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散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

やっぱり美味しい

2006-04-24 08:14:03 | 飲食後記
その肌は艶やかなクリイム色である。
いかにもみずみずしい。
品の良いクリイム色の肌は内側から絹の光沢を放っている。
思わず獣のようになって、かぶりつきたくなるのだが、耐えて乱れる心をぐっと引き締め、時が来るのを待たねばいけない。

話はホワイトアスパラガスについて。去年も書いたけど毎年同じように感激する。

塩、砂糖、バターを落として大鍋にぐらぐらと湯を沸かし、皮を剥いたホワイトアスパラガスを15分ほど湯がく。
お供はスペインのハモン・セラノと、ほっこり甘みのあるジャガイモ。
今年初めてのホワイトアスパラガスを農家に買いに行った。
私の大好きなアスパラガスが出回る5月中旬に日本に行くので、今年は美味しい採れ立てを食べられないかもしれないなあと心配していた所だったのだけれど、そろそろアチコチのレストランに
”アスパラガスあります”
”季節到来!アスパラガス”
などという看板が立つようになって来たので早々農家を覗いてみた。
あるある。箱の中にキチンと積み上げられている。
実はまだ高い。
普段なら買わない値段だけれど、ここで食べておかねば悔いが残るとばかりに買い込み、アスパラガス尽くしの週末だった。
私はあっさり塩コショウ、刻んだハーブに溶かしバターと言う食べ方が一番好きだ。ソースには凝らない。
剥いた皮はアスパラガスを湯がき汁の中に入れて煮る。しばらくして皮を絞りながら取りだしクリームスープを作った。これも中々美味しい。
日本出発までにあと何回食べられるかなあ?