三笑会

三笑会は、平成30年6月1日~陶芸活動と陶芸教室、喫茶室、自家野菜販売、古美術・古物商経営を総合的に活動していきます。

「晩秋の近江路を往く」⑥ 青龍寺徳源院 2

2019-11-27 22:28:05 | 日記
「晩秋の近江路を往く」⑥ 青龍寺徳源院 2

 清瀧寺徳源院には、幽霊画の世界でも傑作といわれている掛け軸が保管されていることはすでにご案内したが、やはり晩秋の近江路としてはもう一つ馴染めない感もする。
 そこで、晩秋の近江路に相応しい、そして京極氏菩提寺に相応しい青龍寺徳源院三重塔をアップしたい。



「晩秋の近江路を往く」⑤ 青龍寺徳源院

2019-11-27 22:07:55 | 日記
「晩秋の近江路を往く」⑤ 青龍寺徳源院

 清瀧寺徳源院には、幽霊画の世界でも傑作といわれている掛け軸が保管されている。長い間作者がわからないままであったが、現在では、滋賀県長浜市大路町出身の画家「清水節堂」(1876-1951)が描いたものであることが判明している。清水節堂は、現在では近代を代表する画家の一人といわれているが、近年までその作品が正当に評価されることはなかったようだ。
 この幽霊画はとても魅力的だ。紅葉は見頃が限られているが、この掛け軸なら季節を選ばない。尤も、夏の夜にこの掛け軸を観たら眠れなくなってしまう可能性があるが。



「晩秋の近江路を往く」④ 鶏足寺

2019-11-27 16:17:36 | 日記
「晩秋の近江路を往く」④ 鶏足寺

 鶏足寺(旧飯福寺)は、735年僧行基によって開基された古寺だが、江戸幕府の終焉とともに衰微し、現在は廃寺となっており、普段は地元の人たちの手によって管理がなされていることは前にご案内したと思う。
 このお寺の紅葉は大変有名で、シーズンともなると大勢の観光客が詰めかけ、私も一瞬万博会場に来てしまったのかと錯覚するほどであった。私が訪れたのは11月17日の午前9時過ぎ、鶏足寺に至る道の両側には地元の人たちの出店が並び、農産物や漬物などの加工品、それから工芸品など多種多様な品物を揃えていた。
 こうして寺は廃寺となってしまったが、その廃寺の紅葉は大勢の人をこの地に引き寄せている。寺は、今でも地元の人たちに恩恵を施し、彼らを救済しているのだ。



「晩秋の近江路を往く」③ 西明寺

2019-11-27 12:34:17 | 日記
「晩秋の近江路を往く」③ 西明寺

 湖東三山の一角を占めるこの寺には、国宝の本堂と三重塔がある。また、先にご覧いただいたように紅葉も見事である。しかし、この寺の魅力はそれだけではなく、参道の石畳も大きな魅力としてお勧めしたい。