goo blog サービス終了のお知らせ 

ポチの女房

専業主婦のつぶやき

カーネーション 第117回

2012-02-21 22:26:28 | カーネーション
人は年をとっていき、自分がやってきた仕事を退くとき、そして譲るときというのを、どうやって決めていくものなのか。そんなことを強く思った回です。糸子は51歳ですが、善作が糸子に譲った年を過ぎました。優子は、組合長が太鼓判を押してくれるぐらい立派な後継者に育っています。

昭和38年。イブサンローランはジャンパールック。ディオールはサファリルック。クレージュはパンタロンルックを発表。日本でもオーダーメイドと既製服の割合が、3:7。
昭和39年(1964)8月。
糸子は、月に一回優子と直子が送ってくれるデザイン画を聡子以上に楽しみにしています。そのときに流れる音楽が小気味良いです。
女らしくてやわらかい優子の線。強くて勢いのすごい直子の線。二人の熱が伝わり、糸子にもモードのおもしろさがわかってきます。モードは大工方。
聡子は、洋裁学校をやめて店を手伝います。糸子からも優子からも基礎はできたと言われますが。優子には「あんたの色を自分で見つけていかなならん。」とアドバイスされます。
聡子にとって初めてのお客さん、鳥山。一癖も二癖もありそうです。

《今回のオモロー》
鳥山は直子のことは面がきにくわないらしいです。「あの子は店におかんといて。うちこんようになるで。」それをうけて「ほな、おいちゃったらええやん。」と優子。「魔除け代わりにな。」と昌子。

聡子がデザイン画を糸子ではなく優子にみてもらうようになり。
(潮時、近いうちに今やなちゃうときがくるんやろ。間髪いれず潔う決めちゃろ。お父ちゃんみたいに。)

おもしろかったです

2012-02-21 15:52:28 | 映画
映画『麒麟の翼』を見に行きました。
東野圭吾作品ですから、よく原作を読んでから映画を見に行くことが多いのですが、今回は原作を全く読まずに映画を見ました。それで、映画をより楽しめたように思います。
新参者シリーズは、テレビドラマで見て、面白いなあと思っていました。続きのような部分もありますが、全然見てなくても新しい話として見ることができます。
ネタバレを含む感想を書きます。

際立っていたのは、加賀恭一郎役の阿部寛さん。人間味ある刑事で、好感がもてます。松宮とのコンビも健在。
この映画では、殺人事件の推理のおもしろさよりも、親子愛を痛切に感じました。親の愛は深いです。特に父親と息子の関係は、素直に愛情表現できない場合が多いのではないでしょうか。
犯人推理は、あたりませんでした。青柳の息子が怪しいとは思いましたが、その友人という発想はなかったです。工場長の小竹もと思いましたが、それでは話が単純すぎるなあと思ったり。
日本橋に「麒麟の翼」の像があること、知りませんでした。近くに行く機会があったら見に行きたいです。
容疑者とその恋人役の三浦貴大さんと新垣結衣さんも、良い感じでした。
そういえば、阿部さんと新垣さんは、ドラマ『ドラゴン桜』以来の共演らしいです。
映画って良いなあと思いました。映画は、是非映画館で見たいです