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竹原友徳のさすらいうどん武者修行道中記

香川でのうどん修業の後、2年間の日本一周うどん行脚の武者修行の旅を完遂!現在は京都・綾部での開店目指し奮闘中!

魅力的なお寺

2007年12月27日 | 岡山・小豆島・広島・山口
百姓庵での出会いがきっかけとなり長門市油谷にある浄土真宗「西光寺」の蓮さんに呼んでいただきうどん打ち。

西光寺はおもしろいお寺だ。
まず駐車場に車を止めて上を眺めるとなぜか馬がいる。

おやっ?よーく見てみるとなんか小さい。

サーフボードに書かれた看板に世界一小さい馬「ミニチュアホース」と説明されていてポニーよりも小さい。

近づいて見てみると笑っちゃうくらい愛らしくかわいい!
二頭いて名前はマルちゃんとケケちゃん。馬を可愛がっておられるご住職のお父様いわく「ガソリンが無くなったら馬の時代が再び来る!
馬糞は堆肥としても最適やからの~」


そして蓮さんはお坊さんでありながら、なんとサーファーなんです。
しかもかなり有名な方らしい。

この旅二回目のお寺でのうどん打ち。
前回は歌う坊さん。今回は波乗り坊さん。

人生楽しむってすばらしいですね。

西光寺は最高で~す…

百姓の塩

2007年12月27日 | 岡山・小豆島・広島・山口
山口県長門市油谷島で農家民宿「百姓庵」をされている井上さんにお世話になりうどん作り。

井上さんは自給自足を目指し油谷島にやってきて、築100年以上の廃屋状態だった家を自身で改築され、今は週末限定の農家民宿をされている。

野菜、米を自給出来るようになり、次に必要になったのが「塩」

塩作りの施設を手作りされて、天ぷら油から作ったBDFを燃料にしたポンプで海水を汲み上げ、天日と風を利用し、水を蒸発させる立体型の流下式塩田に海水を循環させ、二週間かけ海水の塩分濃度を3%から10%にする。

それを今度は薪の鉄鍋でじっくり焚いて煮詰めていき結晶化させる。
杉樽に寝かせ、塩とにがりにわけて完成となる。
全工程で約一ヶ月。

豊かな山の栄養が注ぎ込み、海藻が豊富な海で作られる塩はカルシウム、マグネシウムなど100種類以上のミネラルが含まれていて、動物にとって必要不可欠な塩を海の成分そのままにいただけます。まろやかで甘味のある塩でした。

井上さんは農業、大工、塩、料理、遊び、何でもされます。
まさに百の仕事の出来るお百姓さんのような方です。

いろんな事に挑戦しいろんな事も出来る人間になりたい