ヒマジンの試行錯誤

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俳句サークル(’22.03)

2022年03月19日 10時01分44秒 | 俳句
2022年3月の俳句会は、3月18日(金)に行われた。
なお、わたしの3月の宿題5句は次の通り。

(原句) 啓蟄や鳶は静かに空を舞う

(コメント) 上五「啓蟄や」は地上の出来事である。中七・下五の「鳶は静かに空を舞う」は空のことであり、
       目線が動く。ここでは目線を動かさない季語がよい。例えば「暖かや」など・・・

(添削例) 暖かや鳶は静かに空を舞う

     
(原句) 温泉宿のロビーにでんと雛人形

(コメント) 中七「・・・・にでんと」は、よくない。例えば「・・・・占領」とする。

(添削例) 温泉宿のロビー占領雛人形


(原句) 雪消えしこならの森に福寿草

(コメント) 「雪消えし」と「福寿草」は季ダブり。特に「福寿草」は新年の季語。

(添削例) ペンディング


(原句) 草青む片減りしたるスニーカー

(コメント) そのままでよい。

(添削例) そのまま


(原句) いぬふぐり歯医者の予約忘れをり

(コメント) 季語「いぬふぐり」はあまり適当ではない。例えば「竜天に」又は「蝶生れ」又は「梅咲いて」など・・・
       ここは「梅咲いて」がよい。

(添削例) 梅咲いて歯医者の予約忘れをり


以上
コメント (2)
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