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ご先祖さま

2010年08月12日 | 季節(夏)
(救急患者を運ぶドクターヘリが、豊岡病院に待機中)


ちょっとした用事で豊岡病院に出かけます。
駐車場横のヘリポートには、救急患者を運ぶドクターヘリが待機中でした。
豊岡病院から、救急患者を助けに駆けつける心強いヘリコプターは、但馬に住む私たちにとってはとても大切なものですね。
今年、豊岡病院に導入されて以来、随分と空を駆け抜ける姿を地上から見かけます。
鳥取県から京都府までのエリアを、山を越え谷を超え一直線に飛んでいきます頼もしい、人の命を救うため一目散に飛んでいく、鉄腕アトムのようですね。

明日はお盆の十三日、ご先祖様があの世から、我が家に帰ってくる日となりますね。
お寺様が、お参りの時に仏壇の前に置いて帰られたお便りに、ご先祖さまの乗り物のことが書いてありましす、ユーモラスです。
「ご先祖さまの乗り物」と題して、お盆には「キュウリの馬」と「ナスの牛」を準備してご先祖さまを迎える用意をする話です。
亡くなった方の霊が乗る、「精霊馬(しょうりょうま)」と云うそうで、つま楊枝の足の「キュウリの馬」と「ナスの牛」がその乗り物という訳なのです。
ご先祖さまをお迎えする時は、「足の速い馬で少しでも早く帰れるように」、そしてお盆がすんであの世に送り出す時は、「名残り惜しんで牛でゆっくり」と言うものだそうですね。
キュウリとナスで作る、精霊馬に込めたなんとやさしいご先祖様を思う心は素晴らしい、日本人のとってもあたたかい先祖を敬う気持ちです。
そもそも私たち今に生きる人間は、何千何万というご先祖さまの血を受け継ぎ、その血を凝縮されて生かされる存在ですね。
さらに子から孫に続く子孫には、その血がはるか何百何千年と限りなく、未来永劫に広がる可能性を秘めている、生きてる今の人間は先祖から子孫へ繋がるリレーの一人です。
その原点に立つ今に生きる人間が、先祖供養をしっかりしなきゃ、子孫に先祖の血を伝えることも出来ないというわけ、お盆はご先祖さまの霊をお迎えして、今に生きる家族と一緒に人間の歴史を考えるひと時なのでしょう。
そんな気持ちを想いつつ、明日のお盆を迎えます。

《明日お盆 父母(ちちはは)会える 精霊馬》

電気屋さんは、よろしいなあ~

2010年08月09日 | 季節(夏)
(豊岡市役所の正面に、盆踊り大会の垂れ幕です)


「暑つうて、暑つうて、今年の夏はエアコンが売れて売れて、よお儲かって電気屋さんはよろしいなあ~」と、あちらでもこちらでも半分嫉妬の混じった声を聞きますね。
『梅雨が明ける前はよく降って冷夏の予報が、梅雨明けはこの暑さ、お陰さまでエアコンが売れています』、『でも工事には限りがありますし、この暑さでは体が持ちません』、『儲かるなんて、そんなに云われるほどじゃないですよ』と応えます。
そうです、梅雨明け十日と申しますが十日以上の連続猛暑日、体のほうがグロッキー気味なのですよ。
7月23日の日高夏祭りだって、疲れて花火のハの字の気分にもなれぬし、竹野の花火は素晴らしい、いっぺん見に行ったらと勧められてもその日になるとぐったりと、
8月2日は豊岡の柳祭りの花火大会、これだけは毎年行ってたのにアトムの社長会で行けません。
そんなこんなで、夏の風物味わうことも無く、只々お盆を迎えます。
市役所の正面には、8月14日・15日は盆踊り大会の大きな垂れ幕が掛かっています。
ああ、なんとか夏の風物の一つも味わいたいと、見上げる垂れ幕に思います。

《バテ気味で ブログのネタも 夏枯れに》

合わない話

2010年08月08日 | 季節(夏)
(Sさん宅のオール電化、おばあさん慣れるの大変です)


エコキュートとIHクッキングヒーターを取り付けて、80才を超えるおばあさん一人暮らしのSさん宅も、今日から晴れてオール電化となりました。
昨日は、ご高齢のSさんにIHの使い方を説明します。
『一番右のここを押して電気が入ります。右に鍋を置いたらこの色の付いたボタンがスタートよ、左ならこれ、色の付いたボタンだよ。そして火加減を強くしたり弱くしたりはこの矢印よ』と、順序の通りに教えます。
「えっ、スタートはどのボタンだったかえ」、『この色の付いたボタンよ、これ押して』、
「ああ、これか、火を弱めるのは一つずつか」、『この色の付いたボタンがスタートで、最初は5の強さ、一つずつ弱めたり強めたり』、
「スタートはどのボタン」、『あの、色の付いたボタンよ、このボタン』、何回云っても呑み込めません。
その上、「どの鍋でも使えんかったら、こんな不便なものあっきゃ~へん」と苦情です。
本日、息子さんが実家のSさん宅にお帰りなので、駆けつけ一緒に説明します。
『使える鍋はこれとこれ、専用鍋とヤカンを持ってきました、使ってね』と、息子さんと代わりばんこに説明すると、やっとのことに使えます。
安全なようにと息子さん、オール電化にされました。でも、こりゃ~これから何回も説明に駆けつけることになりそうな、ご高齢のおばあさん一人暮らしのオール電化も大変ですね。

話は変わりますが、北海道でも35℃を越す暑い夏を伝えます。
冷害で苦労だった東北・北海道の稲作も、今では温帯地方の気象のせいで稲作の中心となってます。
昨日は暦の上では立秋ですが、暑さは秋など感じられませんね。
八月の別名は葉月(はづき)と云って、言葉の由来は、紅葉した葉が落ちる月から「葉落ち月」、そこから「葉月」と云うそうな、でもこれって、新暦の8月にはサッパリ合わない言葉です。
北海道が稲作の中心になったり、葉月が8月にはサッパリ合わなかったり、昨日が立秋なんてピンとこない陽気の、何か合わない話です。

《お盆すぐ 取り付け無理よ ご勘弁》

全国一の暑さの中で

2010年08月04日 | 季節(夏)
(タバコ畑の空は、あまりの暑さで入道雲も出来ません)


本日の日本列島は猛暑の一日、日本海側の富山から兵庫、鳥取、島根にかけて37℃台がズラリと続きます。
豊岡市の午後2時33分の気温は、38℃と本日全国一を記録して、明日の気温も37℃と天気予報は伝えています。
沖縄の石垣島でも、本日の気温は34℃ちょっとなのに、どうして豊岡はこんなに暑い、梅雨明け以降はもう二週間も、猛暑日の連続記録でうんざりします。
エアコン、エアコンと毎日工事、それでも注文さばけませんね。
そんな中でもお構いなしに、修理や配達続きます。
朝一番に、「洗濯の最中なの、排水が出来なくなった~、見てちょうだいね」と電話です。
『あら~、それは大変困ったね。すぐなのですか、すぐですか』と、遠方のYさんからの要望に、予定を変更すぐ駆けつけますね。
排水コックを手動で操作、排水しまして、『貸し出し置いておきます。これは持ち帰ります』、
カンカン照りの坂道、運び出す道とっても窮屈、全自動洗濯機の一人での運び出しは、汗ぶるぶるでヘトヘトですね。
息子と手分けで仕事をするため、Sさん宅への超大型液晶も一人で配達いたします。
途中のタバコ畑の夏の空、あまりの暑さで入道雲も出来ません。
夏空に雲がポカリと、ずっと先まで並ぶ様子は、山を海の水平線に見立てると、まるで南海の洋上のような風景なのです、ほんとです。
夕刻は、息子と二人で貸し出し冷蔵庫の引き上げに、洗濯機の納品や、大型冷蔵庫の納品続き、暗くなるぞと防犯灯の修理を急ぎます。
朝から晩まで次々発生する業務、どうして電気屋こんなにセッセと働きずくめ、不思議な業界感じます。

《もういいわ 日本一など もういいわ》

7月31日の暑い思い出

2010年07月31日 | 季節(夏)
(抽せん会場近くのインテリアショップ、やさしい言葉でお出迎え)


中元大売り出しの抽せん会場、暑い中をご来場いただいたお客様、缶ビール一本の賞品にも「ありがとう、ありがう」の挨拶いっぱい、会場は笑顔と熱気でムンムン、暑い暑い2日間でした。
抽せん会場のほんの斜め前のお店は、小粋なのれんが掛かっています。
「ありがとう」、「おはいりください」と、やさしい言葉でお出迎えです。
本日の暑さは何ともいえぬ蒸し暑さ、気温は35℃には届いてなくても、空を覆う「もや」のせいでしょうか、梅雨明け前のような蒸し暑さです。

もう41年も昔のことです。
私がまだサラリーマンだった24才の頃の、淡路島での事でした。
勤務していた工場に出社すると一番に、「すぐ札幌に行ってくれ」、『えっ、北海道の札幌ですか』、「そうだよ、A君とB君と君の三人ですぐ出発だ」と、上司が指示をいたします。
全国に製造販売していた商品にトラブルが発生して、各地に説明と対策のための派遣です。
第一陣が札幌の三人、後日談に聞くところ、東京、名古屋、それに九州に行った者が「どえらい暑かった~」、それに比べて札幌の凌ぎ易さはよかったですね。
「すぐに行ってくれ」で、急いで独身寮に帰り身支度バタバタ、正午前、めったやたらと急いで船に乗ります洲本港、
その時の暑さ、着替えたシャツも汗でびしょ濡れ、ハアハアいった思い出今でも記憶にしっかりありますね。
それが41年前の、昭和44年7月31日のカンカン照りの真夏日でした。
一ヵ月間も札幌に滞在し、8月末は寒いくらい、急いだ出発は羽田からの飛行機でしたが、帰りは上野まで列車の長旅で、もうメチャクチャ腰が痛かった思い出だけが残ります。

7月31日の暑い真夏を迎えると、そんな昔を思い出す、今日の天気も同じ厳しい暑さです。

《真夏空 昔も今も 暑すぎる》

日本一地味な賞品なのです

2010年07月30日 | 季節(夏)
(空くじなしで当たると云っても、特等賞品とっても地味です)


「今日と明日のガラポン抽選会の賞品は何なの?」と、息子が尋ねます。
毎年恒例の日高商店会・中元大売り出し、今回の賞品はどうなっているのと聞くのです。『特等が町内共通商品券500円だよ』と答えると、「えぇ~、一番上が500円なの?、えらいショボイ賞品の大売り出しだね」とビックリし、
「ドド~ンと、特等・温泉一泊ご招待なんてできないの?」と呆れます。
そうそう、私も同感いたします。

特等・500円の商品券、1等アサヒ本生缶ビール(それが350mlを一本、ウソでないです只の一本)、2等500mlペットボトルのお茶(これも只の一本)、3等テッシュペーパー一箱、4等スナック菓子小袋一つなのです。
どれ一つとして豪華さなんぞありませんね、どこから見ても地味って感じの賞品なのです、ほんとです。
昨年年末昨年の夏も、その前の年末もその夏も、そして3年前の年末その夏の抽選会も、もうチョッピリ豪華な賞品を用意しました筈なのですね。
今回は、とことん地味にしまして当たる確率多くして、それで喜んでいただこうと云う戦略取りました。そんなわけでショボイです。

本日、朝一番から会場準備、蒸し暑いったらたまりませんね。
その後、午後の2時間当番で抽選会場お手伝い、当店のお客様もご来場になりますね。
5回ガラポンされまして、ペットボトルのお茶一本と、テッシュ二箱スナック菓子の小袋二つで残念賞、
せめて缶ビール一本でも当たればいいものを、無情に地味に終わります。
ああ、日高の商店会の中元大売り出しは、参加する店もとっても少なく予算もなくて、笑ってしまうくらいに地味な賞品出す割に、ご来場のお客様ニコニコ顔で嬉しそう、
日本一地味な賞品出す売り出しに、商店主はせめて満面の笑みでご挨拶返します。

《暑い中 地味な賞品 嬉しそう》

電気のありがたみ

2010年07月27日 | 季節(夏)
(長時間の停電で店内真っ暗、蒸しぶろ状態)


本日の暑さはちょっと変だぞ、空はもやがかかった薄い雲、なのに日差しはきつくて暑さ抜群いつまでこんな日が続くの、カラッとした空が見えぬぞ、いやな予感がいたします。
午後になってパラパラ雨が降る、午前中にエアコン工事が片付いて良かったと思ったが、別の災難ありました。

ゴロゴロって音はそんなに激しくなくって、ピカッの稲妻も感じなかったのに、突然電気が消えますね。
『ありゃ~、停電したがな』、店内の照明が消えると思った以上に暗いもの、エアコン止まると見る見るうちに店内蒸し風呂状態、ドアを開けても外から熱風、どうにもたまらん暑さです。
ほんの数分で電気が点いた、『おっ、これは早く治ったな』と安心します。
でも安心ならぬと、テレビやパソコン大事なコードは全部抜きます安全第一。さあ、それからが長い停電の始まりなのです。

数分後にまた停電します。
国道の信号も点かないもので、お巡りさんが交通整理、電力会社の修理の車が右往左往の大騒ぎ、救急車やパトカーや何やらサイレン鳴らして走るが、なかなか停電直りませんね。
そのうちパッと電気が点いて数秒しましてすぐ消える、断続的に、なんとなんと何回も何回も停電したり点いたり停電したり、落雷による故障個所がなかなか特定できぬと広報車が走ります。

とうとう3時間くらいの長時間停電、店内蒸し風呂、もちろん扇風機も動かぬ、パソコンも電話もファックスも、何もかも役に立たずに困ります。
途中で点いた時、もういいだろうとスイッチ入れた炊飯器も、又々停電困ったぞ、炊事の用意もできません。
何とまあ、電気に頼り切っている生活で電気が止まると恐ろしい、何にも出来ずに困ります。
本当につくづく電気のありがた感じます。
ちょうど2年前の連日猛烈落雷で、店もお客さんも被害続出ありました。今年の夏も、もしやもしやの雷被害が心配な今日の停電大変でした。

《停電で エアコンテレビ 只の箱》

土用の丑の日

2010年07月26日 | 季節(夏)
(本日は土用の丑の日、人並みに鰻を食べます。元気が出そう)


う~ん、暑い一日でした。
毎日暑い暑いのブログではいかん、本当にいかんと思いながら、ついつい書いてしまいますね、申し訳ない。
3年日記と云うものがありますね、一冊の日記に3年分を並列で書き込む様式の日記です。
昨年の今日は、一昨年の今日はと振り返って、どんな一日だったかを確かめるにはとても重宝な日記です。
農家の方が農作業をする際、一年前の今ごろはどんな準備や農作業をしたかと、思いだすのに役立ちますね。
電気屋だって、去年の今頃は売り出し準備にどんな事したか、どんな商品良く売れたのかと、確かめたり計画立てたりする際に役に立ちますね。

私がブログを始めたのが3年前の7月25日ですから、ちょうどピッタリ3年経ちます。3年日記と云うことになりますね。
昨年の今頃をチラリと覗くと、「梅雨はいつまで続くの、この蒸し暑さ 7月29日」とか、「いつになったら夏がやってくるのやら、エライ涼しい8月のスタートです。 8月1日」なんて、梅雨明けが遅くて蒸し暑い、ちょっぴり冷夏の様子を書いてます。
それにつけても今年の7月、ドシャ降り雨の梅雨の後は、なんでこんなに暑いのか、エアコン・冷蔵庫と、それにエコポイント効果の地デジのテレビ、超多忙は嬉しい悲鳴、でもでも体がもちません。

本日も、朝一番からエアコン工事でブルブル汗かき、「冷蔵庫が壊れた、貸し出し持ってきて~」、「冷蔵庫が古過ぎて調子悪い、夜8時までに相談に来れたら買うからすぐ来て~」、
洗濯機の配達の合間を縫って、エアコン相談の合間を縫って駆けつけますね。
そんなにいっぱい同時多発の故障や相談、体がついていきません。
農作業の暦から出来た知恵でしょうね、一年を24に分けた二十四節季、それに付録の雑節(節分、八十八夜、入梅、半夏生、二百十日などなど)がありますね。
二十四節季の中でも、季節の始まりを表わす立春、立夏、立秋、立冬ありますね。
その立春、立夏、立秋、立冬の前日までの18日間を「土用」と呼びます、「土」の気が盛んになると云う期間、年に4回の「土用」です。
今年の夏の「土用」の始まりは7月20日、それから初めての「丑(うし)の日」が「土用の丑の日」今日ですね。
疲れた体に盛気を興すため、夜の食事に人並みに鰻を食べました。
これで元気が出そう、去年の今ごろまだ梅雨明けぬ、今年の今ごろ炎天下、夏を乗り越えるため毎日でも鰻を食べて頑張りますね。

《鰻食べ 暑さに負けず 炎天下》

Uさんから、じゃが芋をいただく

2010年07月23日 | 季節(夏)
(立派に育った「男爵いも」を、どっさりいただく)


本日は大暑、季節は巡る7月7日の小暑から、半月過ぎると一年で一番暑い日「大暑」です。
本日も日本列島灼熱地獄、39度近くを記録した所もありますね。
この一週間、ずっと35度以上の連続猛暑日のわが町豊岡市も、暑い暑いの毎日なのです。
エアコン工事をするときは、首に日除けの帽子をかぶり、とにかく水分取りますね。
「電気屋さんよ、この暑さの中エアコンの取り付けすまないね。日除けの帽子いいね、それいいね」と、午後2時Nさん挨拶されますね。
『いいでしょう、首に直射日光当てないと楽ですよ。昔の南方の兵隊さんみたいでしょ」と返事をいたします。

エアコン工事は息子と二人でいたします。
息子が電気屋に加わった頃は、私が取付、息子は手伝う。息子にいつも云いました。
『内と外と手分けしているうちに、しっかり覚えて追い越してくれよ』、『手先を見ていて最高の「てご」の名人になれよ』と云ってたその頃、そんなパターンはほんのちょっとで終わります。
今ではほとんど息子の仕事、私は35年のベテラン「てご」の役割します。
エアコン工事の途中に抜けて、Yさん宅に冷蔵庫の商談へ、エアコン工事の合間を縫って配達、修理をこなす毎日続きます。

連続猛暑日その中で、エアコン、テレビに冷蔵庫、大盛況の真夏です。疲れもピークに大盛況、工事を終えて店に着き『また何か難しい修理でも入っていないか』、そんな心配いたします。
「エアコンから水が漏る~」、息子が駆けつけ走ります。
袋に提げたじゃが芋いっぱい、修理に駆けつけ、隣りの家のUさんに呼び止められて「じゃが芋積上げゲームで貰った男爵イモを、畑に植えて何十倍にも収穫できたよ」と、もらったそうな、暑さ吹き飛ぶ嬉しい話がありました。
明日も猛暑の予報です。
エアコン工事、ご注文は一週間分もありますが、焦らずユックリ頑張りますね。

そのうちエアコン終わるころ、今日の大暑から半月が過ぎるころ、8月7日は立秋で、そのまた半月その先は、8月23日・処暑となります涼風吹くころ、たった一ヵ月の先の事ですね。

《半月で 季節は巡る 大暑の日》

死ぬかと思うくらいに暑かった

2010年07月20日 | 季節(夏)
(カンカン照りの高生平野、まわりの青空・真っ白入道雲)


先日、エアコン工事のその最中に、Kさんの奥さん聞きました。「電気屋さんは何歳ですか?」と、
『う~ん、今年で55歳になったかな』、「まあ、うちの主人と一緒ねほんと、昭和29年生まれよ今55歳なの」、
Kさんの奥さんには悪い冗談云いました。本当は今日が誕生日、十もサバを読んでました、えらいことです65歳となりました。
今年の誕生日は上の息子からはメロンが来るし、下の息子夫婦からは「何よりも大好物・スイカ」のプレゼント、心からのお祝いなのです。
去年一昨年も、私の誕生日は暑い思い出ばかりです。

朝一番からもう暑いったら、どう表現したらいいのでしょうか、汗の噴き出すさまは、異常を通り越して恐怖の暑さなのです、もう暑い。
Mさん宅の車庫兼・作業場はトタン屋根、天井近くに配線作業、脚立の上に立ちますとトタンを伝ってくる熱は直射日光を浴びるような熱さです。ネジ一本締める度、ドドッと汗が噴き出ます。
次はトタン屋根に登ってBSアンテナ工事、直射日光と、焼けてる屋根と、壁の照り返しの三段攻撃受けまして、まるで人間バーべキューの暑さです。
『ヤバい暑さだ、首に日除けの付いた帽子を探して来るよ』と息子に告げて、ホームセンターに走ります。
首を冷やす帯と、首に日除け付きキャップを求めると、とって返して帰ります。
途中、高生平野を縦断いたします。すくすく伸びる稲のグリーンは、濃くて鮮やか元気です。まわりの青空、真っ白入道雲、どこまでも青空広がる真夏です。

午後のエアコン工事も暑かった。
南西向きの屋根の上、死ぬかと思うくらいに暑かった。噴き出す汗は、腕から顔から焼けた瓦にポトポトと、シャツもズボンもびしょ濡れ汗で、ペットボトルを飲みほして水分補給で命を繋ぐ、恐ろしい暑さのエアコン工事、
梅雨明け十日と申しますが、最高に暑くてまいります。
テレビも配達せにゃならん、なのに毎日エアコン工事、この暑さが続くなら、ほんまに死ぬほどえらいです。

《暑い夏 今年も歳を 重ねます》

メロンが届く

2010年07月18日 | 季節(夏)
(メロンがどんどん届きます)


朝一番に、家内の姪子から夕張メロンがどっさり届く。
続いて長男からも、高級メロンと桃の詰め合わせが届きます。
腹痛がほぼ治った、食べようか!!

西の空を見て想う

2010年07月05日 | 季節(夏)
(夏至の頃は、とっても素晴らしい夕焼けでした)


エコキュートを買っていただいた〇さん宅を訪ねます。
『写真も撮りました。申請書類が完成しましたので、補助金の振込口座を記入して下さい』とお願いします。
『別棟のメーターの名義がTさんになっていますが、そのままでよろしいかと関西電力から電話でしたよ』、
『ところで、月曜日なのに勤めは休みですか?』と尋ねます。
〇さんは、Tさんの娘さんと結婚されて、苗字は〇さんのままで広い屋敷の別棟に2世帯同居のご家族、その別棟に先日エコキュートをお買い上げ、工事も完了して最後の手続きの話です。
〇さんは、「昨日、実家の父の葬式だったのです。なので今日も休んでいます」とお話なのです。
〇さんは、日高町の山の向うの隣町が実家と聞いていました。お父さんが亡くなられたことは初めて聞いて知りました。

私も、〇さんよりもほんの少し若い30半ばの年の頃、父が亡くなり、もうあれから30年となりますね。そして今日は、母の満13年の命日なのです。
朝一番に、一番上の姉から「〇〇男、今日はお母さんの命日だね、今年は参りに行けないけれどよろしくね、もう年で足が痛くて、遠い過ぎて行けないわ」と電話です。
『電話で拝めばよいよ』と、子機を仏壇の前に置きますね。
もっと遠くの二番目の姉からは、「お供えしてね」と宅急便、新しい花と一緒に、家内が早速供えます。
昨年は長楽寺で聞いたご住職の話、次から次へと母の命日思い出すことありますね。

13年前の暑い日の土曜日でした。
夏の大売り出しは、ご来店記念品に大きなメロンをどっさり準備、売出し真っ最中の午後一番の事でした。
病院に詰めてた一番上の姉から、「今、お母さんが息引き取ったよ」と電話です。
店内や、店の前に並ぶお客さんへ、『申し訳ありません、今、母が亡くなりました。売り出しはここで中止にいたします。メロンはどうぞ持って帰って下さい。』と、店を閉めたこと思い出しますね。
その後、通夜に葬儀に、山ほど残ったメロン、メロンの食べ放題、親戚が寄ってたかって食べてもまだありますね、そんな思い出ありました。

西の空がきれいに夕焼け染まる時、いつも思い出します、父の事、母の事。
西の空見て想うこと、今に生きる家族をじっと遠くで見守る父母の姿です。

《命日に いつも眺める 西の空》

よ~く見えるようになったのよ

2010年07月03日 | 季節(夏)
(雨上がり、上ノ郷橋の下は泥水の濁流、川面から濛々と湧きあがる水蒸気)


昨夜から降り続いた激しい雨は、夜が明けても弱まることもなく、午前中はもちろん、夕刻近くになるまで同じです。
シトシト、シトシトと、梅雨そのものの降り方します。そのうちシトシトに混ざって「ザ~ザ~、ザ~ザ~」と雨粒膨らみ、そして「ザァッ、ザァザザザー、ザァッ、ザァザザザー」と、風と一緒に大きな雨粒が地面を叩きつけますね。

土居のFさん宅に、掃除機のホースを届けに伺います。
玄関は円山川の堤防の真下、帰り際、斜めの登り道を堤防上まで上がり、円山川を眺めます。
降る雨粒は、天から川面に向かって斜めの大きな直線を描き、上ノ郷橋や鬱蒼とした河畔林をバックに、浮世絵・安藤広重の「大橋の雨景」の絵柄そのものなのです。

夕刻5時ごろ、雨はやっと上がります。
物凄い蒸し暑さ、空気がじっとりしています。
空は曇天、地面という地面から一斉に水分が湧き上がるような気配、周囲の山々には雨上がりの蒸気が立ち上がる雲となって漂っています。
国道に沿って流れる円山川からは、湯気が湧あがり、白い霞が蓼川大橋の足元を隠しています。

Kさん宅に向かう途中、上ノ郷橋を渡ります。
橋の上のおばさんが、「えらい水が出て心配だね~、もうこれ以上増えんだろうかね?」と、声をかけて来ましたね。
『えらい泥水の濁流になったね、でも、まだまだ大丈夫だよ』と応えます。
上流は、川面から濛々と湧き揚る水蒸気で、まるで雲海の様子です。

そんな雨の日一日でした。
息子と二人で、ドシャ降り雨の中、洗濯機の修理にMさん宅を訪問します。
いろいろ点検した後に、結局店に持ち帰ります。『Mさん、貸し出しの洗濯機置いておきますから、ちょっと入院させてね』と、洗濯機をトラックへ載せますね。
Mさんおっしゃる、「洗濯機もこわれるね、私も目の手術したのよ」、「御詠歌の練習中に右の目見えなくなってね、白内障の手術したのよ」、「手術したら、まあスカッとよ~く見えるようになったのよ、両目で見えていても片目つぶって検査してね」とアドバイス、
重たい洗濯機を狭い廊下を運ぶ時、「これ飲んでパワーつけてね」と出されたドリンクすぐ飲みました。
えらい濃い味の、野菜ジュースのようなもの、一気に飲みます。ジトジト、ザーザー天気の梅雨空吹っ飛ぶ、元気が出ましたありがとう。

《水蒸気 空へ空へと 立ち昇る》

「父の日」のプレゼントをもらう

2010年06月19日 | 季節(夏)
(ハイ、「父の日」ですよ。今年ももらいました)


息子の嫁から、「お父さん、ハイ、明日は父の日ですよ、プレゼントです。」と、袋を手渡されます。
『ありがとう。毎年、母の日に父の日に、丁寧にプレゼントありがとう』と受け取りますね。
『明日だったね父の日は、来月20日はお父さんの誕生日、毎月もらってすまないね』と、心から喜んで礼を伝えます。
息子の嫁は、まだ彼女だった頃から私や家内に心からのプレゼントです。
息子と結婚した去年からも、同じ気持ちで贈ってくれますありがたい。本当に感謝でいっぱい嬉しいですね。
そばの息子が「すぐに開けて見れば」と促します。箱の中はコープの夏用パジャマで、上と下は「パンツが2点」となってます。
長いパンツと短パンが、「気温に応じて着まわしができる、便利なパンツ2点セット」となってます。
嫁は「お父さんの短パン姿見たことないけど、良かったかしら」と気を使い、家内は「そんなことないよ、昔から短パンはいてたよ」と、和気あいあい家族4人で笑顔です。
季節に応じてプレゼントの中身も考えて、気温に応じて着まわし出来るとは心遣い嬉しいですね。

「礼」について膨大な記述の書物に、礼記(らいき)がありますね。
礼記・曲礼上にこんな言葉が出てきます。
「凡為人子之礼,冬温而夏凊,昏定而晨省 」、子供が親に対して、心から礼をつくす例えを述べてます。
文中の「冬」、「夏」、「昏(夜のこと)」、「晨(朝のこと)」の次に続く字が、「温凊定省(おんせいていせい)」と読みまして、父母に孝行をする心がけをを説いてます。
冬は暖かくして(温)、夏は涼しくして(凊)、夜は布団の具合が良いか心を配り(定)、朝には体の調子が良いか機嫌をうかがい(省)、季節や時に応じて、孝行の中身に心配(こころくば)りしなさいと教えています。
息子の嫁は、本当に「温凊定省(おんせいていせい)」そのままの、とっても素晴らしい嫁ですね。

《今は亡き われ父母(ちちはは)を 想い出す》