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散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

椅子

2011-05-14 22:56:05 | 思考錯誤




椅子の写真は現在約130脚になった。



大震災、原発事故の只中、中国の出来事に心を砕くことについて。

ある日本人の方から、日本の原発が全面廃止になり、世界に堂々たる正義を見せられるようになったら、
中国の人権、民主化について語ることが許されるかもしれない、だから今は遠慮するという返事が届いた。
これはその方の言い方、やり方であって、基本的に立ち位置は変わらないのだろう。
多分時期というものもあるし、方法も異なる。それぞれに一番良い解決方法があるのだと思う。

事実、このような事は何の役にもたたないあがきなのかもしれない。あるいは野次馬根性的な安全な高みからのざわめきにも見えるかもしれない。
それでも、やはり小さなささやきであっても意見を述べてゆくこと、また人権にあり方について、
言論の自由について私達は常にチェックしてゆく必要があるのではないだろうか?と私は思っている。

今回日本の報道規制や体制側への厳しい意見を述べることで自由が束縛されてゆくことが見え隠れしている。
そういう意味でも おかしい と思ったことには 耳を貸したい。
何も出来なくとも 一緒に 考えたい。

最近ブログで、あるマハトマ・ガンジーの言葉を見かけた。
少しインターネット海を泳いで見ると沢山の人がこの言葉に注目していた。
多分今、多くの人々がぶつかっている現状に強く語りかける言葉なのだ。
それは
「あなたがする行動のほとんどが無意味であったとしても、それでもあなたはそれをしなくてはならない。それは、世界を変えるためにではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである」という言葉だ。


私達は世界を変えるために ごまめの歯軋り をしているわけではなく、これは小さな個の抵抗だ。
笑いたくなるほどに小さな抵抗。

何も出来ない不甲斐ない自分だから、こういう機会があれば考えを確認する。

自分の位置を確かめる為の指差し確認をするのだ。




関連記事として。。。。(LEさんのブログからのリンク)








この際もう一つ。