僕の人生初となる、
ラーメンせい家
にやって来ました!
名前は聞いたことがあるけど、来たことのなかったお店です。
このせい家は、あの「なんつッ亭」を買収したことで知られる企業系家系ラーメン店。
かつての僕なら絶対に避けてた「企業系家系」のお店の有名店ですね。
僕も考えが変わり、吉村家直系に代表されるホンモノの家系ラーメン以外のこういう家系風ラーメンにも関心が出て来ちゃいました。きっかけは「町田商店」なんですけどね、、、。
せい家は、1998年創業とされていますが、お店のオープンは1999年~だそうです。
1999年というと、まさに「ラーメンブーム真っ只中」ですよね?!
くじら軒、中村屋、麺屋武蔵、青葉あたりが破竹の勢いでトップランナーに立った後あたり。
そんな頃から、「家系風」のチェーン店として、今に至るまで営業を続けているお店です。
店内で丁寧に炊いたスープというコンセプトは「山岡家」と一緒ですね。
メニューも色々ありますね。
基本的には「家系風」のラーメン類が色々と揃っています。
券売機です。
色々揃っていますね~~。
でも、今回は、人生初めての「せい家」ってことなので、
らーめん並(650円)
を頂こうと思います。
まずは、一番基本のラーメンからですよね?!
ジャジャーン!!
こちらが、せい家の一番基本となる、
ラーメン 並
です!
一杯650円にして、これだけ迫力あるラーメンを出してくるとは…
この今の時代に、650円でラーメン一杯食べられるって、それ自体驚きじゃないですか?!
しかも、こんなにも立派なヴィジュアル&トッピングのラーメンが!!
zoom up!
ラーメンだけを見ると、かなり本格的な「家系ラーメン」のように見えます。
スープを一口飲むと、、、
「うおおお、、、家系風の味わいで、家系そのものではないにしても、それなりに旨い!」
って思いました。
家系風というか、家系インスパ系というか、企業系家系というか、、、
そういう本流じゃない家系ラーメンのスープとしては「上出来だ!」って思いました。
言い方はあれですが、「バッタもん」のラーメンにしては、かなり「本格感」のあるスープになっていますよ。本家・本流の家系ラーメンがちょっときついな…っていう人には、ジャストフィットする味かも?!?!
それに、フリークやマニアさんを念頭に置かなければ、これくらいが「濃厚さの限度」かなって思います。「山岡家」にしても「町田商店」にしても、本家・本流ほど濃くもないし、しょっぱくもないし、油ギタギタでもないですからね。この「せい家」も、その延長線にあるっていうか、そういう系かなって。
一般人が好むのは、むしろこういう(本家・本流でない)亜流の家系風のラーメンスープなのかもしれません。あるいは、日々の日常生活における食事となると、650円でこれだけのクオリティーのラーメンの方が「需要」高めになるのかもしれないなって思います。昔は、家系ラーメンも600円~700円くらいで普通に食べられたんですけどね…。
かつては、家系ラーメンって、「安くてうまい」の代名詞だったんですよね。でも、時は流れ、家系ラーメンもまた、他のラーメン店のラーメンと同じくらいの値段にまで「跳ね上がりました」。
まぁ、商売なんで、「儲け」が最も大事になってくるので、致し方ない部分はあると思いますが、、、
でも、そう考えると、今のこの時代に「650円」で、これだけのラーメンを出しているってこと自体、「家系スピリット」は残っているのかもしれないな、、、とも。
今の(疲れ切ってる)僕には、ほんと「ジャストフィット」な家系風スープでした。
麺はこんな感じです。
酒井製麺の麺ではないと思いますが、それをイメージした麺にはなっていたかな?!
酒井製麺ではないかもしれないけど、「家系っぽい麺」にはちゃんとなっていました。
マニアやフリークでなければ、実際、それっぽければそれでいいんです。
650円で、家系っぽいラーメンが食べられるなら、それがBEST OF BESTなんです。
それに、ほうれん草もしっかりいっぱい入っていて、嬉しい限りです(n*´ω`*n)。
海苔だって、大きいのが3枚どーんっと入っていますしね。
うずらの卵だって入って、それだけ入ってて、たったの650円って…。
「せい家」が店舗拡大して、一大勢力になるのも「納得」であります。
卓上調味料も充実していました。
家系ラーメンの魅力の一つが、この卓上調味料ですからね。
650円のラーメン並でも、この調味料は自由に使えます。
青がっぱもしっかりありました!!
650円のラーメンに、青がっぱを乗せて、味の変化を楽しみます。
青がっぱも自由に食べられて、具もいっぱいの家系風のラーメンが650円…。
もう、ここまでくると、「奇跡のラーメン店」かも?!?!って思えてきます。
にんにくと生姜をたっぷり入れて、味変!!
にんにくもおろし生姜も、全部入れ放題です。
こういう豪快なサービス精神もまた、「吉村家スピリット」だったんだろうな。
「けちくせえこと、言うなよ。豪快にやろうぜ!」って、吉村さん、言いそうだもん。
この「けちくせえこと、言うなよ」っていう精神が、家系の根本思想だったかも?!
最後に、もっちり美味しいチャーシューを頂いて、完食!!!でした。
普通に美味しいもっちりチャーシューでしたね。
燻製の焼き豚ではないにしても、しっかりとしたチャーシューではありました。
うん、せい家のラーメン並、650円でこれだけのラーメンが食べられるなら「あり」でしょう!
***
というわけで、、、
人生初となる家系有名チェーン店「せい家」のレポをお届けいたしました。
650円でこれだけ立派なしっかりとしたラーメンが食べられるって、ホント凄いですよ。
町田商店のラーメンが一杯880円(2025年4月時点)なので、それより200円以上安いんです。
山岡家のラーメンでも、690円なんですよね。
そう考えると、破格のお値段ってことになりそうです。
それでいて、しっかりと「家系っぽさ」「豚骨鶏醤油っぽさ」も感じられます。
現在、都内を中心に20店舗ほどの店舗展開をしています。今後、もっともっと店舗拡大していくことと思われます。この先、どういう路線で突き進んでいくのか…。千葉と埼玉にはまだ1店舗ほどしかないんですね。
企業系家系風のメジャー店である「町田商店」や「山岡家」にどう立ち向かっていくのか?!
せい家の今後の展開がすごく楽しみです\(^o^)/
次は、是非「つけ麺」を頂きたいなぁって思います。
つけ麺も、一杯税込で750円ですよ、、、(恐るべし、、、)
また、自家製餃子定食も気になりますね~~。
次来た時には、「ネギめし」あるいは「豚メシ」も食べたいですね~。
替え玉も100円で食べられるみたいです\(^o^)/
このせい家では、お得?な定期券が大プッシュされていました。
定期券を使うと、ラーメン一杯税込で500円になるみたいです。
このエリアに暮らす人や、ここの常連さんには嬉しいサービスですね。
さすがは、「なんつッ亭」を買収した会社なだけはあります😊
インバウンド向けに「英語表記」「中国語表記」のメニュー表も出ていました。
中国語だと、ここのつけ麺は「海鮮豚骨拉面」になるんですね~。
この道をまっすぐ行くと、錦糸町駅に到着します。
安くて、そこそこ美味しい豚骨醤油ラーメンが食べたい人はこちらへ是非!
安さと卓上調味料の充実は、ホントせい家の最大の魅力だろうなって思います。
…
せい家もまた、「横浜豚骨醤油」のイメージのお店なんですよね、きっと。
環2家もまた、家系を代表するビッグネーム店ですね。
お水がいらない家系ラーメン?!?! これ、いいかも!!