大分県の佐伯市に存在するご当地ラーメン「佐伯ラーメン」。
今回の佐伯ラーメン巡りのファイナルです!!
「楽天」「来々軒」「聖」「南国」「三男坊」「天津ラーメン」と回りまして、
最後の最後は、僕が泊まった佐伯セントラルホテル1Fにあります、
啜り処粋元
であります!!
「すすりどころ、すいげん」、ですね?!
最初から、最後はここにしようと決めていました😊
最後の最後に、最も先鋭的?な(最新的な)ラーメンを食べたいなって思って。
こちらの粋元は、2019年に創業した(佐伯では)新しいラーメン屋さんです。
2017年から、カレー屋さんで月に一回間借り?営業をしていたみたいです。
その後、2023年末に佐伯セントラルホテルに移転して、再オープンした形になります。
なので、ラーメン店としては6年目で、移転してまだ1年ちょっとのお店となります。
こちらのサイトに、店主の藤本達也さんの言葉が出ていました。
「高校時代は『上海』のラーメンを決して大袈裟でなく週5杯は食べていました。1日に2回食べに行ったこともあります。あのラーメンは強烈すぎてとても真似できませんが、私的には往年の地元ラーメンファン、さらには初めて佐伯を訪れた方にもこの地らしさを感じるという、バランスでラーメンを作っています」
店主さんは、筋金入りの上海ファン&常連さんだったんですね。
でも、同じラーメンを出しているわけではないみたいです。
今は43~44歳くらいということで、いよいよこれから!って感じがしますね✨
佐伯セントラルホテル1階のフロアとあって、店内はとても広いです。
とてもというか、(ラーメン屋としては)ありえない広さですね(@_@)
ホテルの宿泊客用のお食事処・呑み処としても活用されているみたいです。
ホテルのお客さん用の入口(フロントと直結)もあり、人の出入りも多そうです。
厨房はいわゆる「クローズド・タイプ」で、中の様子はちらっとしか見られません。
こちらがラーメンのメニュー表です!!
こちらのラーメンは一杯800円と、佐伯では高級感のあるプライス✨(それでも安い!)
基本的には、一種類のラーメンで勝負ですね!!
あと、味も二つのモードがあるんです。
✅ノーマルモード
✅極旨モード
の二つがあり、お店的には「極旨モード(濃厚隠しメニュー)」推しみたいでした。
ならば、もうこの極旨モードにするしかないでしょう!
でも、吞み処でもあり、一品料理はいっぱいあります!!
ここで、吞んで、食べて、〆にラーメンっていうのもできるんですね~😊
ステーキ丼が気になります、、、苦笑
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、啜り処粋元の渾身の一杯、
ラーメン(極旨モード)
です!!
ぱっと見た感じ、「家系ラーメン」っぽいヴィジュアルのラーメンになっています。
ほうれん草と海苔とチャーシューのトッピングとなっていて、まさに家系スタイルです。
ずっと佐伯のクラシカルなラーメンを食べてきたので、ちょっと(だいぶ)新鮮です!
zoom up!!
スープもまた、茶濁色のスープになっていて、ちょい家系感もなくはない?!
でも、これは違いますね👆
このスープ、見ただけで、家系じゃないって分かります。ええ。
スープを一口飲んでみると、、、
「うおおおお!! 甘い! 甘くてスパイシーでとろとろ系の豚骨醤油スープだ!!」
って叫びたくなりました。
このラーメンにも、ちゃんと「胡麻」と「胡椒」が入っていて、佐伯ラーメンになっています。
スープはやっぱり家系スープではないんですけど、でも、これまで食べてきた佐伯ラーメンでもないんです。家系でもなければ、佐伯ラーメンでもない?!?!
いや、これはもしかしたら「家系テイスト」と「佐伯テイスト」を合わせてミックスした味?!
いやいや、それも違う、、、
このスープ、甘みが強くて、胡椒(と胡麻)の味もして、濃厚なスパイシースィート豚骨醤油スープになっていて…。これまでの「佐伯ラーメン」のイメージを覆しつつも、それでもなお「佐伯ラーメン」を感じさせるような味わいだったんです。(この甘旨さ(甘さ✖旨さ)が、「極旨モード」の特徴なのかな?!?!)
これは面白い、面白すぎます!!😂
佐伯ラーメンの特徴である胡麻と胡椒を加えた豚骨強めの濃厚醤油豚骨ラーメンで、そこに「他にない甘み」が入り込んでいるんですね。これはオリジナリティーあるなぁ~~。
濃厚さで言えば、朝ラーで食べた「お食事三男坊」のスープの方が濃厚だったかな?! こっちはまさに「バランス重視型」のこくまろ醤油豚骨スープでした。
麺はこんな感じです。
麺は自家製麺となっているみたいです😊(と、実際に作っている女性スタッフさんから聞きました)
もともとは佐伯の製麺所の麺を使っていたみたいですが、2024年に自家製麺に切り替えたんだとか?
佐伯は「ヤワヤワな柔らかい麺」が特徴なのですが、ここの麺は、むしろ滑らかでコシのあるモチモチっとした力強い麺になっていました。ここの麺、いいなぁ~~(n*´ω`*n)
これを千葉や東京で食べると、「普通に美味しい麺」になりそうですね。
でも、ここ、佐伯で、こういう麺を食べると、「おおお!(珍しい!)」ってなるのが面白いですよね。
チャーシューはこんな感じです。
佐伯のラーメンって、だいたいどこも、①薄くて、②2枚入っている、って気がします。
これもまたここの伝統というか、習わしなのかな?!?!
ここのチャーシューの特徴は、ずばり「かわいいチャーシュー」ですね。
豚バラのロールチャーシューなんですが、これがミニサイズでかわいいんです💓
あと、ほうれん草!
ほうれん草も結構いっぱい入っていて、嬉しくなりました。
家系ラーメンじゃなくても、ほうれん草トッピングは「あり」でしょう。
甘みのあるスパイシー濃厚醤油豚骨スープにほうれん草、すごくいいですね💓
こちらのお店の最大の武器というか、切り札は…
激辛からし高菜
です!!
かなり辛いのか、「少量からお試しください!!」と書いてあります。
カウンター席の端っこに置かれているので、ご注意を!
このからし高菜、セルフサービスで自分で小皿に盛ります。
そのままちょっと舐めてみましたが、、、
うん、これはまぁまぁ、わりと辛いですね(普通にビリビリ辛いです…)。
でも、まぁ、僕的には、「常識の範囲内」の辛さかな、、、
(辛さには個人差があるので、弱い人にはかなり辛いです!)
こんな感じで、スープに入れてみました。
うん、まぁ、そこそこシャープに辛いスープになりましたね。
でも、もともと甘みのあるスープなので、甘辛系のスープになった感じかな?!
僕的には、心地よい辛さでした!!
***
というわけで、、、
佐伯ラーメン巡りファイナルとなった「啜り処粋元」のレポでした。
うん、ここのラーメンを最後に食べられて、本当によかった!!
これで、もう僕は思い残すことはなくなりました。
1泊2日だけのラーメンツアーでしたが、もう本当に充実してて、感動があって、出会いがあって…。
佐伯のラーメンがどれも本当に素敵で尊くて素晴らしいってことだけは確かに感じました。
大崎さんや樹庵さんがこの地のラーメンに感動したのも、分かった気がします。
どのラーメンも本当に素敵で素晴らしくて、そして、それぞれ味もパーツもバラバラなのに、なんとなく「佐伯ラーメン」として全体的な統一感もしっかりあって、、、
本当に面白かったですね👆
水炊き鶏白湯なんてものもありましたよ!
二人前で4000円からとなっています。
いったいどんな水炊き鶏白湯が食べられるんだろう?!?!
入口には、植物もきれいに展示されていました。
ここは、空間的にも「癒し」がコンセプトになっているのかな?!
旅の疲れを癒してくださいねっていうメッセージが込められているようにも思いました。
自家製麺のオリジナルのラーメン、とくと味わいました!!
水炊き鶏白湯もまた、ここの名物になりそうですね\(^o^)/
場所はもうずばり「佐伯セントラルホテル」です!!
とても分かりやすい場所だと思います。
僕も佐伯初上陸でしたが、すぐに見つけられました\(^o^)/
ここはやっぱり「最先端型」なので、色々とまわった後、最後に食べるといいかなぁって思います。
老舗店、中堅店、そして、新鋭気鋭のニューカマー、、、
そのどれもが新鮮で、刺激的で、感動的でした\(^o^)/
佐伯ラーメン、本当に素敵でした!!!