レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

第?弾「さあ、変態パーティだ2」

2009-03-22 19:54:17 | 小説
第?弾「さあ、変態パーティだ2」

 パーティ会場の立食用の食材を
並べたテーブルの側には
相変わらず臭いあおむが配置された。
もとえの計算どおり、
ほとんどの出席者は口にせず、
寄付金を差し出し、
大玉教授に挨拶しただけで帰っていった。

 大玉教授には
ソウセキとソラと龍之介が
ぴったり張り付かされていたので、
大玉教授は昔話に夢中で帰ることはなかった。
 直哉だけは要領よく、屋敷の中に入り込み、
この後恐ろしいことが起こるとも知らず、
屋敷のキッチンにある食べ物と飲み物を
好き放題飲み食いしていた。 
 夕方に近づき招待客も途絶えたところで、
もとえは受付のアリハたちに受付を締め切ることを命じると、
大玉教授に挨拶に行った。
 大玉教授は
まだまだ昔話をしていたいようであったが、
もとえがしつこく
「本日はありがとうございます」と言って、
金の入った封筒を渡したので
しょうがなく帰ろうとした。
 そこへ、腹一杯の直哉が現れたので、
大玉教授の顔色が変わった。
(続く)
 


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