金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

北アルプスの絶景を堪能、燕岳の春

2013年04月29日 | 

4月28日(日曜日)快晴。昨日中房温泉に泊まった室町山の会9名は午前7時50分に温泉を出発して燕岳に向かった。登山口の標高は1,455m、燕岳頂上は2,763m。累積標高差は1,400mになる登り応えのあるコースだ。俗にいうアルプス三大急登の一つだ。

標高1,670mの第一ベンチ手前から残雪がでてきた。9時8分 第二ベンチ到着。写真は第二ベンチの上の様子。

Kassenone

11時25分合戦小屋到着。記録は淡々としたものだが、結構疲れた。合戦小屋でランチ。Y氏恒例のおでんが出てきた。

Oden

合戦小屋の前では大勢の人が休憩していた。お山は快晴。最高の登山日和だ。

12時00分 合戦小屋出発。12時23分合戦の頭通過。燕山荘が見えてくるが最後の登りは急だった。

13時27分燕山荘到着。チェックインを後回しにして燕岳頂上に向かった。360度山又山が見えるが一番印象的なのは北鎌尾根から盛り上がる槍ヶ岳である。

Yari2

槍ヶ岳の左手は穂高岳だ。

Yariho

14時11分燕岳頂上。ここからは剣岳や鹿島槍ヶ岳が目を引いた。

Turugi

Kashima

北アルプスの絶景に名残を惜しみつつ、その日の泊りの燕山荘に戻った。

Tubakurodown

燕岳を振り返った。大きな山ではないがユニークな山である。そして写真になる山だ。

Tubakuro

私にはそんな才能はないが、岩や雪の造形美を撮る人が撮れば良い写真ができそうだ。

Snow

小屋の前はテントの花盛りだ。

Tent

15時過ぎチェックイン。ワインや梅酒を飲みながら午後7時という山小屋にしては遅い夕食を待った。6時23分水晶岳方面(とおもう)に沈む夕日を見た。

Evening

それは一日の疲れを癒して余りある感動の一時だった。

9月29日(月曜日)曇り時々晴のち快晴

燕山荘の気温はマイナス3度程度。6時45分に朝食を食べて7時40分下山開始。槍ヶ岳は雲の中だ。下りの足取りは軽く20分で合戦の頭を通過。頭の下の急斜面で新しくピッケルを買った人のために簡単な滑落停止訓練を行った。燕山荘では2泊3日で滑落停止訓練を行なっているという話。良い試みだと思う。ただし滑落停止が有効に機能するケースは限られている。まずはスリップしない、転倒しないことだ。この 合戦小屋でコーヒーを飲んで時間を潰したが、下りは早く9時50分には第一ベンチまで戻った。

Daiichikerun

ここでアイゼンを外して雪道とお別れをする。10時16分中房温泉到着。いつの間にか雲はなくなり谷の上には真っ青な空が広がっていた。

天気最高、眺望最高の燕岳登山は計画通り無事終了した。

コメント
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