三笑会

三笑会は、平成30年6月1日~陶芸活動と陶芸教室、喫茶室、自家野菜販売、古美術・古物商経営を総合的に活動していきます。

「加茂宮ノ前遺跡現地説明会」

2018-07-14 13:01:59 | 日記
「加茂宮ノ前遺跡現地説明会」

 今月6日の徳島新聞で大きく取り上げられた阿南市加茂町にある加茂宮ノ前遺跡の現地説明会が、徳島県埋蔵文化センターによって開かれたので出かけてみた。
 徳島新聞の記事を借りると、「徳島県阿南市加茂町の加茂宮ノ前遺跡で、弥生時代中期末~後期初頭(約2000年前)の竪穴住居跡20軒が見つかり、このうち10軒では鉄器を製作した鍛冶炉や鉄器作りに用いた道具類などが出土した。鉄器の製造工房としては国内最古級で、集落(ムラ)の半分が工房という特徴から、県南部に大規模な鉄器の生産拠点が形成されていたとみられる。」ということだ。
また、ここから那賀川を上流へ約5キロ進むと、弥生時代終末~古墳時代初頭にかけての水銀朱採取遺跡である若杉山遺跡が存在している。さらに、そこから山を登っていくと、西の高野山と呼ばれる四国霊場21番札所・太龍寺がある。こうした事実を繋ぎ合わせると、私の創作浄瑠璃「天照って阿南生まれじょ」という話もまんざらではなくなってくる。