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竹原友徳のさすらいうどん武者修行道中記

香川でのうどん修業の後、2年間の日本一周うどん行脚の武者修行の旅を完遂!現在は京都・綾部での開店目指し奮闘中!

弾丸蔵見学

2007年12月11日 | 岡山・小豆島・広島・山口
12月9日
岡山駅西口近くにあるカフェ「THE MARKET」さんの前でうどん屋台をさせていただいた。

たくさんの方が来てくださり賑やかで楽しい一日でした。


夜はコタンの店長のひでさんにお世話になり泊めていだだいた。
いろいろな話で盛り上がり、醤油の話題にもなった。

岡山からも近い小豆島は有数の醤油の産地。
小さな蔵から大手工場もある。

出来上がる様子を肌で感じてみたいと思っていたし、時間もあった、そしてひでさんの「いい蔵紹介するよ」の声もあり思い切って行くことにした。(10日11時)

先日実家で折りたたみ自転車を借りて、車のキャリアに積んでいたのを持って岡山からフェリーに乗り小豆島へ向かった。(13時)


小豆島土庄港着(14時)
そこから15キロほどの内海町に醤の郷と呼ばれる醤油蔵や佃煮工場が集まる所目指す。

折りたたみ自転車のギアチェンジなしなため坂道が多い島は大変だった。
1時間くらいでなんとかたどり着き、大手マルキンね醤油記念館を見学。(15時30分)
醤油製造工程や道具を知る。

そして紹介してもらっていたお目当ての「ヤマロク醤油」さんへ。
家族3人で経営の小さないい蔵と聞いていたが着いた瞬間に納得と感動でした。

あぁ~いい雰囲気!

着いた時ちょうど醤油を搾る最中でぽたりぽたりと染み出してきていた。

五代目の山本康夫さんに蔵の案内をしていただいた。
築100年以上の蔵で身長より高い杉樽が並んでいる。
杉樽もずっと使われているもので乳酸菌などの酵母菌がいっぱい住み着いているためカビが生えたようになっている。
蔵の壁も古いままの土壁で菌が住みやすい環境になっているそうだ。

いい醤油はよい菌が作るそうで、こういった杉樽や蔵の環境作りが1番大事だそうです。

衛生管理された工場では人が培養した限られた菌が醤油を作るが、ヤマロクさんの場合は100種類以上の菌が関わっているため味わい深くうまみの強いものができるそうです。

少し醤油も分けてもらい実験的に使ってみるのが楽しみです。

5時にヤマロクさんを出発し帰りは自転車はたたんでバスに乗り港に戻りフェリー岡山に帰った。

他の蔵も次回はゆっくり行ってみたい。


今日から広島県に入り明日12日は安芸高田市の向原駅の喫茶店「ふじわら」さんでお昼にうどん作らせてもらいます。

ぜひ来て下さい!