追憶の彼方。

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破茶滅茶総理(2))…「桜を見る会、検事総長人事、」

2020年03月01日 | 国際政治
破茶滅茶総理(2))…「桜を見る会、検事総長人事、」

先ず第一弾は新宿御苑での「桜を見る会」、今年の場合、地元の山口県下関市の「安倍晋三後援会」の会員らが前日に飛行機で東京入りし、ホテル・ニューオータニの大広間を借り切って「安倍晋三 桜を見る会 懇親会」という前夜祭を行ない、破茶滅茶夫妻が支援者らをおもてなしをした。その人数、なんと850人、翌朝、ホテル・ニューオータニから大型観光バス17台を連ねて新宿御苑へ向かい、新宿御苑が開門する1時間前に「首相案件」ということで特別に開門させ、他の招待客が入苑できない間に、支援者らが個々に桜の下で破茶滅茶夫妻との記念写真を撮ったのです。その後、他の招待客が続々と到着し、新宿御苑では1万8,000人を超える大宴会が始まった。樽酒を始め本来苑内に持ち込み禁止のアルコール類がすべて無料で振舞われ、オードブルや高級スイーツなども並び、帰りには記念の升などがお土産に配られた。実際に参加した後援会員のブログには「去年は土産を10個だったが、今年は3個しか貰えなかった」などと書かれている。更に御一行様の夜の部は、一般人立ち入り禁止が原則の公的な場所・公邸に自分の支援者を招いて、写真撮影のサービスを行い、しかも公邸動静の記述から、支援者が公邸を出たのは写真撮影から2時間後20時30分頃、時間帯を考えれば、夕食が振る舞われた事先ず間違いない。費用は支出が一切公表されない官房機密費、正に公金横領であろう。

「エエジャナイカ! エエジャナイカ! タダで宴会エエジャナイカ!」…… 山口県から大挙押し寄せた欲の皮を突っ張らせたハチャメチャ応援団一行の浮かれた声が響き渡る、その醜悪さと裏腹の美しい御苑の桜を汚す4月恒例の行事である。地元後援会の会員らを招待し、お酒や料理を振舞い、お土産まで持たせて接待したのだから、完全に「政治資金規正法違反、公職選挙法違反、公金横領」である。この時の破茶滅茶の挨拶は「今回の桜を見る会(略)、……(公明党)山口さんや皆さんと共に政権を奪還してから、7回目の桜を見る会となりました…」何と、こういう挨拶をすることは、自分達破茶滅茶政権の為の桜の会だという事を誇示しており上記犯罪を裏付ける証拠である。
やりたい放題、したい放題、倫理観の欠片もない破茶滅茶連中、この桜を見る会の招待者数は毎年増え続け、予算は当初の3倍の5,000万円を超える規模になっていた。増加した招待客の多くが、破茶滅茶本人始め、自民・公明の破茶滅茶政権議員の地元の後援会員。その他には狂人の如き奇声を発する女装タレントや意味不明の一発芸売り物の吉本タレント、これを真似て相好を崩す破茶滅茶総理夫婦、中にはこの夫婦が招いたとしか考えられない詐欺師や反社勢力と思しき人物、勲章狙いの有名タレント、更にはケント・ギルバート、竹田恒泰、上念司等々破茶滅茶取巻きの茶坊主・職業似非右翼達、バカ面連ねてエエジャナイカ!…何と新宿御苑は破茶滅茶人間で溢れ返った。
小生の目には破茶滅茶総理夫婦を先頭に、「タダで宴会エエジャナイカ!勲章貰えてエエジャナイカ!」の掛け声よろしく煮えたぎる油地獄の釜の中に次々と踊り狂って消えてゆく破茶滅茶の群れ、子供の頃、何処かのお寺で見た地獄絵図を見る思いで心底寒気が消えない。

兎に角、反社勢力や詐欺師を招待し彼等がその招待状や破茶滅茶達との記念写真を詐欺道具として使った為、誰が招待状を出したか明らかになれば、被害者から巨額の損害賠償を請求される恐れがあり、道義的責任も極めて重く一巻の終わりとなる。その為招待者名簿は野党から問い合わせのあった翌日に公文書管理規定に従って捨てた、電子記録も消したので復元出来ない等と次から次へと子供だましの嘘八百を並べ立て頑強に抵抗を続けているのである。この余りにも必死の抵抗の様子が逆に破茶滅茶達の犯罪行為が黒であることを如実に証明している。
公文書管理法には「国及び独立行政法人等の諸活動を現在及び将来の国民に説明する責務が全うされるようにすることを目的とする。」
と明白に謳われており、行政は国民に行政活動の「説明責任」を果たす為に「文書による記録」や「数字のデータ」が不可欠であり、要求があれば何時でもそれを提示する義務を負っていることになる。破茶滅茶得意の口先三寸の説明など説明では無いのである。従って記録やデータの破棄は完全な犯罪行為であり、破茶滅茶ご一行は行政責任を放棄した反社勢力と言うことになる。
もう一つの問題は「ANA及びニュー大谷」二つのホテルでの桜を見る会前夜祭の費用の問題である。破茶滅茶後援会が主催した前夜祭一人5千円の会費を徴収して行われたが、両ホテルともこの種パーテイは最低でも1万1千円、それ以下では引き受けられないと言っている。
その差額は何処から出たのか、もし破茶滅茶が主張するようにホテルが5千円で引き受けて居たらホテルの後援会=政治家への寄付行為に当たる。
破茶滅茶はこの夕食会は850人個人とホテルの個々の契約で後援会はお膳立てをしただけ、破茶滅茶夫婦も顔を出し挨拶しただけ、一切無関係とこちらも子供だましの嘘を重ねている。
見かねた「税金私物化を許さない市民の会」が2019年11月20日、破茶滅茶を公職選挙法と政治資金規正法違反で告発状を提出した。市民の会は18日の会見の場で、告発の内容は破茶滅茶が後援会などから約850人を「桜を見る会」に招待し、食事や酒を無料提供したことは、公選法上の買収に当たるとし、又前日に都内のホテルで行われた夕食会の会費5000円以外の差額を安倍事務所が負担したとすれば、公選法上の寄付に当たると指摘している。
更に本年1月14日上脇博之さんら憲法専攻者を中心とする研究者13名が「桜を見る会」疑惑をめぐり、破茶滅茶が自分達のために同会の招待者数を増やし、国に総計1億5千万円以上の損害を与えたとして「背任の疑い」で東京地検に告発状を提出した。その説明会見で【桜疑惑は多くの犯罪成立の可能性に満ちている。公職選挙法・政治資金規正法・公用文書毀棄等々。もしかしたら、贈収賄までも。森友疑惑の既視感がある。 しかし、多くの場合、破茶滅茶本人の罪責にまで行き着くのは一苦労である。 背任罪なら、破茶滅茶の責任が明らかだ。何しろ、「桜を見る会」の主催者であり、内閣府の長として予算執行の責任者でもある。その立場にある者が、国民に対する信頼を裏切って、行政を私物化し、国費を私的な利益に流用して国に損害を与えているのだ。】と述べられている
愈々被告訴人だが、突っ込み処満載のこの事件、他のメンバーも告発の準備を進めているとの話も出てきており、一体過去にそのような総理・総裁がいたのだろうか、日本は破茶滅茶により末期的症状を呈している。
次に検事総長問題であるが破茶滅茶は「検察が告訴状を受理すれば真実は一挙に明白になる、従ってこれを阻止するのに必死」であると考えれば、全て説明がつく。
黒川と言う東京高検検事長60歳定年の直前に半年だけの定年延長し、半年後慣例として1年前倒しで退任時期を迎える稲田伸夫・検事総長の後釜に据えようという魂胆なのである。検察庁法の規定を無視しての定年延長、ゴーンに虚仮にされた破茶滅茶森法相は「重大かつ複雑、困難な事件の捜査、公判に対応するため黒川氏の経験が不可欠」と述べたが、全く意味不明、凡そ理由の説明になっていないし、そもそも立法府が決めたことを行政府が法改正もせず、口頭決済で解釈を変更するのは3権分立を無視する憲法違反も甚だしい。 法相の理由説明を深読みすれば、破茶滅茶を不起訴処分にし救うためには過去の実績に照らし自民党番犬の黒川しかいないと読める。三権分立を破壊し独裁体制を築こうとする破茶滅茶政権の目論見である。
破茶滅茶は自分は立法府の長だと言って中学生から失笑を買ったが,未だにそう信じ込んでいる証拠である。
破茶滅茶法務大臣も特別法である検察庁法を無視し国家公務員法を適用したと言っているが法令適用順序のイロハを無視したこの発言は例えば「会社について会社法の規定を無視し全て民法(社団)を適用する」と言うに等しい。法務大臣失格である。
定年を延長してもらい次期検事総長と目される黒川なる人物は小沢冤罪事件を画策したと言われており、麻生政権時代から検察と政治の間を小器用に立ち回ってきたと伝えられている。後援会観劇ツアーで有権者を買収した小渕優子・元経産大臣、URへの口利きで現金を受け取った甘利明・元経済再生担当大臣。明白な証拠がそろっているこの二人の事件を潰したのは、当時の黒川法務省官房長だったといわれる。昨年7月札幌で破茶滅茶が選挙応援演説中にヤジを飛ばした男性が私服の警察官に取り押さえられ排除された有名な事件、その男性が特別公務員職権乱用罪等でその警察官を刑事告訴したが札幌地検はこの排除行為を「正当な職務行為」として不起訴処分とした。
大音響で軍歌を流し拡声器の威嚇で野党の選挙演説やデモ隊を妨害する団体は放置したままの警察,地検。
破茶滅茶政権に忖度し、栄達を望む醜い官僚達、日本のモラル崩壊は取り返しのつかないところまで来ている。
民主主義最後の砦を守るため稲田伸夫検事総長は、後一年65歳の検事総長正規定年まで在職し続ける選択肢を考慮すべきと思う。
 明らかに制度を捻じ曲げた、おかしな「東京高検検事長定年延長の閣議決定」に対抗するには、根拠不明の「慣例」を無視することが法治国家を守る事になる。

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