Yukoの日記

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本と畑

2017-04-01 13:10:32 | 日記
最近読んだ本&読みかけの本                2017.3

それでもこの世は悪くなかった
  93歳、初の語りおろし人生論! 

著者   佐藤 愛子
昭和44年 「戦いすんで日が暮れて」・・・第61回 直木賞
昭和54年 「幸福の絵」・・・・・・・・・第18回 女流文学賞
父・佐藤紅緑、 兄・サトウハチロウを生んだ佐藤家の荒ぶる魂を描いた「血脈」の完成により
平成12年 第48回 菊池寛賞を受ける。 平成27年「晩鐘」で第25回 紫式部文学賞受賞。 

それでもこの世は悪くなかった 人から見れば悲劇かもしれない人生。
しかし、正々堂々、力いっぱい生きた私はいま、満足だ・・・
こんな佐藤愛子は、どうしてできた?  93歳、初の語り下ろし人生論

佐藤愛子を作った言葉
「なんぼお嬢ちゃんやかて、大きゅうなったらどうしてもせんならんということが、世の中にはおますのやで」 (乳母)

「豆腐屋のオッサンかて校長先生かて、おんなじ人間ですがな」 (母)

「カネカネと言う奴にはロクな奴はいない」 (父・佐藤紅緑)

「女には小説は書けないよ。女はいつも自分を正しいと思っている」 (吉田一穂)

「君はね、平林たい子さんのような作家になりなさい」 (師・北原武夫)

「苦しいことが来た時にそこから逃げよう思うと、もっと苦しくなる」 (師・臼井栄子)

「君は男運が悪いんじゃない。男の運を悪くするんや」 (友・遠藤周作)   

★いったい幸福とは何か、から始まり本当に色々な事が考えさせられます。今の時代の幸福とは
豊か、自由、平和、便利快適であることが、挙げられています。
この本は知人より拝借したのですが、まさに窮地の連続にも屈せず果敢に立ち向かう知人の姿が著者と
ダブって、更に勇気を奮い立たせて欲しいと・・・。でも、頑張り過ぎないように!


丁寧を武器にする

著者   小山 進

 僕は、その時その時、目の前にあることをただただ一生懸命に取り組んだきた。今考えると、それが「丁寧な力」であるかもしれない。
 どんなジャンルの仕事であっても、丁寧な力こそ仕事の基礎力になる。さらに、それは海外で通用する武器にもなる。僕自身、MBAなど持ってないし、海外で修行した経験もないが、丁寧な力が認められて、昨年2011年、海外のコンンクールで最高評価をいただいた。
 本書では、僕が今までの経験で培ってきた丁寧な力や、普段スタッフに教えていることをお伝えしたい。ケーキ屋の話だと思わず、皆さんもぜひ普段の自分の仕事に活かしてほしい。(本文「はじめに」より)

なぜ小山ロールは1日1600本売れるのか?
初出場で世界コンクール「クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ」最高位を獲得
世界を驚かせたパティシエ。その仕事哲学のすべて

  「常識」ではない”当たり前”を徹底せよ! 
○ なぜ、支店を出さないのか?
○ 絶対に売れないと言われた土地でオープンした理由
○ 「〇〇産のおいしい卵を使っています」だけではもう伝わらない
○ 入社試験はジョギング。その理由とは
○ 人脈作りはするな
○ 「いい仕事」とは誰が決めるのか?
○ 試作する前にやるべきこと
○ エスコヤマには、失敗作は存在しない

”ライバル”小山進の秘密がこの本の中にある
小山さんと僕は、もう軽く十年を超えるお付き合いになりました。小山さんの「お菓子」と僕の「音楽」は
まったくジャンルの違う世界のようで、とても重要な共通点があります。それは、子供からお年寄りまで、
男も女も飛び越えて、大好きだということ。ただし、それは美味しいお菓子と、素晴らしい音楽に限ります。
小山さんと僕は、お互いをリスペクトし、そして刺激し合う間柄。ライバル、小山進の秘密が、この本の中
にあります。                      指揮者 佐藤裕

小山君への手紙
苦しみの果てに幸福などない。苦しみも幸福の一部だということだ。
「つくる」というのは形を生みだすことでもあるが、それ以前に「意志」を示すことでもある。己の。
形などに囚われぬ自由な意思が形をつくる。形をつくるのに形はない。
新たな意思が新たな未来を生みだす。
小雨そぼ降る下北沢のBARで、ある編集者を介して会うことになった小山氏は、熱っぽいまなざしで
己の「今」を語った。
それは決して自慢話などではなく、新たな未来を生みだすための、輝かしい苦しみを語っていた。
夢見るような強い口調で。
僕はいま、バースディ・カードに書き込む言葉を送るようなつもりでこれを書いている。
そう、彼に会った僕もあの夜、幸福な気持ちになれたのだ。
苦しみも悪くないと思えるような気持ちに。          ミュージシャン  甲斐よしひろ

★ 三田の近くに娘が住んでいて、お店に何回も連れて行って貰ってます。
また行こうと言う気持ちになる理由、この本を読んで、一層理解が・・・



三国志(一)  

吉川英治 歴史時代 文庫

 日本では卑弥呼が邪馬台国を統治する頃、中国は後漢も霊帝の代、政治の腐爛は黄巾賊を各地にはびこらせ
民衆は喘ぎ苦しむ。この時、たく県は楼桑村に一青年劉備は、同志関羽、張飛と桃園に義盟を結び、害賊を討ち
世を救わんことを誓う。
以来百年の治乱興亡に展開する壮大な世紀のドラマ。その華麗な調べと哀えんの情は、吉川文学随一と定評のある
ところである。

 花といえば、あでやかな大輪よりも、ひっそりと野に咲く可憐な花、それが主人の好みでございました。
なかでも、りんどうは、その青紫の花弁の初々しさと、清楚なたたずまいを、ことのほか愛でていたようで
ございます。
 瀟洒な文庫本に、りんどうの花、主人も、きっと、気に入ってくれることと存じます。
                               吉川文子

    序
 三国志は、いうまでもなく、今から約千八百年前の古典であるが、三国志の中に活躍している登場人物は、
現在でも中国大陸の至る所にそのまま居るような気がする。
中国大陸へ行って、そこの雑多な庶民や要人などに接し、特に親しんでみると、三国志の中に出て来る人物
の誰かしらときっと似ている。或いは、共通したものを感じる場合がしばしばある。
 だから、現代の中国大陸には、三国志時代の治乱興亡がそのままあるし、作中の人物も、文化や姿こそ変わ
っているが、なお、今日にも生きているといっても過言でない。

★ 長女より本棚を整理するにあたって、吉川英治歴史時代文庫が沢山送られてきた。私も整理するはずが
また読みだしてしまう。 三国志の詩が楽しみになってくる。



貸農園             2017年3月初旬
 家から徒歩5分位のところで畑を借りて(地域のゴルフ仲間も一緒)毎日せっせと頑張っている夫に(偉いな~)
感謝しています。 今日は網を掛ける為、手助けの要請あり快く引き受ける(当たり前かな)

 
退職して佐備の方(娘たちが父親の為準備)で農園を借りた経験が、今とても役にたっている。我が家の農園主!


今年最後の大根と白菜の収穫! 嬉しいね~ご苦労様です。
夫が畑に行ってる間、少しだけ本を読み進める呑気な妻ここにあり!