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B-CASカード

2012年10月24日 | ふるさとの話

               【豊岡市日高町荒川(あらかわ)】

「カードがどうのこうのと字が出て、テレビが真っ暗で映りません」と、Yさんちの奥さんから電話です。『すぐ行きます』と、電話を切ってまっしぐら、車を飛ばして駆けつけますね。
まだ2ヶ月ほど前に買っていただいたテレビです。切手よりさらに一回り小さな、ミニのB-CASカードの入ったテレビです。

『どれどれ、そのまま、そのままで奥さんスイッチ入れるよ』と、リモコン持ちますスイッチ・ポンと、入れますテレビは映りませんね。
なんでもですね、こうのああのとお客様、調子がおかしいと電話があって駆けつけ診ると、どうしても云われるような症状出ないこと、「あら~、おかしいわね、電気屋さんが来るだけで直ってしまったわ」なんてことが、多くありますね適まんですね。お客様は首をかしげて不思議がる、私もっと不思議がる、故障だって気まぐれ気まぐれ困ります。
テレビの真ん中に「ミニB-CASカードが正しく挿入されていません」と出ています。

『奥さん申し訳ありませんね、新品のテレビがこんな調子でいけません』、『故障といえば故障なんですが、ちょっと気まぐれ程度のことかも分かりません』と説明し、テレビの横に来てよとお願いします。
『これ、ここに小さなカードが差し込んであります。上から押してくださいな、プチッと云って飛び出します』と、奥さんに押していただくように頼みます。
『今度は、飛び出したカードをグッと押し込んでください』と、全部奥さんに頼みます。
「あら、映ったわ、これが原因なの、たったこれだけ」と、奥さん言います呆れます。

そのあと私が何回も、抜き差し抜き差し繰り返す、いくらやっても正常に映ってくれますね。いくらやっても、先ほどの「カードが正常に挿入・・・・」の故障の再現できません。
『奥さん、申し訳ないですね、直ってしまいました』、『何日かして、又同じようなことになったら、このカードの入るところを交換修理させてもらいます』、『ただし、すぐ見たいでしょうね、さっきやったようにカードを押して、抜き差しやってね』と頼みます。
地デジテレビになってから、このB-CASカードに時々ですが同じトラブル絶えません。いろんな理由(わけ)ありカードの仕組み、仕方なかったんでしょうかね、カードが無くてもいい方法か、それとも、もっと確実にカードの読み取り接触に、ならないのかねB-CASカード、カードのトラブルあるたびに、いつもそんなことを思います。

 散髪屋さんの奥さんに「川ガニ食べる~、茹でたてよ」と、どっさりと

《電気屋は カード一枚 あたふたと》