「夏季阿波人形浄瑠璃大会」
今年で73回目を迎える標記の大会があわぎんホール(県郷土文化会館)で催され、中村園太夫座は、「一の谷ふたば軍記・熊谷陣屋の段」を上演した。
外題の内容は、源平合戦のうち神戸一の谷の合戦において、敗色濃厚となった平家が船で屋島へ逃げていくのだが、その船に乗ろうと沖へ歩みを進める平家の公達・平敦盛を源氏の熊谷次郎直実が呼び止めて取っ組み合いとなり、最終的には敦盛の首を討ち取ったという名高い物語を題材として作られた浄瑠璃である。
今回の大会は、「時代物の世界」と銘打って開かれており、県内各地から集まった人形座の熱演が繰り広げられた。200人程度の観客であったと思うが、もっと多くの人に観に来て欲しいと願うばかりだ。
写真は、当座が演じる「熊谷陣屋の段」で出を待つ「藤の方」、敦盛の母君になる。
今年で73回目を迎える標記の大会があわぎんホール(県郷土文化会館)で催され、中村園太夫座は、「一の谷ふたば軍記・熊谷陣屋の段」を上演した。
外題の内容は、源平合戦のうち神戸一の谷の合戦において、敗色濃厚となった平家が船で屋島へ逃げていくのだが、その船に乗ろうと沖へ歩みを進める平家の公達・平敦盛を源氏の熊谷次郎直実が呼び止めて取っ組み合いとなり、最終的には敦盛の首を討ち取ったという名高い物語を題材として作られた浄瑠璃である。
今回の大会は、「時代物の世界」と銘打って開かれており、県内各地から集まった人形座の熱演が繰り広げられた。200人程度の観客であったと思うが、もっと多くの人に観に来て欲しいと願うばかりだ。
写真は、当座が演じる「熊谷陣屋の段」で出を待つ「藤の方」、敦盛の母君になる。