(あいさつは、いつも明るく、元気よく !!・・・中筋小学校にて)
豊岡市・中筋小学校へ商品を届けます。ちょうど、休みの時間が始まったところだったのでしょう。下駄箱のある玄関から子供たちが飛び出してきます。
『こんにちわ、こんにちわ』、ぶつかりそうになる男の子に、喋りながら走ってくる女の子に声をかけます。どうでしょうか、こちらが声をかけるより先に、子供たちは「こんにちは~、こんにちわ~」ととても元気な明るい声であいさつを返します。
この学校だけではありません。どこの小学校を訪ねても、同じように元気な声であいさつが返ってきます。学校で「元気な明るいあいさつ」をするように教えているのでしょう。
全面芝生化になったグランドを、走り回る元気な子供たちを眺めていますと、この子たちがぐんぐん成長していく将来の日本が、今まで以上に明るく元気な日本でありますように願うばかりです。
アトムの特選品カタログに添えてお届けしますクロスワードパズルの答えは、とてもたくさん店に届きます。応募のお客様に全員粗品を届けていましたが、とても多くてできません。4月からは抽選としまして3名様に、ささやかですが賞品をお届けします。
『こんにちわ~、Mさん賞品ですよ、クイズの賞品を届けに来ましたよ』と、庭先のMさんへ声をかけます。
「よかったわ、ちょうど今海から帰ってきたところよ。タコ取りに行ってたんよ」、「昼からは畑の仕事です。今年はコンニャク芋を出荷してちょっと売り上げがあったよ」、「明日は三原の方で、山陰ジオパークの行事があります。雨が降るかと心配なことです」、「電気炉まで備えて、陶芸教室もせにゃならんし」なんて、退職後も忙しい毎日が続くとMさんは返事です。
Mさんはこの春に65才で会社を退職し、悠々自適の生活なのです。
生きた川ガニを竿の先っちょに取り付けて、岩場をコチョコチョ探るそうです。川ガニに抱きついたタコを引き上げて、別の竿の針で引っかけで捕まえるそうです。
「ようけ捕れたので持って帰ってよ、タコの料理は奥さんできるわな」と、2匹のタコを袋に入れて渡します。
「まあ、自適生活、気楽な自適生活よ。お金はないけど海に山に畑に、自然からの恵みで自適生活しています」、
『川魚やシジミなんかは捕らないの?』と尋ねると、「タコを差し上げるとアユとか川魚のお返しいただくよ、今日はアトムさんに賞品いただいたので、タコを持って帰ってちょうだいな」、Mさん気さくで天気も良いし、実にのどかな海辺の町です。竹野の昼前ひと時なのです。
『こんにちわ~、Kさんの奥さん賞品ですよ』、Kさんは、もう10年くらい前に退職されて今は一人暮らしの大きなお家です。
「まあまあ、ありがとう、どんなものでも賞品いただけるなんて嬉しいわ、私も畑作りや出掛ける行事で忙しいのよ、悠々の一人暮らしに見えますか」なんて、自適生活を満喫ですね。
『こんにちわ~、おめでとうございます賞品ですよ』と、Nさんの奥さんへ届けます。Nさんは、ご夫婦二人の生活でどちらも60代です元気です。
「これからは年金のもらう年齢が68だ70だとなるそうね、少ない国民年金から介護保険が天引きされるそうね、65才になったらそうなるのかしら」、「アトムさんは定年がなくって、70才でも75才でも働けるんだから年金なんてどうでもいいわ、羨ましいわ」なんて、近所のHさんの奥さんと私を交えて話します。
Nさんご夫婦も、まあ自適生活と言えばそうです気楽です。
どうも今度の抽選で賞品お届けする3軒は、そろいもそろって自適生活のお話ばかりです。
自適生活って辞書を引きますと、「なににも縛られずに、心のままに楽しみ暮らすこと。悠々自適の生活をすること」と載っています。私はそんな気楽な自適生活夢です。無理ですできません。
中筋小学校の芝生の上を走り回る元気な子供たち、50年60年先のこと、自適生活はずっと先の事です。そのころの日本が、今より元気で平和で明るい世の中になるように、そんなことを思います。
《Mさんは タコにコンニャク 自適です》