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散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

今日の庭報告

2008-01-28 09:40:48 | 植物、平行植物
一月二十七日日曜日




箱庭の土を替えなければといいながら2,3年たってしまった。
もちろん肥やしを足したり、新しい土をほんの少し混ぜ込んだりはしているが、多分足りないのかも知れない。それでも毎年沢山の白い粒をゆらゆらと躍らせる"マツユキソウ”は仲間を増やしながら期待どおりに現れる。
純白の雫が美しい。
この蕾を観るたびに私はアーモンドドラジェのすべすべと冷たい肌の砂糖衣を思い出す。
花が一回り小さくなった様子なので、今年こそは栄養たっぷりの土を入れるつもりだ。





待つ雪草の後ろには白花の菫の株が一叢立ち上がって、小さな蕾が根元に沢山見え隠れしている。 
ところが紫の菫の株が見えない。
匂い菫は好きでたびたび植えるのだが彼女は実に気まぐれだ。
いっぺんに5倍にも6倍にも増えて隙間を埋め尽くすかと思えば、翌年すっかり姿を見せないこともある。
何が気に入らなかったのかまったくわからない。
まあ、思い通りに行かない気質って言うのも気に入っているかもしれない。
其のたび驚いたり、悔しがったりするのも楽しい。

アケビの花芽もほぐれてきた。今年はもう一株買い足してアケビの実を手に入れたい。毎年山ほど花は咲くけれど、それでは足りないらしいのだ。どうやら多株必要らしい。
杏のまん丸の蕾はまだ硬いとはいえ、先端は紅を挿したように赤い。早く咲かないかなあ。
山茶花の蕾は色づきながらも長いこと気をもたせる。
土佐ミズキは今年は花付が悪いようだけれども、花芽は宝珠のような形に膨らんでいて、クリーム色の大きな雫が殺風景な枝の先にあしらわれているのが心楽しい。


 
 

 

2種類のヘレボレスが咲き始めた。
花の無い時期に咲くこの花はうなだれて葉陰にうずもれているので、時には見過ごしがちだが、覗き込めば品の良い姿に惚れ惚れとする。
花びらと見えるのは実はがく片であるそうだが、だからこそ長い間美しい姿で私達を楽しませてくれるわけだ。


昨日はちょっと顔を見せた太陽も今日はまた隠れて、一日中空は白灰色で固まっていた。もっとも作業場で仕事をしていたので空がどうだろうと関係ないってわけだが、それでも太陽が出ると一気にパワーが出る。ウルトラマンじゃなくとも太陽電池は有効だ。
今日はガラスの箱を4つ完成。
ガラスをきったり磨いたりしていると手や腕に極細かい見えないようなガラス片が刺さるのでちくちくとい痛痒い。

さて、友人から送ってもらったお茶を頂きながら、もう一仕事。。。。