三笑会

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「大阪府警察本部長の「弁明書」」

2021-05-03 23:37:04 | 日記
「大阪府警察本部長の「弁明書」」

 賀上文代さんの元へ、本年4月27日付けで大阪府警察本部長が発した「弁明書」(備総第247号)が大阪府公安委員会を通じて届いたので、喫茶店でランチを食べながら善後策を協議した。賀上さんが審査請求を申し立てた理由は、以下のとおりである。

(イ)  私は、息子・大助の失踪事件が大阪市淀川区の社員寮で発生(平成13年12月22日夜)した翌年の平成14年には、ほぼ毎月のように大阪市淀川警察署を訪問して行方不明となった息子・大助氏の捜査をお願いしてきました。事件発生時からすでに19年という歳月が流れましたが、その後において北朝鮮による拉致の可能性を排除できない行方不明者として全国の警察で捜査・調査していただいていることはすでにご承知のことと存じます。
    ところが、部分開示された「警察本部長事件指揮簿」の決裁欄に押印されているのは「本部長:田中」、「副本部長:鶴谷」、「部長:難波」の3名だけで、19年もの間にたった1回しか決裁をしていませんが、本当でしょうか。
歴代の大阪府警察本部長には、息子の失踪事件当時は田中法昌氏、以後、三浦正充、樋口眞人、村田隆、廣田耕一、石田高久、そして本年1月15日までは藤本隆史の各氏が就任されています。決裁印が田中氏のみということは、田中本部長時に息子の捜査・調査は終結したということでしょうか。田中氏以外の歴代本部長は、息子の捜査・調査には関与していないから決裁文書がないのでしょうか。また、本部長が交代する際には、引継ぎはされなかったということですか。
まだ他にも開示すべき公文書があるにも関わらず、隠し持っているという疑念を払しょくすることができません。これらの点が明らかにならなければ納得できません。それから、「警察署長事件指揮簿」にも同様の疑念を抱いています。これが、審査請求を申し立てた理由です。

 これに対し大阪府警察本部長の弁明書は、賀上さんが審査請求を申し立てた理由を同じように羅列したうえで、「本件請求に係る本件処分は、前述のとおり適正に行われたものであるから、審査請求人の主張は認められないとして、「実施機関の決定は妥当である。」との採決を求めている。賀上さんと協議した結果、これは大阪府警がこれまで何もしてこなかったことを隠すための言い訳に過ぎないと捉え、近日中に「反論書」を提出することにした。