レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

本編再リメイク「生米と露店風呂」

2009-03-26 17:59:03 | 小説
本編再リメイク「生米と露店風呂」

 そのとき、エイタが
 「ちょっと聞いてください」と
 大声を出す。
 エイタはいつきの携帯から
生米の携帯と実家の電話番号を調べて
生米の携帯と実家へ電話していたのだ。
 「生米は無事みたいですよ。
携帯にはつながりませんでしたが、
実家にはつながりまして。
生米くんのお母様から聞きました。
なんか昨日、野郎を捜して放浪すると言って
すぐ電話を切ってしまったみたいですよ」と
笑いながら管理室の入り口から大声で伝える。

 「あー疲れた。おバカばかりね。」
 ヒトミはそうため息をつくと、
 「永久さん、戻ってきたばかりで悪いけど
露天風呂案内してくれる。
ゆっくり湯に浸かって疲れをとりたいの。
アユメさん、チウメさん、アスカさん、
みなさんもどう」と
 女性陣に声をかける。
 「私はいえ」
 「私も」
 「私も」
 「私も」と
ヒトミを除く女性陣は
とてもそんな気分になれないので、
右手をふって、断る。
 「ヒラメ、カレイ、
あーたたちはつき合いなさいね、
私の着替とかとあーたたちの着替とか
必要なものを用意して、
すぐ、露天風呂までいらっしゃい。
私は永久さんに先に案内してもらいますから」
 ヒトミは二人にウムも言わせず、命令する。
 「さあ、早く、私、疲れてるのよ」
ヒトミはヒラメにはあごで2階を指し、
永久の手をひぱった。
 永久は実は内心非常に不安だったが、
 「では、ご案内します。
一応、バスタオル、小タオル、
バスローブ、シャンプー等の備え付けはありますが、
その辺はご自由にお使いください。
ちなみに、シャンプー類は
皆様ご存じのブルベリ制の小瓶をご用意しております。
ヒラメさん入り口はあそこです。
お母様をご案内したら、
私は入り口の前で待機してます。
中からは鍵がかかりますから、
ヒラメさんたちが中に入りましたら、
鍵を忘れずにお閉めください」といって、
ヒトミを露天風呂に案内する。
(続く) 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。