですが、そこまで香りが強いとは思わなかったなぁ…。

揚げたような目玉焼きとガパオとライスを一緒に食べると、もう、めくるめく世界。

なんか、今後、ガパオライスにハマりそうな予感…

次回は是非「カオマンガイ」を食べたいなって思います!!

(西船に来たらまた是非食べに来たいです!!)

そして、こちらがタイの焼き鳥!?!?

ムーピン(豚串)です!!

こちらもまた、日本の焼き鳥(のタレ)は全然違うアジアンな焼き鳥で、、、

見た目が日本風の焼き鳥だったので、この味の「落差」!?にビビりました。

先入観があるので、これを焼き鳥と受け入れるのに少し時間がかかりました(苦笑)

クンガティアム(海老のニンニク揚げ)です!!

これが、もうむっちゃ香ばしくて美味しくて、目がまん丸くなりましたね。

なに、この香ばしさは!?、と。

殻付きの海老ってちょっと苦手なんですけど、これはバリバリいけました♪

カリカリのニンニクと一緒にバリバリ食べる海老。

最高のプレジャー、快楽でありました💛

こちらは、「ヤムヌアヤーン」という牛肉サラダです。

ヤム(ยำไ)は「和えサラダ」のことで、ヌアヤーン(เนื้อย่าง)は焼いた牛肉のこと。

トムヤムクンのヤムと同じ言葉ですね。「混ぜた」「和えた」という意味ですかね。

タイ風牛ステーキが入ったアジアンサラダ!?って感じ!?

これもとっても独特な味わいのサラダで、新鮮な感動がありました。

異国感溢れる牛肉サラダって感じで、いい経験になりました。

***

というわけで、、、

西船橋駅前で独特な世界観を醸し出す「きんめだい」の食レポでした!!

ここの店主さんも、かなりかなり独特な存在感を放っていたなぁ、、、。

絶対に、語ったら面白い人だろうなぁって。

僕と同い年の店主さんで、独学でタイ語もマスターしたんだとか!?

なので、店内には、タイ語がいっぱいに溢れています。

タイ語をやっている人にはとっても勉強になるお店かも!?

もちろん、どの料理も「タイ愛」に溢れていて、気持ちいいくらいでしたね。

僕は、ドイツ愛・スイス愛・オーストリア愛で溢れていますが、彼からはタイ愛を強く感じました。

自分の国を愛することは大事なことだと思うけど、自分の国だけしか愛せないというのはちょっと違うよなぁって思います。

どんな国でもいい。どこかの国を心から愛している人とは、すぐに仲良くなれる気がします。

仲良くなれるだけじゃなくて、色々と教えてもらえるから、話していて楽しいんです。

自国以外にお気に入りの国をもつって、人間形成上とっても大事なことだよなぁ…って、改めて思いました。

こちらの店主さんもまた、きっとタイと出会って、人生がより味わい深いものになったんじゃなかな?って邪推(?)してしまいました♪

営業時間はこんな感じです。

定休日は火曜日っぽいです。

夜もかなり遅くまで営業しているんですね!!

お一人で切り盛りされているっぽかったから…、大変だなぁって思いました。

JR総武線の車窓からもこの看板が見えると思います!!

皆さまも是非一度、こちらのお店でタイ愛溢れるタイ料理を味わってもらいたいですね。

クイッティオ、とってもとっても美味しかったです!!

また行けたら行きたいなぁって思います。

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