警察騒ぎの中、直子から一生に一回の大事な伝言。感動しました。
「ちっこい頃から、いつも姉ちゃんが走っちゃあた。ほんでうちも走ってこれた。その姉ちゃんに、今さら岸和田から見守られてもな、迷惑や。とっととまたうちを追い越して前走ってくれんと困る。」こうやって姉妹は切磋琢磨していくのでしょう。
北村の詐欺は、組合長によると偽物の「デオール」のタグをつけて売ったこと。そのタグはちゃちだったようです。初犯なので、重い罪にはならないらしいとのことです。
優子と聡子が爆竹。警察がきて気がふさいでいたので聡子の案で爆竹。発想が桁外れな気がします。
優子が「うち心いれかえたよって、明日からまたお客さんの前に立たせてください。」と決意を語ります。
《今回のオモロー》
こういうときにニカッと笑うて、偉いお母ちゃん嬉しいで、ちゅうようなことをよう言わんのは、血筋やろか、血筋やな。と糸子のつぶやきと、「ちゃう。」という善作の声。
昭和34年(1959)10月。
源太が装麗賞受賞。喜ぶ直子。源太のモデルは高田賢三さんですね。
オハラ洋装店本日休業。優子の結婚式らしいです。展開のはやさにびっくり。
直子の格好は、優子から言わせると「オウムみたいな妹。」「あかんやろか。」と千代。「うちは大分見慣れてきたけどな。」と糸子。
結局、着物に着替えさせられます。
北村がオハラ洋装店に。結婚式に招待されたけれど自分がでたら迷惑だと言いますが。優子に「おっちゃんが式にでんかったら嫌や。」と言われ、二人で抱き合います。
「おいほんまに行ってええんけ。」「うちに聞くな、ぼけ。」と糸子。「いこいこ。」と直子と聡子に引っ張られていく北村。
「茶番、茶番。」