ヒマジンの試行錯誤

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「俳句のつくり方が面白いほどわかる本」を読んで!

2007年05月17日 09時25分06秒 | 

「俳句のつくり方が面白いほどわかる本」  金子兜太著  (中経の文庫)  定価:495円



【この本を読んだ理由】
退職後、俳句には若干興味を持っている。
というのは、俳句は、ほとんど元手が掛からない趣味であり、ボケ防止にもよいのではという軽い気持ちからである。
そんな折、たまたまNHK・BS2で放送している“俳句王国”に出演していた金子兜太(憎めない顔をしたおじいちゃんという感じで、俳句の講評がとても面白い人)の本を偶然新聞広告で見つけた。
本屋で何回かこの本を探したけど見つからず、ネットで探したら見つかった。
他の本と一緒にこの本を注文し、この程手に入ったので、さっそく読むことにした。



【読後感】
この本は、俳句の入門書として、「俳句ってなんだろう?」から始まって、インターネットのサイトの紹介まで、分かり易く優しく纏めてある。
ただ、わたしはこの本を読んで、
例題で紹介されている俳句の中で幾つかの句は、直ぐには理解できなく、自分の感性の貧困さ、想像力、連想力の欠如、漢字や言葉の読解力の無さを思い知らされた。
また、5・7・5の定型を外れた句に出会うと、俳句というものが理解できなくなり、悩んでしまった。
この本のタイトルにあるような気分には到底なれなかった。
著者が帯で「俳句は“生きがい”につながります!」と言っているが、その境地に至るには相当の根気と努力が必要であろうなあと思った。
コメント (2)
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