医者に殺されない47の心得 51万部突破!
医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法
著者 近藤 誠 慶應義塾大学医学部放射線科講師
★病院に行く前に、かならず読んでください。
第60回 菊池寛賞受賞の弁
私はこれまで、同業者がいやがることばかり言ってきました。
がんは切らずに治る。
抗がん剤は効かない。
健診は百害あって一利なし。
がんは原則として放置したほうがいい。
そのためでしょう。私の医学界での受賞歴といえば「そんなこと言ったらダメで賞」とか「近藤をバッシングしま賞」といったものばかりだったので、今回、まともな賞をいただいて、とてもうれしく思っています。
医学界の絶滅危惧種とも言われているので、そんな私を励まそうというお心遣いも、ありがたく受けとめています。
申し上げておきたいのは、患者さんたちがいたから今日があるということです。
乳がんと言えば、乳房を全部切り取るのが世間の常識だった時代に、私の話を聞いて、乳房を温存する療法を選んだ患者さんたち。
その勇気あるパイオニア的行動によって、今「乳房温存療法」が乳がんの標準治療になっています。
また、がんは治療しないほうが長生きできる、という私の話に納得し、がん放置を決めた、150人以上の患者さんたち。そのおかげで「がん放置療法」を確立することができました。
この賞は、その患者さんたちにも与えられたものだと考えています。
はじめに
世界一、医者が好きな日本人
「飛んで火に入る夏の虫」のように、医者に自分から近づいて、命を落としたり縮めたりしている人が多すぎる。
風邪薬も抗がん剤も、病気を治せない
病気の9割は、医者にかかったからといって治るわけでも、回復が早くなるわけでもありません。
高血圧のガイドライン操作で、薬の売り上げが6倍に
20年間で売り上げが6倍に伸びています。血圧商法、大成功です。問題は、血圧やコレステロールを薬で下げると、数値は改善しても早死にするリスクが高くなること。世界中の、数万人規模の追跡調査ではっきりしています。
日本人のがんの9割は、治療するほど命を縮める
20年以上にわたり、「がん放置患者」150人を診てきましたが、スキルス胃がんであっても、数か月で亡くなった人はゼロ。
抗がん剤が効くというのは、「がんのしこりを一時的に小さくする」だけで、がんを治したり、延命に役立ったりするわけではありません。
医者はヤクザや強盗よりタチが悪い
医者は、患者を脅してお金を払ってもらった上に、しょっちゅう体を不自由にさせたり、死なせたりする。
僕も薬害で足を引きずった
マラリアにかかり高熱が出たときは抗生物質を打たれすぎて、足の筋肉が変性してひざが曲がらなくなる「筋拘縮症」になりかけ、しばらく足をひきずりました。
多くの子どもが、ワクチンや解熱剤の副作用で脳に障害を受け、一夜にして痴呆状態になったり亡くなったりしている。おまけに病気を予防したり治す力はない。そして「何とかして、医療からプラス面だけを得て、危険を避ける方法を見つけたい。ムダに苦しむだけの治療や、悲惨な医療死を、ひとつでも減らしたい」という想いが、悲願になりました。
原点は「切り取られるおっぱいを救え」
欧米では当時すでに病巣だけを取る「乳房温存療法」が当たり前だったのに、日本では乳房が丸ごと切り取られて、無残でした。そして20年たった今、日本では乳がんが見つかった女性の6割以上が、温存療法を選んでいます。
患者よ、病気とムダに闘うな
最近「予防医学」が全盛ですが、その実態は「”患者を呼ぼう”医学」。医者の”おいしい”お客様にならないように気をつけましょう。がんで苦しみ抜いて死ななければならないのは、がんのせいではなく、「がんの治療のせい」です。
今まで「病気のことは医者を信じてお任せ」だった方も、ここで発想を変えて「医者を疑い、自分で調べて考える」癖を身につけてください。医者に殺されない方法をしっかり身につけて、ムダ死にから身を守ってください。
1.どんなときに病院に行くべきか
☆「老化現象ですよ」と言う医者は信用できる
☆医者によく行く人ほど、早死にする
☆世界中で売れているコレステロール薬の「病気を防ぐ確率」は宝くじ以下
2.患者よ、病気と闘うな
☆一度に3種類以上の薬を出す医者を信用するな
☆がんの9割は、治療するほど命を縮める。放置がいちばん
☆「医者から薬をもらう」を習慣にしてはいけない
3.検診・治療の真っ赤なウソ
☆がん検診は、やればやるほど死者を増やす
☆「乳がん検診の結果は、すべて忘れなさい」
☆断食、野菜ジュース、免疫療法・・・医者たちの「がん詐欺」に注意
4.100歳まで元気に生きる「食」の心得
☆体重、コレステロールを「減らさない」健康法を学ぶ
☆ピンピン100歳への体づくりは「毎日タマゴと牛乳」から
☆「高血圧に塩はダメ」はウソ。自然塩より精製塩のほうが安心
☆コーヒーは、がん、糖尿病、脳卒中、ボケ、胆石、シワを遠ざける
5.100歳まで元気に生きる「暮らし」の心得
☆「超」早寝早起き健康法のすすめ
☆石けん、シャンプーを使わないほど、肌も髪も丈夫になる
☆しゃべって、笑って、食べて。口を動かすほど元気になる
☆よく歩く人ほどボケにくい
☆インフルエンザ・ワクチンを打ってはいけない
☆「ほっときゃ治る」を、いつも心に
6.死が恐くなくなる老い方
☆ポックリ逝く技術を身につける
☆喜怒哀楽が強い人ほどボケない
☆100歳まで働き続ける人生設計をする
読み終わって思うこと
年1回の人間ドック、「おかしいな」と思ったら直ぐ病院へが「モットー」だった生活、それが正しいと思っていました。
ビックリ仰天は言うまでもありません。薬害の話は耳にすることはあっても、真剣に考えてはいなかったように思います。
この現実をしっかり見つめ直し、これからの自分の環境を大切に整えていかなければと心に誓ったのでした。
医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法
著者 近藤 誠 慶應義塾大学医学部放射線科講師
★病院に行く前に、かならず読んでください。
第60回 菊池寛賞受賞の弁
私はこれまで、同業者がいやがることばかり言ってきました。
がんは切らずに治る。
抗がん剤は効かない。
健診は百害あって一利なし。
がんは原則として放置したほうがいい。
そのためでしょう。私の医学界での受賞歴といえば「そんなこと言ったらダメで賞」とか「近藤をバッシングしま賞」といったものばかりだったので、今回、まともな賞をいただいて、とてもうれしく思っています。
医学界の絶滅危惧種とも言われているので、そんな私を励まそうというお心遣いも、ありがたく受けとめています。
申し上げておきたいのは、患者さんたちがいたから今日があるということです。
乳がんと言えば、乳房を全部切り取るのが世間の常識だった時代に、私の話を聞いて、乳房を温存する療法を選んだ患者さんたち。
その勇気あるパイオニア的行動によって、今「乳房温存療法」が乳がんの標準治療になっています。
また、がんは治療しないほうが長生きできる、という私の話に納得し、がん放置を決めた、150人以上の患者さんたち。そのおかげで「がん放置療法」を確立することができました。
この賞は、その患者さんたちにも与えられたものだと考えています。
はじめに
世界一、医者が好きな日本人
「飛んで火に入る夏の虫」のように、医者に自分から近づいて、命を落としたり縮めたりしている人が多すぎる。
風邪薬も抗がん剤も、病気を治せない
病気の9割は、医者にかかったからといって治るわけでも、回復が早くなるわけでもありません。
高血圧のガイドライン操作で、薬の売り上げが6倍に
20年間で売り上げが6倍に伸びています。血圧商法、大成功です。問題は、血圧やコレステロールを薬で下げると、数値は改善しても早死にするリスクが高くなること。世界中の、数万人規模の追跡調査ではっきりしています。
日本人のがんの9割は、治療するほど命を縮める
20年以上にわたり、「がん放置患者」150人を診てきましたが、スキルス胃がんであっても、数か月で亡くなった人はゼロ。
抗がん剤が効くというのは、「がんのしこりを一時的に小さくする」だけで、がんを治したり、延命に役立ったりするわけではありません。
医者はヤクザや強盗よりタチが悪い
医者は、患者を脅してお金を払ってもらった上に、しょっちゅう体を不自由にさせたり、死なせたりする。
僕も薬害で足を引きずった
マラリアにかかり高熱が出たときは抗生物質を打たれすぎて、足の筋肉が変性してひざが曲がらなくなる「筋拘縮症」になりかけ、しばらく足をひきずりました。
多くの子どもが、ワクチンや解熱剤の副作用で脳に障害を受け、一夜にして痴呆状態になったり亡くなったりしている。おまけに病気を予防したり治す力はない。そして「何とかして、医療からプラス面だけを得て、危険を避ける方法を見つけたい。ムダに苦しむだけの治療や、悲惨な医療死を、ひとつでも減らしたい」という想いが、悲願になりました。
原点は「切り取られるおっぱいを救え」
欧米では当時すでに病巣だけを取る「乳房温存療法」が当たり前だったのに、日本では乳房が丸ごと切り取られて、無残でした。そして20年たった今、日本では乳がんが見つかった女性の6割以上が、温存療法を選んでいます。
患者よ、病気とムダに闘うな
最近「予防医学」が全盛ですが、その実態は「”患者を呼ぼう”医学」。医者の”おいしい”お客様にならないように気をつけましょう。がんで苦しみ抜いて死ななければならないのは、がんのせいではなく、「がんの治療のせい」です。
今まで「病気のことは医者を信じてお任せ」だった方も、ここで発想を変えて「医者を疑い、自分で調べて考える」癖を身につけてください。医者に殺されない方法をしっかり身につけて、ムダ死にから身を守ってください。
1.どんなときに病院に行くべきか
☆「老化現象ですよ」と言う医者は信用できる
☆医者によく行く人ほど、早死にする
☆世界中で売れているコレステロール薬の「病気を防ぐ確率」は宝くじ以下
2.患者よ、病気と闘うな
☆一度に3種類以上の薬を出す医者を信用するな
☆がんの9割は、治療するほど命を縮める。放置がいちばん
☆「医者から薬をもらう」を習慣にしてはいけない
3.検診・治療の真っ赤なウソ
☆がん検診は、やればやるほど死者を増やす
☆「乳がん検診の結果は、すべて忘れなさい」
☆断食、野菜ジュース、免疫療法・・・医者たちの「がん詐欺」に注意
4.100歳まで元気に生きる「食」の心得
☆体重、コレステロールを「減らさない」健康法を学ぶ
☆ピンピン100歳への体づくりは「毎日タマゴと牛乳」から
☆「高血圧に塩はダメ」はウソ。自然塩より精製塩のほうが安心
☆コーヒーは、がん、糖尿病、脳卒中、ボケ、胆石、シワを遠ざける
5.100歳まで元気に生きる「暮らし」の心得
☆「超」早寝早起き健康法のすすめ
☆石けん、シャンプーを使わないほど、肌も髪も丈夫になる
☆しゃべって、笑って、食べて。口を動かすほど元気になる
☆よく歩く人ほどボケにくい
☆インフルエンザ・ワクチンを打ってはいけない
☆「ほっときゃ治る」を、いつも心に
6.死が恐くなくなる老い方
☆ポックリ逝く技術を身につける
☆喜怒哀楽が強い人ほどボケない
☆100歳まで働き続ける人生設計をする
読み終わって思うこと
年1回の人間ドック、「おかしいな」と思ったら直ぐ病院へが「モットー」だった生活、それが正しいと思っていました。
ビックリ仰天は言うまでもありません。薬害の話は耳にすることはあっても、真剣に考えてはいなかったように思います。
この現実をしっかり見つめ直し、これからの自分の環境を大切に整えていかなければと心に誓ったのでした。