レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

「そして3人しかいなくなった?」936

2016-01-04 06:10:26 | 小説

「そして3人しかいなくなった?」936


 「玉様、危険ですよ」
 みつるがそんな白猫を見て思わず声を出すと、
 白猫は、
 「ジョリーさん、
 私の頭上を攻撃しつづけてください。
 空振りでも気にせずに!」
とだけ言って、
 目覚めたばかりなのに回転しているポンの上でジョリーのそばまで移動した後は、
ぐらつくことなく立ったままでいた。
 「わかりました」
 おそらく、ポンも白猫の考えに賛成したのか、
 ジョリーはそれだけ言うと、
 白猫の頭上めがけて、
もの凄いスピードで、右手の拳と左手
を交互に突き出し始めたのだった。

(続く)



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