明日ありと思う心のあだ桜、・・・・・・・

2009年04月12日 | お客さん宅で
              (「ばば焼き祭り」で有名な十二所神社、
                        鳥居が新調されていました)

きのう・今日、お客さんにこんな声を掛けられます。
「豊岡にジョーシンができて、街の電気屋さんは大変ね~」とか、「オープンは凄い人だったそうよ、隣のベストや近くのせいでんはどうなるのかな~」なんて、余計な心配をしていただきます。
Uさんの奥さんには、『な~になに、当店にはUさんがついてる限り大丈夫』と応えます。
すると奥さん、「まあ、電気屋さんの上手(じょうず)の云いたい放題ね、そう云って旨い事買わせるのでしょう」と大笑いです。
Fさんの奥さんも、「42型液晶、ジョーシンに合わせてもらえる」と相談です。
『オープンの価格は特別安いはず、それに合わせはちょっとしんどいわ~』、『2~3万円高くっても、トータルで見てもらえれば絶対当店がお得、間違いありません』と念押しです。
人口の少ない豊岡なんぞに、大型店が3店もちょっと無理ではありませんか。共倒れになるかと心配になりますよ。

14日はばば焼き祭り、雅成親王を追った妃の幸姫(ゆきひめ)の想いを乗せた、強い南風が吹く日です。
「明日ありと思う心のあだ桜、夜半(よわ)に嵐のふかぬものかわ」は、親鸞聖人が幼年の出家時に詠った有名なものです。
まったく意味を曲げて解釈します。
一番凄いのは消費者です。昔から、オープンと閉店セールは凄い人出と云いますね。
「どこまでも栄えるはずない量販店も、夜半(よわ)に嵐で朝を迎えると共倒れ」、なんてことだってあるかもしれませんね。