7年ぶりに地球に戻ってきた小惑星探査機「はやぶさ」の、大気圏突入のまさに燃え尽きる最後の雄姿をテレビの映像で見ました。
大きな火の玉になって地球に吸い込まれていく姿は、「帰ってきましたよ~、大切なカプセルは3時間ほど前に上空7万キロで無事解き放しましたよ~、私は最後のご奉公を終えて燃え尽きますよ~」と、地球で待つ人類皆に見てもらおうと燃え尽き光輝きましたね。
新聞に「はやぶさ」の記事が詳しく載っています。
7年間の間に約60億キロ飛んでいたそうですね。
地球と月の間が38万キロですから、60億キロは月と地球の往復を約8000回もしたことになる距離なのです凄いです。
それにしても小惑星の「イトカワ」は、地球から3億キロ、月までよりも800倍の遠さの所にある小さな小さな岩の塊、
小さいってなもんじゃありませんよ、直径300mほどで長さが500mほど、宇宙の広さから見ればミクロの大きさなのです。
それも何千万個あるか分からないそんな岩の一つに、どうやって着陸するのでしょうか?、
そんな遠くに何年間も飛び続ける不思議さ、
遠い過ぎて地球からの通信によるコントロールが出来ないのに、自律飛行できるロボット飛行の不思議さ、
そしてちゃんと地球に帰り着いて、それもオーストラリアの砂漠にちゃんとカプセルを落としてくれる不思議さ、
どう説明されても分からん凄さ、世界一の誇れる凄さと感心します。ほんとに凄い。
3億キロ離れた「イトカワ」ってけた外れに遠くです。
それでは宇宙ってどれだけ広いか、ちょっと調べて驚きますね。3億キロを光で進むとどれだけかかるか計算します。
光は秒速30万kmで、地球7回半と覚えました。その光で3億キロは17分で到着します。
光が1年間かかって進む距離を1光年と申します。距離はなんとなんと10兆kmです、想像できない長さです。
それでは宇宙の広さはどうか、宇宙は137億年前の頃から膨張しているそうで、その膨張するスピードが光の速さの60倍と云うから分からん凄さで宇宙は広がり、現在の宇宙の果ては465億光年先だと云われています。(ほんまに誰がこんな計算したのかな?)
さらに凄い事に、現在今でも光に早さの3.5倍で宇宙は膨張、すなわち地球から1秒間に100万キkm、1年に35兆km宇宙の端は遠ざかっているそうな、もうわけ分からなくなりました。
《宇宙から 見れば人間 無に等し》