日本政府は2020年までに観光立国として訪日外国人年間4,000万人の目標を掲げて居り、五輪開催やその後を見据え、羽田の機能強化は不可欠として、国土交通省が羽田空港の国際線の発着枠を拡大し、都心上空を通る飛行ルートの新設を計画している。
羽田空港の東京湾利用の「海側から着陸し、海に向かって離陸する」と言う基本方針を捨て去り、都心の市街地上空を低空で飛行することを認めると言う事らしい。
航空機の通過は高度900m対象地域が《練馬区、中野区、新宿区、渋谷区、和光市、朝霞市、志木市》 450m通過対象地域が《目黒区、港区、品川区》となっており、
東京スカイツリー634m 、東京タワー333m 東京都庁243m と考え合わせると当に狂気の沙汰以外の何ものでもない。
先ずは騒音。WHO(世界保健機関)は騒音公害を大気汚染の次に深刻な環境汚染であると位置付けている。
予想される音の大きさ(瞬間最大値)
※着陸時
高度900m 新宿・中野・埼玉県南部付近 約63~70デシベル
高度600m 麻布・恵比寿・渋谷付近 約68~74デシベル
高度300m 大井埠頭・大井町付近 約76~80デシベル
※離陸時
高度670m~885m 川崎市川崎区・千鳥町・水江町付近 約71~80デシベル
騒音の比較;60デシベル:静かな乗用車・普通の会話
70デシベル:騒々しい街頭・掃除機・電車のベル
80デシベル:地下鉄の車内(窓を開けた状態)
この様な騒音を絶えず聞かされると精神状態に異常をきたし、犯罪や事故を誘発する恐れがあるし、更には難聴や不眠症、最近では心臓病、糖尿病の引き金になると言う研究結果もある。
過密都市上空での航空機事故や、落下物の影響 の大きさは計り知れない。
よく航空機は自動車等と異なり事故は少ないと言われるが所詮は機械、エンジントラブル等による墜落事故は避けられないし、その2次災害の影響は想像を絶する。
航空機部品や氷塊の落下も深刻な問題である。住宅や人間に直撃した場合一体だれが責任を取るのか。航空機の特定が出来なければ損害賠償も請求できないし、そもそも利益最優先の格安航空会社等に機体整備の徹底を叫んでも馬の耳に念仏であろう。
氷塊も不可避で人命にも影響する。スカイツリーでは通行禁止区域を設けているほどである。
ガソリンによる排気ガスも例え悪臭を感じなくとも長期に亙って吸い込めば喘息や肺がんに繋がる危険性も無視できない。
国交省や厚労省は事故や健康面から真剣に検討しているとはとても思えない。
市街地を低空で飛び危険空港として世界的に有名になっていた香港の啓徳空港も新国際空港に切り替わった。
市街地上空を低空で飛ぶような国際空港など世界のどこにもない。
日本には成田と言う立派な国際空港があり羽田との間を高速鉄道で結べば危険な空路をつくらなくても極めて便利なハブ空港となるのではないだろうか。
羽田空港の東京湾利用の「海側から着陸し、海に向かって離陸する」と言う基本方針を捨て去り、都心の市街地上空を低空で飛行することを認めると言う事らしい。
航空機の通過は高度900m対象地域が《練馬区、中野区、新宿区、渋谷区、和光市、朝霞市、志木市》 450m通過対象地域が《目黒区、港区、品川区》となっており、
東京スカイツリー634m 、東京タワー333m 東京都庁243m と考え合わせると当に狂気の沙汰以外の何ものでもない。
先ずは騒音。WHO(世界保健機関)は騒音公害を大気汚染の次に深刻な環境汚染であると位置付けている。
予想される音の大きさ(瞬間最大値)
※着陸時
高度900m 新宿・中野・埼玉県南部付近 約63~70デシベル
高度600m 麻布・恵比寿・渋谷付近 約68~74デシベル
高度300m 大井埠頭・大井町付近 約76~80デシベル
※離陸時
高度670m~885m 川崎市川崎区・千鳥町・水江町付近 約71~80デシベル
騒音の比較;60デシベル:静かな乗用車・普通の会話
70デシベル:騒々しい街頭・掃除機・電車のベル
80デシベル:地下鉄の車内(窓を開けた状態)
この様な騒音を絶えず聞かされると精神状態に異常をきたし、犯罪や事故を誘発する恐れがあるし、更には難聴や不眠症、最近では心臓病、糖尿病の引き金になると言う研究結果もある。
過密都市上空での航空機事故や、落下物の影響 の大きさは計り知れない。
よく航空機は自動車等と異なり事故は少ないと言われるが所詮は機械、エンジントラブル等による墜落事故は避けられないし、その2次災害の影響は想像を絶する。
航空機部品や氷塊の落下も深刻な問題である。住宅や人間に直撃した場合一体だれが責任を取るのか。航空機の特定が出来なければ損害賠償も請求できないし、そもそも利益最優先の格安航空会社等に機体整備の徹底を叫んでも馬の耳に念仏であろう。
氷塊も不可避で人命にも影響する。スカイツリーでは通行禁止区域を設けているほどである。
ガソリンによる排気ガスも例え悪臭を感じなくとも長期に亙って吸い込めば喘息や肺がんに繋がる危険性も無視できない。
国交省や厚労省は事故や健康面から真剣に検討しているとはとても思えない。
市街地を低空で飛び危険空港として世界的に有名になっていた香港の啓徳空港も新国際空港に切り替わった。
市街地上空を低空で飛ぶような国際空港など世界のどこにもない。
日本には成田と言う立派な国際空港があり羽田との間を高速鉄道で結べば危険な空路をつくらなくても極めて便利なハブ空港となるのではないだろうか。