レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

本編リメイク「混乱するいつき」

2011-06-05 23:41:15 | 小説

本編リメイク「混乱するいつき」

 「だから、アスカという人間はもともとダミーなのさ」
 「それはわかってるけど、
そんなのトリックでもなんでもないだろう」
 「うーん...
 だば、
 真犯人は誰だと思うんだすか?」
 「えー、それはアスカ...」
 「あー」
 「そういうこと。
 俺たちがこのまま警察に見つかる。
 そして、
 これまでの話しをする。
 しかし、
 そんな話しを警察は信用しない」
 木太郎がまた、
 3人の話しに割り込んで、
 鼻をほじりながら、
偉そうにわかったように結論だけ言う。
 「それがトリック?」
 「だから、
 いつきの話しは信用されないんだよ。
 ここに集まった女はみな殺されているんだから。
 死んだ人間が屋敷に火をつけたとでも言うのか?」
 木太郎が、
 また、
 偉そうに今度は股間を掻きながら言う。
 いつきは混乱したのか、
 目をぎょろぎょろさせて、
 考えていたが、
 「俺は頭が悪い。
 もう少しわかりやすく説明してくれ」
と言って、
 3人に頭を下げたのだった。
(続く)


安田記念...アパパネ無惨...王将の餃子食って即解散!で、UP済み。

2011-06-05 23:33:20 | 小説


 *宣伝かつ競馬ネタでスルーを!

 またまた、

 競馬はずしました。
 
 全員、アパパネからいって、

 玉砕。

 3歳馬に完敗どころか、

 3着にも来ないとは...

 もう競馬は...

 どっちらけの、
 
 スッカラカンで、

 王将の餃子食って即解散しましたあ。

 でー、

 第3弾リメイク(旧)



 本編リメイク(旧)



 いつものところに、

 保管UP済み!

 バーイ!

 


おしゃべりモップおとこ「ジキソウリ?デンターしまいはいずこ?なぞのフルアーマー?」

2011-06-05 23:27:06 | 小説

おしゃべりモップおとこ「ジキソウリ?デンターしまいはいずこ?なぞのフルアーマー?」

 おい、
 クレーマーもっこりおとこ!
 ずいぶんヨユウだな?
 デンターしまいババアが
こわくないのかよ?
 えっ?
 ジキソウリはちがう?
 フルアーマーじゃない?
 だが、
 センパイが?
 えっ?
 あまい?
 もっとスゴイのをわすれてる?
 うーん?
 ザワワ?
 もうおわった?
 うーん?
 ミミかぽじってオヤジ?
 ちがう?
 オモテにはでない?
 うーん?
 まさか、
 デンターしまい?
 とんでもない?
 じゃあ、ダレが?
 ほら、きたぞ?
 フルアーマーが?
 センキョまけつづけの、
 フランケンはないだろ!
 ちがう?
 よーくみろ?
 うーん...
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新第?弾もとこもとめ伝説「像と棺」

2011-06-05 23:14:00 | 小説

新第?弾もとこもとめ伝説「像と棺」


  「ああ……」
 「どうしたんだ? おじさん」
 「あれが像だ!」
 「えっ?」
 「ああー」
 「何だ、小さな人形じゃないか
 おー……」
 「今頃、像の意味がわかったのか」
 「うーん?」
 「棺は燃えていなかったのか?
 像も。
 何故?」
 大玉教授はぶつぶつ呟いている。
 そして、
 「おい、
 あの像はおまえたちが
わしを助けたときにもあったのか?」
 大玉教授が3人に訊くと、
 「そこまで見てませんでした」
 「お、私も」
 「俺は……」
 「龍之介はもういい」
 「おじさん、そんなこと言うな。
 俺、あれ見たぞ。
 多分、燃えてなかったんだな」
 「そうか?まあ、そうだろうな。
 で、しゅうこともう一人の生徒は、
 多分、あの棺の中だ」
 「じゃあ、おじさん、
 早く助けないと」
 龍之介が大玉教授の言葉を聴いて、
 棺に近寄ろうとすると、
 教授が龍之介の腕を引っ張った。 
 「危険じゃ!
 あの像をどうにかしないことには。
 あれは転生の像なんかじゃない。
 うーん。
 どうしたら」
 大玉教授は一人で考え込む。
 「おじさん、像を壊せばいいのか?」
 龍之介が簡単に考えて言うが、
 「アレは壊れない。
 燃えもしない。
 うーん。
 諦めるしかないのか。
 うーん……」
 そんな大玉教授を見ていた3人だったが、
 直哉が、
 「溶けもしないんですかね」

 思いついたことをぼそっと言ったのだった。
(続く)



カミサン伝説18「幸福の像編166」

2011-06-05 22:31:54 | 小説

カミサン伝説18「幸福の像編166」

 「えっ?
 ハッピーの像の謎が解けた?」
 エイタは木太郎からの電話を聞いて、
思わず声をあげてしまった。
 「本当だすか?」
 「ちょっと、待ってろ、木太郎。
 俺、今、ハッピーの像があるところにいるんだ」
 エイタはそう言うと、
 「私の友人がハッピーの像の謎が解けた
と言い張ってるんですが、
 ここに呼んでいいですか」
とあおむたちに訊く。
 「もちろんだすよ」
 あおむがそう言うと、
 かおむたちも頷く。
 「じゃあ、すぐ来い。
 場所はな...」
 エイタは木太郎にあおむの家の場所を教えた。
(続く)


こっちにしときゃ楽だった新作ディープ(?改)?編「処刑方法2」 

2011-06-05 22:31:46 | 小説

こっちにしときゃ楽だった新作ディープ(?改)?編「処刑方法2」 
  
 *当初の真エンド候補です。
 *おまけです。
 途中で終わった公表済みの別ENDの改作です。


 昨日、説明不充分でしたが、
 当初は、8つEND(一部発表済み)を用意する予定のひとつです。
 もとこの計画を知った木太郎とホウセイが誰と相談するかで悩んでいることからの続きです。

 グーさん以外に分岐点は保管済みです。

 「キモ男三人衆セカンド、変態黒女教師と永久屋敷の呪い?」
の197部「悩む木太郎とホウセイ」に続く別ENDです(6月2日から)。 

 「では、
 具体的な処刑方法は?」
と、
 アスカが訊くと
 「首吊り自殺はどう」
と、
 永久が言うと、
 「動機はどうすんのよ」
と、
 アスカが言う。
 「元デブがバレったって言うのは」
と、
 木太郎が言うと、
 「そんなことくらいで自殺?」
と、
 アスカが首を振る。
 「じゃあ、アスカちゃんは」
と、
 木太郎が聞き返すと、
 「落とし穴は」
と、
 アスカが答える。
 「こんな暗いところで、
 落とし穴探すの大変だよ」
と、
 永久が言うとみんな頷く。
 「じゃあ、みんなで食べる?」
と、
 ヒトメが真面目な顔で言うと、
 「ウェー」
と、
 みんな口を押さえる。
 「冗談よ」
と、
 ヒトメは笑って言う。
 「あんたねえ。
 この重要な話しに口に
 チャックしておきなさい」
と、
 アユメが言うと、
 「それじゃあ、
 ヒトメちゃんとレズで心中というのは」
と、
 ホウセイがまた冗談を言う。
 「ダメダメ、ヒトメは」

 アスカがムキになって言う。
 「冗談に決まってるじゃん」
と、
 木太郎が鼻をほじりながら言う。
 「事故死しかないわね」
と、
 もとめがみんなふざけだして来たので、
急に真面目な顔になって言う。
 「それはいいかも」
と、
 永久が言う。
 「たしかに」
と、
 アスカも言う。
 「で、事故死の具体的内容は」
と、
 ホウセイが訊くと、
 「風呂場で転んで、後頭部を打ったことにするのは」
と、
 もとめがそう言うと、
 もとこはもとめを睨みつける。
 「さすがもとめ先生、
 もとこを裸にして
 風呂桶に足を乗せてからから、
 私と、
 もとこ先生とで、
 おでこを押さえて思いっきり押して、
後ろに倒しましょうか。
 床はタイルだから、後頭部を打って、
脳出血を起こすから、
そのまま裸で放っておけばそのうち死ぬわよ」
と、
 アスカが結構残酷なことを言う。
 「凄くかっこ悪い死に方ね」
と、
 アユメが言うと、
 「私たちを皆殺しにしようとした罰よ」
と、
 ヒトメが言う。
 「あとは口裏を合わせればいいのねえ」
と、
 アユメが言うと、
 「ヒトメと気の小さいチウメが少し心配ね」
と言うと
 「私はそこまでバカじゃありません」と、
 ヒトメは言うが、
 チウメだけは黙っていた。
 今度はもとこが泣き出した。
 しかし、
 「女の涙に騙されちゃだめよ!  
 嘘泣きだから」
と、
 もとめが言うと、
 もとこは、
 すぐもとめを睨みつけた。
 「ほらね」
 もとめはそう言うとにやりと笑った。
 「ああ、オオシマはどうしようか?」と、 
 もとめが言うと、
 「餓死でいいでしょう」
と、
 アスカが言うと、
 チウメ以外みんな頷く。
 「じゃあ、早速、始めましょうよ」
と、
 アスカが言うと、
 「男子が更衣室の入り口近くまで、
 もとこを運んでくれる凶暴だから、
 注意してね。
 服は女子が脱がせるから」
と、
 もとめは言うと、
 もとこにどこから持ってきたのか、
 ナイフを示し、
 「下手に動いたら、
 これで顔をズタズタにするからね」
と、
 怖いことを言う。
 ナイフともとめの怖そうな顔
を見たもとこはおとなしくなった。
(続く)


続エスカレーター改「道連れ同僚にぺこぺこホウレン、デカワンコ、ガキどものチョビ髭持ち逃げ断言?」

2011-06-05 18:57:46 | 小説

続エスカレーター改「道連れ同僚にぺこぺこホウレン、デカワンコ、ガキどものチョビ髭持ち逃げ断言?」


 「私も行きますので、
 ついてきていただけますか?」
 何で頼むんだ?
 自分も疑われてるんだぞ。
 「お願いします」
 ホウレン様まで!
 ペコペコするなよ!
 「ふーーーーーん、
 なんとなく、
 初心者的なニオイがします」
 タベちゃん、初心者って、
 サラ金なんて二人とも始めてだろ。
 「あー、サラ金は初めてなんで、
 不安なんだすな」
 タマガキ! 何が不安だ!
 サラ金に行け
って言ったのてめえじゃないか?
 「はい。かなり不安で。
 クレジットカードを今日持ってくれば良かったんですが、
 忘れたもので、
 でも、
 免許証も保険証もありますから」
 タマガキにそんな丁寧な言葉不要だ。
 ちょっと頭悪いのか?
 この姉ちゃん?
 本当に借りられるのか?
 「ですが、
 その若さで貸してもらえるんですか?」
 多分、未成年だし、
 ホウレン様の下だから、
 バイトみたいだしな。
 「いえ
 私、若く見えますが、
 これでも、もう3年目なんです。
 それに、
 正社員ですから大丈夫だと思います」
 何?
 ホウレン様より年上なのか?
 それにこれで3年目?
 なのに、
 何でホウレン様の方が上なんだ?
 「にいちゃーん、
 そんなこといいから早く行かないと、
 お待たせ代増えるよ」
 ケチガキ!
 お待たせ代?
 俺の付き合い代はどうしてくれる!
 「じゃあ、早くお願いします」
 「ああ、行くぞ!」
 はー...
 「お願いしますね!」
 ホウレン様、
 道連れ人にもペコペコか?
 それにしてもチョビ髭遅いな。
 「ふーーーーーん、
 なんとなく、
 逃げていくニオイがします」
 タベちゃん、
 だから、俺が付き添いに!
 「デカワンコさんはさすがだすな。
 店長さんは、
 多分持ち逃げの最中なんだすな。
 だば、
 その分も、
 もっと足りなくなるだすよ。 
 できるだけ、
 何社も回って、
 借りられるだけ借りるだすよ」
 「そうだね。
 持ち逃げ確定だね」
 クソー、ガキどもめ!
 タベちゃんもこれ狙ってたのか?
 それにしてもチョビ髭遅いな!
 「にいちゃーん、早くね」
 「よろしくお願いしますね」
 また、ペコペコか。
 ホウレン様!
 「付き添いお願いしますね」
 「よろしくな」
 「はあ、わかりました」
 しょうがない。
 付き添いでどうにか、
 借り入れ減らすようにするか。
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「そして3人しかいなくなった?」183

2011-06-05 06:04:08 | 小説

「そして3人しかいなくなった?」183

 最初は以下から始まります。 

 「そして3人しかいなくなった?」


 「ピッタリ30分というのも変だな」
 「まあ、これが揺れの周期かもな」
 「計ってください。
 揺れの時間を」
 たけるとみつるが話していると、
 リカが言った。
 「そうだった」
 たけるは慌てて、
 リセットして、計り始める。
 揺れはかなり大きかったが、
 治まった。
 「1分と76秒。
 雑談していた時間を入れると、
 2分かもな」
 たけるは、
 そう言いながら、
 もう、
 時計なようなものをいじって、
 再度、時間を計り直していた。
 「外は?」
 「平凡な建物ばかりだな」
 「食料はありそうですけど」
 「もう一回だけ試してからにしないか?」
 結局、
 4人はもう一度、
 揺れの周期を確認することにしたのだった。
(続く)


お金にルーズは人間失格レイジー編「恋は盲目。早く目覚めろ!」

2011-06-05 01:34:38 | 小説

お金にルーズは人間失格レイジー編「恋は盲目。早く目覚めろ!」


*最初は某以外は意味不明、スルーを!
フルアーマー長官のライバル蹴落としでも、
某党の回し者でもありません。


ほ!「怪しい人に、
パー券買ってもらって、
追及されたら、
返還しました!
ペコペコ。
反省してます。
知りませんでした。
うかつでした。
って、
お金にルーズは人間失格。
さあて、
恋人失格は?」

 

「やめておけば?」と言いたくなる友人の恋人の特徴ランキング - gooランキング

 

そなこた「スカってるのに、
商売繁盛だから、
挑発は適当に!
では、
引用!


恋をしている時は相手の悪いところが見えなくなってしまう
というのはよく聞く話です。
もちろん「相手の良くない所も理解した上で好き」
というのであれば何も言うことはありませんが、
それが見えないまま突き進んでいる友人の姿を見ると、
さすがに「やめておけば?」と忠告をしたくなるものです。


恋は盲目!
下手に忠告すると、
逆ギレでボカーン!」
ほ!「結婚する前だなあ、
忠告は。
また、引用!


そんな忠告を思わずしたくなる友人の恋人の特徴として
多くの人が挙げたのが、
《お金にルーズ》でした。
「一事が万事」という言葉がありますが、
どう考えても無駄なものにお金を湯水のように使ってみたり、

悪気無く周囲の人にお金を無心してみたりとお金にルーズな人は、

お金以外の事に関してもルーズな傾向があるもの。
恋人関係のうちは何とかなったとしても、
結婚をしてしまったら悲惨な生活が待っている確率が高そうです。
《割り勘が1円単位》なんてお金に細かい人も困りものですが、
ルーズな人と比べればまだマシな方なのかもしれません。

でも、
モテるのは、
お金を湯水のように、
使う男だどー!
で、
1円男はセコーで嫌われるのが現実」
そなこた「同!


 《常に命令口調》のタイプも、
仲の良い友人の恋人としては認めたくないところです。
恋人同士ならお互いを尊重する対等な関係でありたいものですが、
このタイプが相手を尊重する気持ちを持っているとは
とても思えませんし、
そんな相手との恋人関係が長く続くとは思えません。


お偉いさんに多いが、
表の顔ではペコペコも、
内心は、
あいつ口先だけのアホアホ大嫌い!
多分、そいつは嫌われ者で、
権力なくせばポイ!」
ほ!「そういうのに限って、
自分より上の人間にはヘコヘコで、
見下したつもりで、
逆にバカにされてるの自覚ないんだよな。
問題は、
どう、忠告するか?
引用!


「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて死んじまえ」
とはよく使われる慣用句ですが、
不幸になると分かっている友人に忠告をしたくなるのは当然の話。
たとえその友人から「無粋な奴」
と思われても、「やめておけば?」
と言ってあげるのが真の友情というものではないでしょうか。


無粋な奴で終わってしまうのが辛い。
真の友情も信用力の差で、

「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて死んじまえ」
「嫉妬だろ!」

で...チャンチャン」
そなこた「自業自得だから、
褒め殺しはどうだ?」
ほ!「あの金使いは豪快で、
いいどー!
破産なんて恐くない器だ!


命令口調だから、
子分がたくさんいて、
羨ましいどー!


かあ?」
そなこた「このランキングに、
乗るようなのと、
恋に落ちるなよ。
ほ!が、
一番危ないぞ」
ほ!「いくら、
モテないと言っても、
このランキングにのってるのは、
政治屋のクズ以下!
おれさあでもポイ」
そなこた「ふーん?
でも、実際はメロメロ?
ほな、さいなら」
ほ!「モテない男にも五分の魂?
人間のクズとは恋にはおちないどー!
バーイ!」





安田記念レイジー編「今日はスカります!アパパネ必勝でブエナビスタと再対決祈願!」

2011-06-05 01:18:47 | 小説

 安田記念レイジー編「今日はスカります!アパパネ必勝でブエナビスタと再対決祈願!」

 

*競馬ネタですので、スルーを!

 

ゴッホ「アパパネの単勝で、
寿司狙いか?」
トンチンケ「寿司狙いのときは、
はずすから、
複勝でラーメン餃子ただ食いにしようぜ」
オッハ虫「こんなときに、
競馬なんて、人間のクズ!
でも、早寝して、
府中に集合!
今後、日曜はこんな感じで、
お許しを!
今度は各自買いなので、
儲けた奴の奢りです。
では、失礼します」

 

*ブエナが負けた相手が絶対(ピサ除く)強いとは、
限らないのが罠...

 

 


第3弾リメイク「棺の底の下とふうたとたまお」

2011-06-05 00:59:36 | 小説

第3弾リメイク「棺の底の下とふうたとたまお」

 「どう思うだすか?」
 たまおとふうたが、
 はしごを登り、
 棺部屋を出たところで、
 たまおがふうたに訊いた。
 「何がだよ?」
 ふうたは、
 たまおの質問の意味がわからいようで、
そう訊くと、
 「僕たちの行動を
なんとなくもとめ先生は読んでいるような気がするんだすよ」
と、
 たまおは突然そんなことを言い出すと、
 「どうして?
 そんなはずはないだろう?」
と、
 ふうたが言い返すと、
 「僕らは騙されていたのかもしれないだすよ」
と、
 たまおがそんなことを言いだしたのだった。
(続く)



カミサン伝説22「人首酒編」153 

2011-06-05 00:48:10 | 小説

カミサン伝説22「人首酒編」153 
 
 今の刑事の言葉を聞いて、
 ジュウロウは、
 初めてコワコワクエーに会った日のことを思い出したのでした。
 初めて会ったその日に意気投合した隠れ家のようなバーにいたのが
 あのマスターだったことを。
 ジュウロウは、
 これまでマスターとは、
 コワコワクエーと同等に凄く懇意なつもりでいたのですが、
 コワコワクエーとマスターの関係がそれ以上に深く、
 かつ、
 長いものであることを今さらになって気づいたのでした。
 最初はジュウロウも刑事の言葉を信じられなかったのですが、
 そのことを思い出したとき、
 コワコワクエーには、
 人首酒以外のことに殺人の動機があったのではないのではないか、
と少しだけ疑ってしまったでした。
 二人がタクシーであんな場所に行ったことからも、
 刑事の最初は殺す気がなかった、
という言葉もそれならわかるような気がしたのです。
 しかし、
 ジュウロウには、 
 コワコワクエーが、
 何故マスターを殺したかについての動機が理解できず、
 また、
 それをコワコワクエーに訊く勇気もなかったので、
 何も言えないでいたのでした。
(続く)
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偽カミサン伝説?「悪女よけの像編」161

2011-06-05 00:16:56 | 小説

偽カミサン伝説?「悪女よけの像編」161

 「教授と同じパターンか?
 でも、殺人まで...」
 近田がそこまで話すと、
 「近田、
  まさか、
  愛田が悪女よけの像で、
 何か企んでいたこと知っていたんじゃないよな。
 もし、
 そうなら、
 あの山下と同じように消えるぞ」
と、
 コビタは、
 近田を試すような感じで話した。
 近田は、
 少し考えると、
 正直には答えず、
 「コビタ、
 もしかして、
 例の像の効果について、
 今まで発表していたこと以外にも、
 何か隠していることがあるんじゃないのか?」
と、
 近田が電話の向こうで訊くと、
 コビタは、
 「それはお互いさまだろう」
と、
 近田が次に何を話すかを、
 再度、
 試すように話したのだった。
(続く)