散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

今日の一枚

2007-09-21 18:37:00 | 写真



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たまに歩きに出かけるところに、アイフェル地方がある。
一口にアイフェルといってしまうがかなり広い。色々それなりに面白い所があって結構楽しめる。ロマネスクの修道院(ここの林檎が美味しい。)だとか、小さな愛らしい滝、褶曲の地層や、化石の見つかる可能性大の石切り場だとか、大きな火山弾があったり(現在は某村の外れに移されてこぎれいな地面にちんまりと言う感じに腰を下ろしているのだが。。。)、季節によっては原生水仙やアイリスも見る事が出来るはずだ。(。。。筈なのだが、どうしてもその場所が見つからない。)
スペクタクルな活動は無いのだが、休火山があってブツブツブクブクとガスが湖の表面に昇ってくるが見えたりもするし、ローマの遺跡などもかすかに残っている所もある。
かつてケルンに街を立ち上げたローマ人は町の脇を流れるライン河から水を汲みあげるという安易なことはせず、水道を建設しわざわざアイフェルの山から水を引いた。その遺跡も残っている。
ローマ人は美味しい水を手に入れるという事に労を厭わなかったという事らしい。流石だね。

そのアイフェル地方の Monschau Kalterherberg と言う街から短いハイキングコース(8キロくらい)を見つけて歩いてみた。このあたりは以前通過したベルギーの村に似ているなあ、などと考えていたら途中表示が無くなって気が付けばベルギーの国境を越えていた。似ているはずだ。
あまり大した風景にあたらないコースではあるけれど、のどかで良いものだ。
黄葉の頃、又散歩に行けるといいなあ。