秋・ふるさと・神鍋高原

2011年10月16日 | ふるさとの話
(マスコットキャラクター、豊岡市の「玄武洞の玄さん」に子供たちは大はしゃぎ)

絶好の天気、秋晴れのふるさと但馬はあれもこれもとイベントがいっぱいです。日高町・神鍋高原へ家内と二人でふらりと出掛けます。

但馬ドームでは、「キッズフェスティバル2011」が開かれてます。
広いドーム内で繰り広げられる子供たちの楽しい催し、外の芝生広場にもテントがずらりと並んでいます。周辺の道路を、子供の手を引いたお母さんお父さん達が、広い駐車場に車を止めて会場に急ぎます。

但馬ドームの隣はスキー場、その広場にツーリング用のバイクが何百台と勢揃い、ハーレーダビットソンンの大型バイクがずらりと並んでいます。「ライダーズディin神鍋」という催し、関西のバイク愛好家が自慢の愛車に乗って神鍋高原に集合です。
ハンドルに腕を高く上げて走るバイク、見るからに大型なやつ、二人乗りの大型サイドカー、次々とやってくるバイクは「ドコドコドコ・・・・ドコ」と、低い唸り音を立てて入ってきます。バイクには全く素人の二人でも、大型で芸術的でメカニックなツーリング用バイクは私たちの目を楽しませてくれます。
「この高級そうな大型バイク、ちょっと一台で普通車が買えちゃうかな」なんて家内は言います。

そばのプチ・ゴルフ場では、お母さんと子供達が楽しそうにプレーを、その近くの芝生では弁当を広げる家族連れ、ゲレンデの斜面のずっと上には、神鍋の噴火口を目指す人たちの列が見えます。
車を会場前の駐車場に止めて高原を歩きます。

少し歩いた先に道の駅「神鍋高原」があります。今日はここでも秋のイベント、「道の駅・神鍋高原&殿さんそば合同収穫祭」が開かれています。
普段は、そんなに大勢のお客様を見かけることがない道の駅なのですが、今日は違います。駅内のレストランは40分待ちの大混雑、館内の売り場も駐車場のイベント会場もおおぜいの観光客で賑わっています。
「神鍋の新米が炊けましたよ~、どうぞ食べてください」と、かまどで炊きたてのご飯を差し出していただきます。そばでは餅つきペッタン、「並んでくださ~い、順番に食べていただきます」、会場には地元で栽培した「殿さんそば」をはじめ、食べ物コーナー、農産物コーナーが並びます。
「あら、こんにちわ」、『まあ、こんにちわ』と地元ですね~、知ったお方にどんどん会います。「いい天気だし、店はちょっとヒマやし神鍋に来たんよ。電気屋さんも同じか」と知り合いの店主は話します。
鹿肉の試食に新米の試食、殿さんそばを食べながら、ステージで繰り広げられるフラダンスやよさこいソーラン節の踊りを見ます。
天気も良いし、暑くもないし寒くもないし、本当にそれこそ地元の近場の行楽です。なんちゅう安上りの一日、のんびり楽しい秋のひと時を過ごします。

《イベントが あっちこっちで 大盛況》