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ROKSANのつぶやき

独断と偏見に満ちた時遊人の日記

elmar65邸に伺いました。!その1

2012-08-26 23:17:14 | オ-ディオ
今日、elmar65さんの新しいオーディオルームに伺いました。

elmar65さんとは上様とMt.T2さんと4人で中津川の原邸にお伺いした時にご一緒させて頂きました。上様とは以前からかなり親密にお付き合いされていらっしゃるようで、会話を聞いていると阿吽の呼吸で掛け合っていらっしゃるのがはっきり判ります。中津川の時にオーディオルームを新しくされた事を伺っておりましたので、一度聞かせてくださいと無理なお願いをしておりました。

それが8月の初めに「とりあえず聞ける状態にはなりましたが、万全には程遠い状態で良ければキソ・アコースティックのHB-1ハワイアン・コアのマルチとウエスタンの聴き比べでもしませんか?」と言う様なお誘いを頂きました。当然ながら二つ返事で参加させて頂く事となったのですが、決まってからの長かったことといたら気が遠くなるほどでした。それほどに楽しみにしておりました。

HB-1のマルチは原邸で経験させていただいてそのすばらしさを身をもって体験しておりましたが、HB-1でもハワイアン・コアのマルチとなるとそう簡単には聞ける環境にはありません。実はこのマルチのリア2本は上様が自宅から持ち込まれたものです。現状にソースに対してリアの割合から考えて、本当にハワイアン・コアまで必要なのかという疑問がelmar65さんにあったようでその為の実験でもありました。

言い忘れましたが今回のオフ会は中津川組4人ともうひとりオルフェのサンバさんが出席されました。先日上様に奇襲されて見も心もぼろぼろ状態にされた後、静のケーブルで地獄から抜けさせてもらえたようで、ほとんど静ケーブルに気持ちはもっていかれているようです。その時にきょうのオフ会に誘われたようです。訳のわからないオフ会と思われたかの知れませんがこんな機会は二度と無いかも知れませんのでオルフェのサンバにとっても良い経験になたに違いありません。

前置きが長くなりましたが本題に入りたいと思います。しかしながらあまりにも内容が濃かったのでどこまで拙い文章で表現できるか非常に不安ですが、いつものように詳しいことはMt.T2さんのブログにお任せするとして小生は大まかな表現に徹することにします。また、Mt.T2さんに叱られそうですが・・・。



まず最初にシステムの構成ですが、ウエスタンのことは詳しくありませんのでほとんど判りませんのでお許しください。ドライバーが555だということぐらいしかわかりませんでした。それにご本人の評価で「30点も出来ていない」と仰る理由をあとで聴かされるのですがとにかく出てきた音の浸透力は半端ではありません。


わたしが判り易い様に[HALIIE LOREN heart first]を聴かせて頂きましたがその音の浸透力と濃さ、力強さはとても到達できるようなレベルの音でないことは、一聴して理解できました。最初から聴かせて頂く事に徹しようと思って伺いましたのですが、あまりの拙宅との違いでしばし呆然となりました。「どうしてこれで30点の採点なのか?」というわたしの疑問をelmer65さんが察したのか理由を話して頂きました。

この音はウエスタンとHB-1との合成というかパラレル駆動の音だということです。ウエスタンだけでは現状これほど浸透力のある音にはなっていないとのことです。確かにHB-1をはずした状態でもう一度聴かせて頂きましたが、少しさっぱりと薄味になったようです。Mt.T2さんはこちらの方が好きだ(ウエスタンだけ)と仰っておりましたが、私は最初にこんな濃い音を聴かされましたのでもうどうしようもありません。その後どんな状態になったかは容易に察し頂けると思っております。

その後はelmar65さんが機器に懸ける思いを十分に聞かせて頂きました。それにこのような形で人に聞かせることも無かったようですし、オーディオ自体自分の為に追い込んでゆくものですから他人に聞かせるものではありませんからね。そのelmar65さんの思いは拙文にするには余りにも重いのでこの場では割愛させて頂きます。ひとつだけ重要なことを書かせて頂くとHB-1とウエスタンは絶妙に融合しあい決してお互いの邪魔をしないと言うことです。ウエスタンの状態を苦労して調整して、手間隙懸けて莫大な時間と費用をかけるのあればHB-1は非常に簡単にウエスタンのエッセンスを再現できるということです。





このウエスタンを鳴らすアンプを観ただけでもどれだけの物量を投入しないといけないのか理解できると思います。通常のドライブアンプだけではなく、ドライバ-が励磁式ですからこれを鳴らす電源が必要になります。この電減が変わることで出てくる音に違いがでるので、これだけを聞いていてもどれほど気の遠くなる調整箇所があることが判ります。

・・・・と、ここまで書いてまだまだ半分も書けてない事に気付きました。

次回はこのつづきを何回かに分けて綴っていこうと思いますので気長にお付き合いください。