ヤギ牧場の見回り。
今日の早朝は真冬並みの冷たさで、ヤギを連れて河川敷に降りますと、海から冷たい風が吹き込み冷たかったです。
子ヤギ達を小屋に残し、大人の6頭で土手の草刈に頑張っています。
写真は土手に生えているイバラの木で、山によく生えているイバラで、どちらからでも引っかかってくる 厄介な木で、人間社会でもイバラの様な方がおりますが。
トゲのある新芽を歯で噛みきり、美味しそうに食べており口の中を切らないか心配しますが、血も出ておりません。
以前、鎌で刈り取ろうとした祭、トゲで手首を切り血が止まりませんでした。それ以来、ヤギ達にイバラはお任せしております。
「さくら」「もみじ」達は出産後でも、急な石垣に生えている雑草を食べていますが、人力では危険であり登れません。
議会会期中ですが、今日は委員会が有りません。
やぎ達の見回りを終えて、いつものように午前9時30分頃、議会に上がりました。
町内の事業者が挨拶に見えられましたので、応対を致しました。挨拶の中では、関西電力の再稼働の問題について触れられました。
2年前から毎年、議会として関西電力本社、嶋本火力部長に再稼働の要望をして参りました旨、説明をしました。
岬町として再稼働をして頂ければ、法人税、水道、電源三法、雇用、と自主財源確保となり町政運営が助かります。
今年も関西電力本社に、再稼働の要望活動と考えております。継続して要望する事は無駄でなく、岬町の思いを伝えることも大切です。
明日は、常任厚生委員会が開催され、本会議で付託された議案審議をしますので、委員会傍聴をお願いします。
過疎地の農業特区にかける。
農業特区の有力候補に兵庫県養父(やぶ)市が浮上している。
農業委員会に関する規制を緩和する特区に対し、全国で手を挙げているのは同市だけ、過疎の自治体が特区を望む背景には、農家の高齢化で急速に減る田畑への危機感がある。
兵庫県北部の養父市は、人口、2万6千人、面積の84%を山林が占める過疎のまち。
農業は基幹産業だが、高齢で農作業が出来なくなり、後継者難で放棄される農地が4年で二倍に増えた。
今では農地の一割に達する。しかも、農家の平均年齢は70代半ばで、ほとんどが「あと何年続くか」という状態。
ただ、農業委の上部団体、全国農業会議所は「公平性に反する」と反発するなど、合意へのハードルは高い。
地元の有力者でもある農業委員らとの関係に配慮してか、農業特区を望む自治体でも「やる気がハッキリしているのは養父市だけ」(政府関係者)
広瀬市長は「何もしなければ、10年もたたずに、まちが維持できなくなる」と訴え、関係者の説得に懸命。
岬町は?
岬町も山が多く、農地についても耕作放棄地問題を抱えており、他人事ではなく、農家の後継者が減少高齢化となり、農地の維持管理が出来なくなり、ある農家は、高齢のため放棄耕作地の雑草刈りをお金を払って管理をしている現状。
岬町にも農業委員会が有りますが、岬町の農政についての将来展望を議論して頂きたいと思っています。
私は個人的に雑草対策を考え、現在、ヤギ12頭を飼育してヤギでの除草を試験的に活動をして、現在試験結果を検証しております。
問題は、農地所有者の所有権問題であり、他に貸すと権利関係でトラブルが発生するのを危惧していると思います。
第三者が中に入り、農地所有者から理解、納得、協力を頂かないと耕作放棄地がなくならないと思います。