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竹原友徳のさすらいうどん武者修行道中記

香川でのうどん修業の後、2年間の日本一周うどん行脚の武者修行の旅を完遂!現在は京都・綾部での開店目指し奮闘中!

梟の館

2007年12月17日 | 岡山・小豆島・広島・山口
絵師として全国で活躍されている尾道在住の園山春二さんにお世話になり「梟の館」にてうどん作りさせていただいた。

梟の館は千光寺の山の中腹にあり、尾道の道は小道で坂や階段ばかりのため車はあがれずうどんの材料や道具を担いで運ばなければならい。
約200メートルの急な坂道をスタッフのあだちさんにもお手伝いしていただき、何回も往復し荷を運んだ。

荷物を運び終えただけで、今日の仕事終わった~という気分になってしまった。
今回がこれまでの荷物運搬の中でもNo.1の厳しさでした。

梟の館はまるでドラキュラがでてきそうな感じの建物。

まず入り口には「躾の出来てないお客様の入店お断りいたします」の看板が立つ。
おっとっと入って大丈夫か?

中に入ると約一万羽梟が出迎えてくれます。
ちょっと怪しげな店内ですが落ち着く空間で窓からの眺めがすばらしい。

梟の館は普段は昼から日没までの営業ですが満月の日だけ予約制で夜も開いている。
しかも二階の梟美術館は満月の夜だけ入れるのだ。
そんな二階の開かずの部屋に今回特別に泊めてもらいました。

二階の窓からの景色は別世界で夜景も朝焼け綺麗でした。

こういった梟の館の名前のイメージにあったお店作りの工夫により魅力を引き出すというのがすごい


園山さんは招き猫を石に描いた「福石猫」を作られていて尾道の町に1000匹以上置いて、猫の町としても有名になっている。
歩いていると
ここにも!そこにも!あそこにも!ニャーって感じで楽しい。

また各地の美術館のプロデュースなどもされていてユニークなアイデアでアドバイザーとしても活躍されています。

いつか満月の夜に来てみたいと思った。


尾道にやってきた

2007年12月13日 | 岡山・小豆島・広島・山口
今日は三原市にある「ヴィオレッテ」というアロマや食のお店でうどん作りさせていただいた。

アロママッサージのベッドの横でうどん打ちというのは不思議な光景でした。
ちなみに作っている時にマッサージを受けている方はいませんでした。


そして夕方に明日お世話になる尾道へ移動。
尾道は瀬戸内の風情があり、お寺や坂道が多いところです。

丘からみる景色は絶景です。

明日は絵師の園山春二さんにお世話になり尾道の千光寺に上がるロープウェイ乗り場から歩いて丘に登った中腹にある「梟の館(ふくろうのやかた)」というカフェ&梟美術館でお昼にうどんやってます。

ちょっとミステリアスで美しい景色の見れる梟の館へぜひどうぞ…


土曜日は福山市松永町にある「グランドスター」というお店でお昼にやってます。

そちらにもどうぞ!

駅ビルでうどん

2007年12月13日 | 岡山・小豆島・広島・山口
12月12日
この旅初となる駅ビルでのうどん屋出店!

広島県安芸高田市の向原駅の駅ビル一階の喫茶店「ふじわら」さんでうどん作り。

小さな町の静かな駅だから人が集まるかねぇ~と朝心配ムードになっていたのですが、口コミで町のニュースになったようでお昼に用意してた50食はあっという間に完売で、昼からさらに追加で作るというほどの賑わいでした。

田舎のネットワークの強さと勢いを感じました。
思わぬ忙しさにびっくりな楽しい一日でした。


弾丸蔵見学

2007年12月11日 | 岡山・小豆島・広島・山口
12月9日
岡山駅西口近くにあるカフェ「THE MARKET」さんの前でうどん屋台をさせていただいた。

たくさんの方が来てくださり賑やかで楽しい一日でした。


夜はコタンの店長のひでさんにお世話になり泊めていだだいた。
いろいろな話で盛り上がり、醤油の話題にもなった。

岡山からも近い小豆島は有数の醤油の産地。
小さな蔵から大手工場もある。

出来上がる様子を肌で感じてみたいと思っていたし、時間もあった、そしてひでさんの「いい蔵紹介するよ」の声もあり思い切って行くことにした。(10日11時)

先日実家で折りたたみ自転車を借りて、車のキャリアに積んでいたのを持って岡山からフェリーに乗り小豆島へ向かった。(13時)


小豆島土庄港着(14時)
そこから15キロほどの内海町に醤の郷と呼ばれる醤油蔵や佃煮工場が集まる所目指す。

折りたたみ自転車のギアチェンジなしなため坂道が多い島は大変だった。
1時間くらいでなんとかたどり着き、大手マルキンね醤油記念館を見学。(15時30分)
醤油製造工程や道具を知る。

そして紹介してもらっていたお目当ての「ヤマロク醤油」さんへ。
家族3人で経営の小さないい蔵と聞いていたが着いた瞬間に納得と感動でした。

あぁ~いい雰囲気!

着いた時ちょうど醤油を搾る最中でぽたりぽたりと染み出してきていた。

五代目の山本康夫さんに蔵の案内をしていただいた。
築100年以上の蔵で身長より高い杉樽が並んでいる。
杉樽もずっと使われているもので乳酸菌などの酵母菌がいっぱい住み着いているためカビが生えたようになっている。
蔵の壁も古いままの土壁で菌が住みやすい環境になっているそうだ。

いい醤油はよい菌が作るそうで、こういった杉樽や蔵の環境作りが1番大事だそうです。

衛生管理された工場では人が培養した限られた菌が醤油を作るが、ヤマロクさんの場合は100種類以上の菌が関わっているため味わい深くうまみの強いものができるそうです。

少し醤油も分けてもらい実験的に使ってみるのが楽しみです。

5時にヤマロクさんを出発し帰りは自転車はたたんでバスに乗り港に戻りフェリー岡山に帰った。

他の蔵も次回はゆっくり行ってみたい。


今日から広島県に入り明日12日は安芸高田市の向原駅の喫茶店「ふじわら」さんでお昼にうどん作らせてもらいます。

ぜひ来て下さい!

もちつきとうどんうち

2007年12月08日 | 岡山・小豆島・広島・山口
12月7日
岡山大学の前にある自然食品店「コタン」さんで行われたもちつきの横でうどん打ちさせてもらいました。

岡大生がたくさん通学している歩道でもちつきとうどん。
ちょっと異様なお店になってました。

威勢のいい掛け声でつかれるもち。
そして大学生も巻き込んでついたり、餅をまるめたり、みんなで楽しんでいい雰囲気でした。

通り掛かりのおじさんも「おぉ~もちつきやってるよ、いいねぇ~」とうれしそう。

昔ながらのもちつきっていいですね。
見てるだけで楽しい気分になりました。

そしてつきたての餅をうどんにのっけて力うどん。

もちつきとうどんってナイスゴンビでした。
将来、お店でも12月はやりましょう!

ちなみに大学前にある自然食品店という事で学生のお客さんは多いですかと聞いたところ、少なく関心は低いとの事。
どうしてもコンビニや安いお店にいってしまうそうです。
学生の時は安くて量ですよね。


そして今日は再び備前にやってきてカフェ「Lumber(ランバー)」の松本さんにお世話になってうどん作りをさせていただきました。

様々な環境や生活の問題に意識の高い方で活動もされていて勉強になりました。


明日12月9日はコタンさんの繋がりで岡山駅近く奉還町にあるカフェ「THE MARKET」さん前でお昼にうどん屋させてもらうことになりました。

ぜひお越し下さい!

地産地消のうどん屋

2007年12月07日 | 全国うどん食べ歩き情報
岡山は全国で1番早く有機農業を推進した県だそうです。

自家栽培した有機無農薬小麦を石臼で挽いて出しているうどん屋があると知り岡山県瀬戸内市にある「一文字」というお店に食べにいってきました。

お店に入るとうどんが大きく2種類あって一杯100円~の国産小麦で作ったセルフのうどんと一杯550円のしらさぎうどんというのがある。

しらさぎうどんというのは岡山で昔、栽培していた小麦の品種「しらさぎこむぎ」をご主人の大倉さんが無農薬有機栽培し、石臼式の自家製粉で出来た小麦粉を使った手打ちうどん。

これはうどん屋として自力でやれる究極の世界ですね。

ざるでしらさぎうどんを食べる。
石臼挽きのせいか少しつぶつぶしていて、これまで食べた地粉にはないもちもち感と小麦の香りと甘味がありました。

大倉さんとお話させてもらう事ができいろいろ質問させてもらいました。

自家栽培、自家製粉でやるというのは本当に大変で、ここまで何年もかけてようやく花開いてきたそうです。

なかなか出来る事ではないですが実際にされている方がいるというのは将来チャレンジする時に心強いなと思います。


また一文字さんでは地産地消を広げようとしらさぎうどんだけでなく、地元でとれたもので天ぷらやおにぎり、郷土料理の復活もされてました。
お店の一角には近くの生産者の方の信頼の作物や商品の販売コーナーもあり、さながら自然食品店のようです。

さらにお店の近くの広場では月に一度の「福の市」という産直市もされていています。

まずその地域で販売できお金になる。
そんな地産地消から地域活性化そして地域独自の食文化の復活というのはすばらしい事だな感じました。


Uサービス交流会

2007年12月06日 | 岡山・小豆島・広島・山口
12月2日
岡山県備前市のリフレセンターびぜんにて山本さんという方にお世話になり「Uサービス交流会」でうどん作りをさせてもらった。

Uサービスというのはコンピュータを使った会員間での商品販売や個人の広告宣伝が出来るようなサービスで全国にネットワークが広がっているそうです。

安心、安全な作物や商品を信頼のある人から購入できるようなシステムだそうです。

この日は交流会という事で地元の方も含めた産直市といった感じでした。
Uサービスというのを初めて知った日でした。

再スタート

2007年12月01日 | 綾部
はやいもので師走となりました。

今月は中国地方を駆け抜けるつもりだ。

体調の方も実家でゆっくり休ませてもらいおかげさまで回復しました!
今後はますます寒くなってくるので無理せずがんばっていきます。


そして本日綾部を出発し旅を再開しました。
明日から岡山県です。

明日は備前市伊部にある備前リフレセンターで行われる手づくり市にて昼過ぎから出店させてもらいます。

備前焼きもあるかもなので楽しみだ。