これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

華麗なる7月

2013年07月04日 21時17分08秒 | エッセイ
 今年の6月は、ろくなことがなかった。
 修学旅行の業者選定のため、上旬から下旬までじっくり検討し、何度も会議を開いたけれど、安いという理由で「勘弁してよ」の業者に決まってしまった。
 あの苦労は何だったんだ……。
 母は3週間入院するし、日曜出勤が2回もあったし、毎日があわただしくて、あっという間に月末を迎えた気がする。仕事を持ち帰ったはいいが、娘の弁当の下ごしらえもせねばならず、本当に時間がなかった。
 だが、7月は違う。娘の弁当はいらないし、夏休みは目の前だ。
 たまりにたまったストレスを発散させるため、まずは映画に行くことにした。
 評判はイマイチのようだが、「華麗なるギャツビー」が観たくなった。


(パンフレットから)
 ディカプリオは結構好きだ。彼には、人を惹きつける魅力がある。スクリーンに映っていれば、横顔でも後姿でも、ついそちらを見てしまう。泣いても笑っても怒っても、すべてがチャーミングだ。
 ディカプリオは、大富豪のジェイ・ギャツビーという役だった。生い立ちや職業、学歴などがミステリーな若き大金持ちで、お城のような豪邸に住み年中パーティーをしている。


(パンフレットから)
 彼が手にしたいものはただひとつ、デイジーという女性である。少々病的だけれども、一途な想いにホロリとさせられる。純愛っていいなと、うっとりしてしまうのだ。


(パンフレットから)
 物語の進行とともに、ギャツビーの秘密のベールが少しずつはがれていく。
 ラストは大いに不服だったが、地味な生活を強いられてきた身に、大金持ちの派手な暮らしぶりは心地よかった。にぎやかなパーティーに参加したつもりになり、プールつきの立派なお屋敷で過ごすぜいたくを味わい、きらびやかなドレスや宝石で目の保養ができる。
 
 楽しかった~!!

 ストレスのたまった人には、ぜひご覧になっていただきたい。
 7月は、6月の分まで楽しみます!


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 「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
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コメント (14)
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