三笑会

三笑会は、平成30年6月1日~陶芸活動と陶芸教室、喫茶室、自家野菜販売、古美術・古物商経営を総合的に活動していきます。

「口頭意見陳述は5月24日」

2021-05-13 14:39:01 | 日記
「口頭意見陳述は5月24日」

 賀上文代さんは、息子の大助氏失踪に関して徳島県警が北朝鮮による拉致の可能性を排除できない失踪者として捜査・調査した情報を文書により公開を求め、その件に関して審査請求を申し立てる中で口頭意見陳述の場を設けることを要望していた。
 この要望に対し、徳島県警本部の審理担当者から5月11日付けで通知が賀上文代さんに届き、口頭意見陳述が5月24日(月)に県警本部で行う旨を報せてきた。併せて、この意見陳述の補佐人として私(陶久敏郎)の帯同を許可するとの通知を受けた。
 なお、事前に質問事項を教えて欲しいと担当者から要望があったので、送付した質問事項は次のとおりである。

4 質問事項
① 徳島県警は、息子・賀上大助の失踪に関してどの様な方法で、またどの様な場所で捜査・調査を行ってきたのですか、捜査・調査の経緯を教えてください。
② 徳島県警は、息子・賀上大助の失踪に関しこれまで捜査・調査をしてきた結果、現時点でどんなことが分かっているのですか、捜査・調査の実績を教えてください。
③ 犯罪捜査規範第10条の3に基づき、息子・賀上大助の捜査・調査情報を文書で通知してもらえないのはなぜですか。また、昨年11月26日付けで徳島県警察本部長あてに提出した「申請書」の取り扱いはどうなっているのですか。他県の実例を踏まえ、徳島県警の見解をお示しください。



「雨に佇むお地蔵様」

2021-05-12 16:36:15 | 日記
「雨に佇むお地蔵様」

 今日は朝から静かに雨が降り続け、田んぼも畑も、そして隣村のお地蔵様も濡らしている。巷はコロナウイルス感染拡大で騒々しいが、お地蔵さまは何も言わずこの世の中を見ている。



演題:「日朝ストックホルム合意と拉致問題」 その⑫

2021-05-11 21:24:49 | 日記
演題:「日朝ストックホルム合意と拉致問題」 その⑫

7.解決への道を探る
・平成25年1月の拉致問題対策本部決定には、方針として、「①拉致問題の解決なくして北朝鮮との国交正常化はあり得ないとの方針を堅持し、拉致被害者の認定の有無に関わらず、全ての拉致被害者の安全確保及び即時帰国のために全力を尽くす、②拉致に関する真相究明、③拉致実行犯の引渡し」を掲げている。
① と③は人には寿命がある以上、時間の壁が立ちはだかるが、②真相究明は、
何十年後までも継続して行うことができる。拉致問題を、被害者やその家族が亡くなったから「水に流そう」とするのではなく、代を継いで真相究明を北朝鮮に求めていく。「諦めない」ことが、国民一人一人ができる最良の手段だと思う。

・最後に、北朝鮮による国家犯罪である拉致問題の解決を解決するためには、我々日本国民が等しく保有している基本的人権を武器として十二分に行使し、国際社会と連携を図り、北朝鮮による人道に対する罪を解決していく過程で日本人の人権問題を取り上げていくことが最も有効と考えるものである。

・その実例として、私と当時の仲間は、平成23年を中心に在京の約50か国の大使館を回り、拉致問題解決への協力要請を行った。応対に出た大使や書記官は、一応に「本国に報告する」ことを約束してくれた。これらの中には北朝鮮と国交がある国の多いことから、北朝鮮に我々のメッセージが届いたかもしれない。(H23.7.1 ギリシャ、コンゴ民主共和国、トルコの各大使館を訪問)

・NKHNWとしても、在京大使館への訪問を計画しているが、昨年からの新型コロナウイルス感染予防の見地から延期している。コロナ禍が収束すれば、行動に移したい。間接的にでも、当NWの見解が北朝鮮担当者に届くことを目指している。

・平成14年の日朝平壌宣言以降、拉致被害者とその家族の心情に寄り添う形で救出活動を展開してきたが、結果として何の前進もできなかったという現実を冷静に受け止める時期が来ている。これまでの啓発活動は、国民を拉致問題解決の入口に連れてくることはできても、解決のための階段を上ることができず、時間だけが経過したといっても過言ではない。

・これまでの拉致被害者の心情に寄り添う人権教育・啓発からステップし、冷徹な国際政治の中で拉致問題を解決する具体的・現実的な方策を議論し、提案していくことが私たちNKHNWの使命と考えている。拉致・核・ミサイルの包括的解決は、将来にわたる日本国民全体の安全と人権に関わる大問題であることを忘れてはならない。

・その一歩として、官民を問わず急な国交正常化に固執しなくても日台関係を例として、まずは日朝間の人的交流及び経済的交流を拡大することを提案したい。北朝鮮の最終目的は日朝平壌宣言に基づき日本から経済的支援を得ることにあるが、その前段として、やがて製造されるであろう日本製の新型コロナウイルス用ワクチンを、人道支援という見地から北朝鮮に医療支援することを検討してはどうだろうか。

・これを実現するには、日朝間の政府関係者、医療関係者などの多くのスタッフの往来や滞在が必要となってくる。ストックホルム合意に基づく連絡事務所と明示しなくとも、「医療相談所」という名目で関係者が平壌に常駐して日朝間における様々な情報交換の窓口とし、相互の信頼関係を上積みしていくことはできると思う。

・NKHNWとして、救う会徳島として、このプランの可能性について検討していくことを表明して今日のお話を終わりたいと思う。

(おわり)


演題:「日朝ストックホルム合意と拉致問題」 その⑪

2021-05-09 23:18:00 | 日記
演題:「日朝ストックホルム合意と拉致問題」 その⑪

6.公平な救済が最良の選択である
・昨年6月にお亡くなりになった横田滋さんは、平成23年1月、救う会徳島が主催する拉致問題講演会に、早紀江さんと二人で阿南市を訪れたことがある。滋さんは、拉致被害者だけでなく日本人妻などの他の被害者も公平に救済すべきとのお考えで、家族会の中では特異な存在であったことから、晩年は孤立していたと思う。

・「満州難民」井上卓弥著(幻冬舎)の第8章に「不幸なる御婦人方へ」と題する文章がある。これは、仁川港から日本人難民を乗せて博多港へ帰る米軍戦車揚陸艦LSTの船内に張り出された紙片で、ソ連兵などから暴行被害を受けた女性たちに、湾曲的に呼びかけられた受診の勧めである。暴行や妊娠を苦にして自ら命を絶とうとする女性が多く、超法規的措置として黙認されたという。

・これらの女性の帰国後の人生を思うとき、人道問題は後回し、拉致被害者こそ最優先と声高に叫ぶ一部の日本人の独善性に憤りを覚える。彼らには、辛い人生を余儀なくされた同胞に対し、大人として理解と思いやりのある言葉で語りかけることが何故できないのかといつも思う。

・人は、誰しも自分が生まれてくる時代と場所を自分で選ぶことができない。その時代を誠実に生き、不幸にも北朝鮮の土と化した名もない多くの同胞の人生が、決して無駄でも無意味なものでなく、今を生きる日本人の礎となっている。彼らの命にも人権にも優先順位を付けない、公平な救済こそが今を生きる我々の責務である。私は、こうした主張が原因となり、平成27年10月に救う会全国協議会を除名されたが、除名されても、戦後、北朝鮮において不幸な人生を余儀なくされた同胞の名誉を守りたいと思う。

「30個成形できました」

2021-05-08 21:53:00 | 日記
「30個成形できました」

 4月末にマグカップを成形し始めてから10日余りが過ぎ、ここまでで30個の成形が終わり、あとは乾燥するのを待つばかり。まだ15個くらいは成形できると思うので最終的には50個近くになる。野菜苗にしても、マグカップにしてもそんなに作ってどうするのと思われる方もいると想像するが、ここはド~ンと進むしかない。この決心こそが私のスリランカ(セイロン)なのだ、毎度の親父ギャグで申し訳ない。