レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

本編リメイク「ミカエルの正体と拠点」

2011-06-16 23:43:14 | 小説

本編リメイク「ミカエルの正体と拠点」

 「ゴミだすかあ?」
 「ここにミカエル軍団が待機していたわけだな」
 「おい、使えそうな武器もあるぞ」
 「スコップとかだすな」
 「そうか!
 「ここを奴らが拠点にしていたわけか?
 ここなら、
露店風呂側から1階に来られるからな」
 「でも、
 あんなもの残しておいていいのか?」
 エイタがそう思ったとき、
 あおむが、
 スコップやゴミが置いてるところに近づこうとした。
 「待て!」
 エイタは何かに気づいたのか、
大声を上げて、あおむを制止した。
(続く)


第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第二章144

2011-06-16 23:31:05 | 小説

第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第二章144
 
 「アニー、来てよ。
 魚もいないよ。
 僕たち、大変なことしたのかなあ?」
 ウトーは海面の上からだけでなく、
 水中にしばらく潜っていてから、
 顔をのぞかして、
 アニーを手招きした。
 すると、
 アニーが、
 「おい、
 ウトー、
 よく仮面を海水をつけて移動しなかったな。
 それもおかしいぞ。
 ちょっとそこを動くなよ」
と言って、
 ウトーのいる海の方に走っていったのだった。
(続く)


ホットスポット?勘違いしたら被曝?で、UP済みです。

2011-06-16 23:27:36 | 小説


 ホットスポットへノートPCを持って大集合!

 で、被曝...

 もっといい言葉ないのかな?

 都内にもいくつかあるとか?

 勘違いするアホいるといけないので、

 そのそばにはフルアーマ用意してちょ! 

 それなら気づくでしょ!

 で、

 本編リメイク(旧)



 いつものところに、

 保管UP済み!

 では!

 

 


リンジモップおとこ「いちにちモップおとのクレマーもっこりおとこ!ウソからでたマコト」

2011-06-16 23:15:48 | 小説

リンジモップおとこ「いちにちモップおとのクレマーもっこりおとこ!ウソからでたマコト」

 あー、ダメか...
 ホウシャセイブッシツタイサク、
 あたりまえのことはなしすぎたか?
 ゴヨウガクシャなみに、
 やればよかったな。
 ショウジキすぎた。
 
 
 よし、こうなったら、 
 こんどはウソでヒトアツメ!
 カジですよ!
 ほら、すぐそこ!
 カジ!
 はやく、ヒャクトウバン!
 じゃなくて、
 キュウキュウシャ、
 だれか、よんでくれー!
 ホントウにホントウですよ!
 マジですよ。
 カジはひろがったら、
 さあ、たいへん!
 はやくーーー!
 うん?
 あー...
 ダメだ!
 ウソからマコトじゃなくて、
 カジが...
 ダレかー!
 さすがのモップおとこも、
 モップだけじゃ、
 ショウカはムリなんですよー!
 ダレかー!
 そこー!
 さっきのタキビから、
 オレをシンヨウしてくれー!
 クソー、
 こうなったら、
 マッチポンプだ!
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新第?弾もとこもとめ伝説「棺部屋からの叫び声」

2011-06-16 23:01:56 | 小説

新第?弾もとこもとめ伝説「棺部屋からの叫び声」

 「龍之介、棺部屋の扉を抑えろ」
 「おお」
 「僕たちも手伝います」
 「はい、僕も」
 「頼む。
 よいか。
 これからおそらく中から声が聞こえるが、
 わしがよいと言うまで、
 開けてはならぬ。
 いいな」
 「おお」
 「はい」
 「はい」
 大玉教授の命令で、龍之介たちは棺部屋を出て、
扉を閉めると、扉の目で3人揃って、
扉が開かないように押した。
 「助けてよ」
 「助けてくれえー」
 「助けなさい」
 「助けてー」
などと、
 大玉教授の言ったとおり、
棺部屋の中からはいろんな声が聞こえた。
 「アレはやすおだぞ」
 「おばさんの声もしたぞ」
 「ひさめちゃんの声も」
 「うろたえるな。
 心配はいらん。
 おまえらにはわからないが、
 元に戻っている最中の叫び声だ。
 とにかく、待つのだ!
 いいな!」
 龍之介たちは教授の話したことの意味がよくわかなかったが、
 教授の命令どおり、扉をしっかりと抑えた。
(続く)



カミサン伝説18「幸福の像編177」

2011-06-16 22:42:21 | 小説

カミサン伝説18「幸福の像編177」
 
 「どうしただすか!」
とあおむが言ったとき、
 木太郎が、
 病院に向かおうと玄関を出ようとしたところで、
急に震えだした。
 「どうした? 木太郎さん!」
 「あれ...」
 木太郎はそう言って、
 玄関の方を指差した。
 「あっ!」
 「龍之介? うん?」
 「目の錯覚かもしれません。
 でも、そこに」
 玄関の前には、誰かの靴の上に
幸福の像が置かれていたのだった。
(続く)


こっちにしときゃ楽だった新作ディープ(?改)?編「助かったのは?」

2011-06-16 21:52:36 | 小説

こっちにしときゃ楽だった新作ディープ(?改)?編「助かったのは?」
 
  
 *当初の真エンド候補です。
 *おまけです。
 途中で終わった公表済みの別ENDの改作です。

 グーさん以外に分岐点は保管済みです。

   「キモ男三人衆セカンド、変態黒女教師と永久屋敷の呪い?」
の197部「悩む木太郎とホウセイ」に続く別ENDです(ここのブログの最初は6月2日から)。 


 「顔だけだからね」
 警官がシートのようなものの顔の部分だけをまくる。
 「あ、アスカちゃん……」
 ホウセイが答える。
 「アスカさん? フルネームは」
 「いいわよ。そこまでわかれば」
 「じゃあ、悪いけど、次お願い」
 また、
 警官がシートのようなものの顔の部分だけをまくる。
 「もとめ先生だ!」
 永久がそう言って、
 また、
 泣き出す。
 「学校の先生ね」
 「いえ、
 今回の犯人の教師もとこの妹のもとめさんです」
と、
 ホウセイがはっきり言う。
 「偉いわね。もう少しだから」
 ホウセイが言った。
 「偉いわね。今死亡が確認されたのはあと一人よ。
 あとは...」
という婦警の言葉に、
 二人は不安を抱くと共に期待もした。
 そして、
 せめて、
 命の恩人くそただけには生きていて欲しい
と祈ったのだった。
(続く)


続エスカレーター改「進まぬ?破産でチャラ作戦?アホなチョビ髭店長とホウレンの道連れ保証人!」

2011-06-16 12:48:58 | 小説

続エスカレーター改「進まぬ?破産でチャラ作戦?アホなチョビ髭店長とホウレンの道連れ保証人!」


 「また、
 ドクターペッパーだすか?」
 「センスないねえ。
 二日続けて同じ飲み物とは」
 ガキども!
 因縁つけるな!
 「では、他のに致しましょう。
 君、ご注文を伺いなさい!」
 チョビ髭店長!
 また、この子に頼むのかよ!
 「だば、
 僕は瓶の三ツ矢サイダーがいいだすな」
 タマガキ!
 瓶のサイダー、
 この辺に売ってるのか?
 「さすが、通だねえ。
 タマちゃんは。
 瓶の方が炭酸強いんだよねえ。
 僕は、
 それじゃあ、
 プレミアムローストアイスコーヒーね。 
 にいちゃんは?」
 ケチガキはわざとマックかよ!
 「えーと、
 僕はアイスコーヒーで」
 俺は意地悪はしない。
 「はー、
 お二人とも、
 あそこの商品ですか?
 当店のリッチはお気に召さなかったですか?」
 チョビ髭! 話しをよく訊け!
 まあ、俺はここのでいい。
 一杯も二杯も同じだからいいか。
 「うん。ちょっとねえ。
 でも、
 にいちゃーん、気が合うねえ」
 ケチガキ! わかってて言ってるな!
 「じゃあ、君たち、すぐ買ってきなさい! 
 いいな!」
 アホなチョビ髭!偉そうに!
 せっかく、この子が戻ってきたのに!
 「はい!」
 「じゃあ、また、行くか!」
 はー。いっちゃった...
 また、時間稼ぎか...
 「で、
 早速なんですが、
 残りはどうしたらよいでしょう?
 本当にお金ないんですよ。
 横領とか損害賠償金の場合は、
 破産しても意味ないって言うし」
 アホ! チョビ髭!
 余計なこと言うな!
 ガキどもの餌食になるだけだろ!
 「そうみたいですねえ」
 「ふーん、
 なんとなく、
 当たり前のニオイがします」
 タベちゃん!
 「デカワンコ、君は黙ってなさい!」
 チョビ髭もけっこうイラついてるな。
 「わかってます!
 破産なんて、
 絶対にさせませんから!
 そんな店員がいたらクビにします!
 私が誓約いたしますから、
 良かったら一筆書きましょうか?」 
 チョビ髭!
 どアホ!
 せっかくの俺の作戦が...
 「だば、
 みんなで書いてくれだすよ!」
 はー...
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「そして3人しかいなくなった?」195

2011-06-16 07:37:25 | 小説

「そして3人しかいなくなった?」195


 最初は以下から始まります。 

 「そして3人しかいなくなった?」


 「お姉ちゃん、恐いよう」
 「大丈夫よ。少しだけだから」
と、
 リカがなだめても、
 「恐いよう」
と言って、
 例の少女は泣き出してしまった。 
 「もうすぐだから大丈夫だよ」
 「そうだよ!」
 「お兄ちゃんたちも心配ないって言ってるから、
ちょっとだけ我慢ね」
 「でも恐いもん」
 「始めてで恐いかもしれないけど、
 ここは揺れてるけど、
 みんな動かないでしょう」
 「うん」
 「もう少しの我慢よ!」
 「もうちょっとだから」
 「大丈夫だよ」
 「うん」
 少女は少し揺れに慣れたのか、
 少し落ちついたようだった。
 「もうすぐよ。
 ほら、揺れがだんだんと小さくなっていくでしょう」
 「うん」
 「10,9,8」
 「もう揺れ止まるよ!」
 「うん」
 「ねえ。
 大丈夫だったでしょう」
 「うん。でも、恐かった」
 「偉いね。
 よく最初なのにがんばったね」
 「うん」
 「もう起きていいからね」
 「うん」
 4人はこうして揺れが治まると、
 起き上がった。
 みつるが先に玄関の外を見ると、
 幸い、
 平凡な建物が建っている場所だったので、
 「ほら、玄関の外見てごらん。
 別の場所に来たんだよ」
と,
 安心させる意味で少女に話しかけたのだったが、 
 「えー...」
と, 
 その少女は言うと,
 泣き出してしまった。 
 「そうねえ。
 ちゃんと説明してなかったからねえ」
 リカが少女の頭を撫でて、
 「泣かないの。
 あそこで1人でいるよりは良かったでしょう」
と話しかけると、
 少女は頷くだけで、
 まだ、泣いていた。
 「しょうがないよ。
 まだ、小さいし、俺たちだって、
最初はびっくりしたんだから」
 たけるが言うと、
 「そうだよ。
 ゆっくり説明しよう。
 ねえ、名前なんて言うの」
 みつるが少女の方を笑顔で見て訊く。
 「エミです」
と、
 少女は涙をピンク色のブラウスで拭きながら、
 それだけ答えた。
 「エミちゃんか、可愛い名前ねえ」
 リカは笑顔で言うと、
 また、
 少女の頭をやさしく撫でたのだった。
(続く)
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松下由樹レイジー編「あさくらー!観月ありさもハマリ役!失楽園2の主演でもやって!」

2011-06-16 02:33:35 | 小説

松下由樹レイジー編「あさくら!観月ありさもハマリ役!失楽園2の主演でもやって!」


そなこた「ここのメンツでは人気ありの松下由樹さん、
最近、肥え気味がやや気になりますが。
で、ハマリ役ランキング」

松下由樹が光っていたなと思うドラマは? - gooランキング


そなこた「タイトルどおり、

ナースのお仕事

がダントツでした。

アサクラー!の観月ありさも、

松下さんがいてこそ生きた感じ。
でも、
ランキング見ると、
凄い票、
多くのドラマ!
知らないのも多いので、
昔のを見てみたい気も。
肥え気味と言ったものの、
年とって、
ガリより、
ムチムチの方が、
貫禄あっていい気が。
希望としては、
黒木さんじゃない、
松下さんで、
失楽園2!
かなりエロそう!
ただそれだけでした。
ほな、さいなら」




一人暮らしの怠け者レイジー編「母は偉大?うーん?それよりウザー!一人暮らし最高?」

2011-06-16 02:00:21 | 小説

一人暮らしの怠け者レイジー編「母は偉大?うーん?それよりウザー!一人暮らし最高?」

ゴッホ「一人暮らしで、 よく思うことランキング」

一人暮らしで「コレ、誰かやっておいて…」と思うことランキング - gooランキング

 

オッハ虫「引用です。


親にも兄弟にも気を遣うことなく、
自由な時間を過ごせるのが
一人暮らしのだいご味。
でも、
その自由と引き替えに失うものも当然あります。
いざ一人暮らしを始めたら、
上げ膳据え膳の暮らしをしていた時には
気付かなかった不便に次々と直面し、
「これ誰かやっておいてよ…」
とため息をついている人も多いはず。


一人暮らしは自由気ままで最高だけど、
たしかに思うことが多い」
トンチンケ「メンドイから、
ほとんどしてないけど、
俺は
ゴミ出しが一番かな。
特に夏」
ゴッホ「ゴミばかりなのに、
よく言うな。
ああ、生ゴミか。
夏は腐りやすいし、
明け方早いから、
こっそりだしにくいからな」
トンチンケ「ズバリ!
生ゴミだけはクサーがたまらない。
早朝出しで、新聞屋とかに会うのが嫌」
オッハ虫「俺たち?は夜中出し。
でも、たしかにめんどいな。」
ゴッホ「誰かが書いたけど、
洗濯は楽だけど、
部屋干しがめんどいな。
部屋の掃除は、
ほとんどしないから、
意外にそうでもないな。
後は、
食事の片づけか」
トンチンケ「皿一枚で、
数日過ごせ。
夏はやばいけどな」
オッハ虫「こいつは、
電子レンジで、チン野郎か」
ゴッホ「俺はフライパンも、
鍋も、もちろん、皿も洗うが、
フライパンが一番めんどい」
オッハ虫「使ったティッシュ2度活用術、
披露しなかったっけ?
ゴミ箱からティッシュ拾って、
熱いうちに、
フライパン拭けば、
洗うの、
楽なんだよ」
ゴッホ「それもなあ...
次、
家事はそのくらいで、
うざいのが、
宅配物と
訪問販売とか、
宗教勧誘とか?の、
突然、来客者。
着替えるのもめんどいから、
基本居留守。
一番嫌なのが、
寝てるとき」
オッハ虫「インターフォンの音を
消しても、
扉を叩くからな。
郵便屋もそうだし。
いい撃退法ないかな」
トンチンケ「盗まれるものないから、
玄関の扉に旅行中です。
って貼っておけば」
ゴッホ「ミエミエじゃないか。
そういう骨皮もやってないだろ」
トンチンケ「バレたか」
オッハ虫「まあ、
でも、このくらいなら、
親に起こされたり、
部屋勝手にいじられたり、
小言言われるより、
マシだな」
ゴッホ「同意」
トンチンケ「同じく。
一人暮らしは気楽。
怠け者だから、
母は偉大と思わないのが、
ここのメンツの特徴でした」
オッハ虫「結論は、
一人暮らし最高!
ということで、
しめます。
では、失礼します」






本編リメイク「あおむと野郎とエイタ」

2011-06-16 01:35:49 | 小説

本編リメイク「あおむと野郎とエイタ」

 あおむと木太郎の様子を見ていた、
 エイタは、
 「あおむは何故野郎のことを気にするんだ?
 今回の事件には関係するかもしれないが、
 あおむには関係ないのにな。
 それとも、
 隠していることを話したくないから、
 木太郎の弱点を突いてるのか?」
と言うと、
 「あおむ、ずるい奴だな!
 あおむはミカエルの一味なんだろ!」
と、
 エイタの言葉を聞いて、
 急に元気が良くなった木太郎が、
 あおむのおでこを叩いた。
 「あちこち痛いのに、
 ひどいだすなあ。
 誰でも秘密にしておきたいことはあるんだすよ。
 木太郎さんもそうだすよな」
と、
 あおむは左手で、
叩かれたおでこをさすりながら言うと、
 「あおむ、まさか、右手を怪我してるのか?」
と、
 エイタはあおむの様子から気づいたことを言うと、 
 「まあ、ちょっとだけだすがな」
と、
 あおむは何故かそういう言い方をした。
 エイタはあおむのその言い方が気になたのか、
 何か考えでもあるのか、
 「二人とも話す気はないな。
 なら、わかったよ。
 先にミカエルの仮面を剥ごう」
と言いだしたのだった。
(続く)


第3弾リメイク「カミサンと暗号」

2011-06-16 01:19:29 | 小説

第3弾リメイク「カミサンと暗号」

 キミカははしごが置いてあった少し窪んだ場所に、
 よく見ないとわからないような、
 薄く掘られた4つの数字を見つけたのだった。
 そして、
 「たまおくん、
 カミサンってここにあるけど、
 数字じゃないわよ!」
と大きな声で言ったのだった。
 すると、
 「カミサンを数字にしろと言うのか、難問だな」
と、
 ふうたが呟くようにいうと、
 サヤが、
 「カミサン伝説は今は23あると言われているわよね。
 カミサン23。
 カミ323。
 カミ?
 うーん」
と言って、考え込んでしまった。
 「2323じゃ、ダメかな」
 賢明が言うと、
 「押してみるだすか?」
と、
 たまおが言うと、
 「待て!
 いや、そうじゃないな。
 カミサンは4文字だ。
 これを数字に直さないと、
 いけないと俺は思うぞ。
 うーん」
と、
 ふうたが考え込むと、
 「もとめ先生は
何でこんなややこしい暗号みたいなのを残したのかしら」
と、
 たまおたちの所に戻ってきた、
 キミカがつぶやいた。
(続く)


カミサン伝説20「ハッピー編」400

2011-06-16 01:04:20 | 小説

カミサン伝説20「ハッピー編」400


  ちなみに、
 以下、途中までグーさん以外に保管してます(震災以来更新が止まってます)。
 カミサン伝説20「ハッピー編」 

  ハルカが待ち合わせの喫茶店で待っていると、
 「5分近くだね。
 すいません」
と言って、
 かおむが額の汗を拭きながら、着席し、
ハルカが既にコーヒーを飲みかけているのを確認すると、
 すぐアイスコーヒーを注文した。
 「いえ、お忙しいのに、急にお呼び立てしまして。
 実は...」
 ハルカは、
 若い女のウェーターがアイスコーヒをすぐ持って来たので、
 そこで話しを中断した。
 ウェーターが去ると、
 かおむの方から、
 「僕たちのことではなく、
 春美さんと兄貴のことでしょう」
と、
 いきなりそう言ったのだった。
(続く)


カミサン伝説22「人首酒編」164

2011-06-16 00:49:05 | 小説

カミサン伝説22「人首酒編」164 

 「具体的にはお話しできませんが、
 犯行推定時刻には鉄壁のアリバイがあります。
 それは、
 間違いありません」
 その刑事は答えたあと、
 また、
 タバコを一服したのでした。
 「犯行推定時刻というのは、
 例のタクシーの証言から推定したのですか?」
 カイミヤマは、
 その刑事の言葉を聴くと、
 目を輝かせて訊いた。
 「それだけじゃありませんが、
 タクシー会社の記録とか、
 死亡推定時刻とか総合的にですね」 
 その刑事は、
 ふーっとタバコの煙を吐いてから答えたのでした。
 「そうですか?
 でも、
 海中にマスターはいたんで、
 死亡推定時刻には幅があるんですよね」
 カイミヤマは、
 しつこく訊いたのでした。
 「ええ、それは」
 その刑事はそんなの当たり前だろう
と言った感じでそれだけ答える。
 「刑事さん、
 しつこくて申し訳ありませんが、
 例の現場のそばには、
 他に何か名所のようなものはないんですか?」
 カイミヤマは何か思いついたように、
 「うーん」
 その刑事が考え込んでいると、
 「そこじゃないですけど、
 もう少し離れたアクアラインは、
 海ほたるの見える名所ですが、
 あの現場からじゃ、
 さすがに無理でしょう」
 若い刑事が横から口を出した。
 「おお、そう言えば、そんなスポットもあったが、
 若い刑事さんのおっしゃるとおり、
 あの現場からは見えないんじゃないかのう。
 あのときもそんな気がしたがな」
 すると、
 ジュウロウも横から口を出したのでした。
 「うーん?
 わざわざあんな現場にまで行って、
 海ほたるを見ようとしたですか??」
 年配の刑事は首を傾げたのでした。
 すると、
 「いえ、
 別に私はあの現場にまで
わざわざ海ほたるをマスターが見に行った、
という話しをしているんではないんです。
 マスターが、
 あの場所を目的として、
 タクシーの乗ったんではなく、
 他の場所に行こうとして、
 何かの理由で、
 あの現場にたまたま立ち寄ったんではないかと」
 「うーん。
 私にはどうも先生のおっしゃりたいことは。
 コワコワクエー先生が誰かを庇っていらっしゃるのではないか
ということと、今の話しがどう関係するのか...」
 年配の刑事はカイミヤマの顔を見てから、
 吸っていたタバコを灰皿に押しつけて、消したのでした。
(続く)
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