2006年1月15日から22日まで ミクロネシアのポンペイ島に行ってきました!
年間降水量世界2位といわれる雨に育まれた豊かな緑と、マングローブに囲まれたのどかな島でした。
ブラックマンタにも会ってきたよ!
☆
1/15
ミクロネシア連邦ポンペイまでは、日本→グアム乗り継ぎが必要なんだけど、
グアム⇔ポンペイ間はコンチネンタル・ミクロネシア便しか飛んでない。
関空⇔グアム間はコンチ便がなく、関空から出国するより、
名古屋からコンチ便で乗り継ぐほうが随分安くつくらしく、今回は名古屋発だ。
朝5時すぎ、朝というよりは、あたりは真っ暗なまだ夜の気配のうちに家を出る。
最寄駅からは、まあるいお月さまがきれいに見えた。
午前9時半までに名古屋国際空港に到着するために、逆算し、
ここからは西村京太郎サスペンスばり分刻みの、計算しまくったスケジュールで移動。
私鉄2本、新幹線のぞみ、バスを乗り継ぎ、
なんとか無事、計算通りに名古屋国際空港セントレアに到着。
★
名古屋→グアム。
グアムで乗り継ぎ、
グアム→チューク→ポンペイ。
ポンペイに到着したのは日付の変わった16日の夜中。
眠くてボーッとしたまま、迎えの車に乗り込み、ホテルまで。
島は夜の闇に包み込まれ、真っ暗だったけど、海や橋があるのはぼんやり見えてた。
しばらく山を上っていったところに、今回宿泊するビレッジホテルがありました。
真夜中すぎなので、オフィスも真っ暗。
車で迎えにきてくれたスタッフが、そのまま部屋まで案内してくれる。
部屋はにこいちのコテージタイプ。
入ってびっくりしたのは、部屋の窓にガラスがなかったこと!
網戸しかないねん。
ベットはウォーターベット!!なんともいえぬ寝心地のよさ!
のどがカラカラだったので、ミネラルウォーターを探す(ポンペイでは水道水は飲めません)が、
部屋にはミネラルウォーターがなく、オフィスもすでに閉まってたし、
日本から持ってきたお茶のわずかな残りで明日の朝まで生きのびなければ・・・
めちゃくちゃ水分補給するタイプの人間なので、それこそ無人島に残されたみたいな気分。
ほんま水って大事よね。まぁ、ほんまに死にそうな程のど渇いたら水道水飲めるだけマシやな。
このビレッジホテルは、日常を忘れて自然とともにのんびり過ごす、というのがコンセプトみたいで、
部屋にはテレビも冷蔵庫もエアコンも電話もないのです。
約20時間の移動時間を費やし、ようやくたどり着いたポンペイ島。
とても疲れたし、めちゃくちゃ眠いけど、やっぱりうれしい。
明日からのダイビングも少しばかり不安と緊張があるけど、やっぱり楽しみ!
☆
1/16
朝は鳥の鳴き声と木々が風にそよぐ音で目覚め。
目がさめたと同時に窓ガラスもカーテンもない窓から海が一望。スバラシイ!
だけど・・・雨が降っているぞ。
茅葺き屋根なので、雨が降ると茅がいっぱい落ちてくる。
ダイビングに出発するときには、まさにザーザー降りで、海に入る前からすでにビショビショ。
まぁ、どうせぬれるのですからよいことにしよう。
-1本目- マンタロード
しょっぱなからマンタが見れるポイント、マンタロードです!
いつものように左の耳がなかなか抜けません・・・必死になって耳抜きして歯を食いしばっていたんでしょうか?
海底につく頃に、レギュのマウスピースを噛みちぎってしまった・・・!!
えらいもんで、マウスピースというのは一部が欠けただけで、とてもくわえにくくなるものなのですね・・・
油断すると口からレギュがはずれそうになる・・・
焦る私。耳はなかなか抜けない、マウスピースはちぎれる、こんなときに限ってやたらマスクに水が入ってくるわ、で、
冷静に考えれば、オクトパスをくわえればいいのに、そこまで気がまわらず、
ずっとくわえにくいままの、ちぎれたマウスピースをくわえ海水をたくさん飲んでいた。あほです。
海水をゴクゴク飲みつつ、海底でマンタ待ちをしていると、来ました!マンタ!
2枚のマンタが行ったり来たり、クルクル宙返りしながらお食事です。
でもマンタがお食事に来るようなところなので、
プランクトンが多い〓透明度が悪い(透明度はせいぜい10mくらいだった)ワケで、写真が撮るに撮れない・・・
私はさっきからこのプランクトン豊富な海水をゴクゴク飲みまくっている、ということは、
マンタと同じものを食べてるということか。
よく見ると1枚はブラックマンタ!!すごいぞ。ポンペイ1本目にしてもう会えたのだ。はるばるポンペイまで来た甲斐あり。
さいごはわたしたちが中層を泳いでいると、ブラックマンタさまが横を通りすぎていきました!
ろくな写真が撮れなかったけれど、夢にまで見たブラックにホントに会えちゃった!またひとつ夢が叶ったよ!
本日私たちと一緒に潜ったおじさまは、会社を退職したあと、自分のヨットで世界中航海し、ダイビングを楽しんでおられるという。
なんて素敵な余生なのでしょうか。
その方のお話によると、2年前にここポンペイで潜ったときに、体長3mくらいのこどものジンベエザメに会ったんだって!
うらやましい!ミニサイズのジンベエは大きなジンベエに会うより難しく、かなり貴重な経験だと思う。私も見たい!
お昼ごはんはボートの上でお弁当。海の上でのお弁当はいつ食べてもおいしいね。
-2本目- パルキル
休憩中にガイドさんが、ちぎれたマウスピースを新しいものに付け替えてくれた。
でもその新たに装着されたマウスピースは、ボートに積み込んである救急箱の中に長期にわたり保管されていたものらしく、
くわえるともれなく正露丸の味と香りでいっぱいになる。
海水をのまずにすんで非常にありがたいが、潜ってるあいだじゅうずっと正露丸を噛んでいるようだった。
だけどここは透明度もよくて正露丸の苦痛をのぞけば、とても気持ちよかった。
すごいでっかい魚がいたので一瞬ナポレオンかと思ったけど、カンムリブダイだった。
大きな体に似合わず、シャイなようで全然近付けませんでした。
砂地にはホワイトチップ。オレンジフィン・アネモネフィッシュやハナビラクマノミ、
その他いろんな魚がいて、珊瑚もきれいでした。
ダイビングが終わったころには雨もあがり、青い空と青い海。
南国らしい風景を見ることができました。
つづく・・・
年間降水量世界2位といわれる雨に育まれた豊かな緑と、マングローブに囲まれたのどかな島でした。
ブラックマンタにも会ってきたよ!
☆
1/15
ミクロネシア連邦ポンペイまでは、日本→グアム乗り継ぎが必要なんだけど、
グアム⇔ポンペイ間はコンチネンタル・ミクロネシア便しか飛んでない。
関空⇔グアム間はコンチ便がなく、関空から出国するより、
名古屋からコンチ便で乗り継ぐほうが随分安くつくらしく、今回は名古屋発だ。
朝5時すぎ、朝というよりは、あたりは真っ暗なまだ夜の気配のうちに家を出る。
最寄駅からは、まあるいお月さまがきれいに見えた。
午前9時半までに名古屋国際空港に到着するために、逆算し、
ここからは西村京太郎サスペンスばり分刻みの、計算しまくったスケジュールで移動。
私鉄2本、新幹線のぞみ、バスを乗り継ぎ、
なんとか無事、計算通りに名古屋国際空港セントレアに到着。
★
名古屋→グアム。
グアムで乗り継ぎ、
グアム→チューク→ポンペイ。
ポンペイに到着したのは日付の変わった16日の夜中。
眠くてボーッとしたまま、迎えの車に乗り込み、ホテルまで。
島は夜の闇に包み込まれ、真っ暗だったけど、海や橋があるのはぼんやり見えてた。
しばらく山を上っていったところに、今回宿泊するビレッジホテルがありました。
真夜中すぎなので、オフィスも真っ暗。
車で迎えにきてくれたスタッフが、そのまま部屋まで案内してくれる。
部屋はにこいちのコテージタイプ。
入ってびっくりしたのは、部屋の窓にガラスがなかったこと!
網戸しかないねん。
ベットはウォーターベット!!なんともいえぬ寝心地のよさ!
のどがカラカラだったので、ミネラルウォーターを探す(ポンペイでは水道水は飲めません)が、
部屋にはミネラルウォーターがなく、オフィスもすでに閉まってたし、
日本から持ってきたお茶のわずかな残りで明日の朝まで生きのびなければ・・・
めちゃくちゃ水分補給するタイプの人間なので、それこそ無人島に残されたみたいな気分。
ほんま水って大事よね。まぁ、ほんまに死にそうな程のど渇いたら水道水飲めるだけマシやな。
このビレッジホテルは、日常を忘れて自然とともにのんびり過ごす、というのがコンセプトみたいで、
部屋にはテレビも冷蔵庫もエアコンも電話もないのです。
約20時間の移動時間を費やし、ようやくたどり着いたポンペイ島。
とても疲れたし、めちゃくちゃ眠いけど、やっぱりうれしい。
明日からのダイビングも少しばかり不安と緊張があるけど、やっぱり楽しみ!
☆
1/16
朝は鳥の鳴き声と木々が風にそよぐ音で目覚め。
目がさめたと同時に窓ガラスもカーテンもない窓から海が一望。スバラシイ!
だけど・・・雨が降っているぞ。
茅葺き屋根なので、雨が降ると茅がいっぱい落ちてくる。
ダイビングに出発するときには、まさにザーザー降りで、海に入る前からすでにビショビショ。
まぁ、どうせぬれるのですからよいことにしよう。
-1本目- マンタロード
しょっぱなからマンタが見れるポイント、マンタロードです!
いつものように左の耳がなかなか抜けません・・・必死になって耳抜きして歯を食いしばっていたんでしょうか?
海底につく頃に、レギュのマウスピースを噛みちぎってしまった・・・!!
えらいもんで、マウスピースというのは一部が欠けただけで、とてもくわえにくくなるものなのですね・・・
油断すると口からレギュがはずれそうになる・・・
焦る私。耳はなかなか抜けない、マウスピースはちぎれる、こんなときに限ってやたらマスクに水が入ってくるわ、で、
冷静に考えれば、オクトパスをくわえればいいのに、そこまで気がまわらず、
ずっとくわえにくいままの、ちぎれたマウスピースをくわえ海水をたくさん飲んでいた。あほです。
海水をゴクゴク飲みつつ、海底でマンタ待ちをしていると、来ました!マンタ!
2枚のマンタが行ったり来たり、クルクル宙返りしながらお食事です。
でもマンタがお食事に来るようなところなので、
プランクトンが多い〓透明度が悪い(透明度はせいぜい10mくらいだった)ワケで、写真が撮るに撮れない・・・
私はさっきからこのプランクトン豊富な海水をゴクゴク飲みまくっている、ということは、
マンタと同じものを食べてるということか。
よく見ると1枚はブラックマンタ!!すごいぞ。ポンペイ1本目にしてもう会えたのだ。はるばるポンペイまで来た甲斐あり。
さいごはわたしたちが中層を泳いでいると、ブラックマンタさまが横を通りすぎていきました!
ろくな写真が撮れなかったけれど、夢にまで見たブラックにホントに会えちゃった!またひとつ夢が叶ったよ!
本日私たちと一緒に潜ったおじさまは、会社を退職したあと、自分のヨットで世界中航海し、ダイビングを楽しんでおられるという。
なんて素敵な余生なのでしょうか。
その方のお話によると、2年前にここポンペイで潜ったときに、体長3mくらいのこどものジンベエザメに会ったんだって!
うらやましい!ミニサイズのジンベエは大きなジンベエに会うより難しく、かなり貴重な経験だと思う。私も見たい!
お昼ごはんはボートの上でお弁当。海の上でのお弁当はいつ食べてもおいしいね。
-2本目- パルキル
休憩中にガイドさんが、ちぎれたマウスピースを新しいものに付け替えてくれた。
でもその新たに装着されたマウスピースは、ボートに積み込んである救急箱の中に長期にわたり保管されていたものらしく、
くわえるともれなく正露丸の味と香りでいっぱいになる。
海水をのまずにすんで非常にありがたいが、潜ってるあいだじゅうずっと正露丸を噛んでいるようだった。
だけどここは透明度もよくて正露丸の苦痛をのぞけば、とても気持ちよかった。
すごいでっかい魚がいたので一瞬ナポレオンかと思ったけど、カンムリブダイだった。
大きな体に似合わず、シャイなようで全然近付けませんでした。
砂地にはホワイトチップ。オレンジフィン・アネモネフィッシュやハナビラクマノミ、
その他いろんな魚がいて、珊瑚もきれいでした。
ダイビングが終わったころには雨もあがり、青い空と青い海。
南国らしい風景を見ることができました。
つづく・・・