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三笑会

三笑会は、平成30年6月1日~陶芸活動と陶芸教室、喫茶室、自家野菜販売、古美術・古物商経営を総合的に活動していきます。

「遺骨・墓地問題と国会」その6

2025-03-20 21:39:59 | 日記
【第19回5国会】
答弁書第三号
内閣参質一九五第三号
  平成二十九年十一月十日
内閣総理大臣臨時代理           
国務大臣 麻生 太郎 

       参議院議長 伊達 忠一 殿
________________________________________

   ストックホルム合意における遺骨及び墓地、残留日本人に関する質問主意書

 ストックホルム合意(平成二十六年五月二十九日)のうち、「一九四五年前後に北朝鮮域内で死亡した日本人の遺骨及び墓地、残留日本人」(以下「当該人道問題」とする)について質問します。

一 当該人道問題について、終戦以降、日本政府の中で担当してきたのは、どの府省庁のどの部署でしょうか。省庁再編で統廃合されたものもふくめて、担当部署を個別にお示しください。

一について(答弁)
 御指摘の「当該人道問題」については、政府としては、例えば、外務省、厚生労働省等の関係府省・関係機関が緊密に連携を図りながら、日本人に関する全ての問題の解決に向け全力を尽くしているところである。

二 当該人道問題について、日本政府は終戦後、北朝鮮域内からの日本人引揚者もしくはその代表者に対し、「一九四五年前後に北朝鮮域内で死亡した日本人」や「残留日本人」のうち死亡した者の名簿や墓地の場所を示す地図などの資料提出を求めるなど、何らかの調査を行ったことはあるのでしょうか。調査を行ったことがあれば、調査の内容を個別にお示しください。

三 当該人道問題について、現在までに日本政府にはどの程度の情報が蓄積されているのでしょうか。情報が蓄積されているとすれば、「一九四五年前後に北朝鮮域内で死亡した日本人」や「残留日本人」のうち死亡した者について、身元が特定できる遺骨の数はいくつあり、墓地はどの場所にいくつあるのかをお示し下さい。また、遺骨の数と墓地の場所と数の把握に当たって依拠した資料があるのであれば、その資料名をお示しください。

四 当該人道問題について、近年、日本政府として実地調査をしたこと、また北朝鮮側の実地調査の情報を得ようとしたことはあるのでしょうか。これらの実績があれば、個別にお示しください。

二から四までについて(答弁)
 御指摘の「当該人道問題」については、政府として必要な情報収集を行うとともに、日朝政府間協議等において本件を取り上げる等の取組を行ってきたところである。これ以上の詳細については、今後の対応に支障を来すおそれがあることから、お答えは差し控えたい。

五 当該人道問題について、ストックホルム合意以降、北朝鮮側から日本政府に対し、同合意において北朝鮮側が実施することとされた調査に関して、新たな回答はあったのでしょうか。新たな回答があれば、個別にお示しください。

五について(答弁)
 御指摘のいわゆる「ストックホルム合意」以降、北朝鮮の特別調査委員会による調査について、北朝鮮から調査結果の通報はなされていない。

六 当該人道問題について、「一九四五年前後に北朝鮮域内で死亡した日本人」や「残留日本人」のうち死亡した者の遺族、関係者はすでに大変な高齢に達しておられます。日本政府はこうした方々に対し、いつまでにどの程度の情報を提供しなければならないとお考えでしょうか。

六について(答弁)
 御指摘の「「一九四五年前後に北朝鮮域内で死亡した日本人」や「残留日本人」のうち死亡した者の遺族、関係者」の範囲が明確でなく、一概にお答えすることは困難である。

  右質問する。

「遺骨・墓地問題と国会」その5

2025-03-20 17:25:22 | 日記
【第190回国会】

質問第三号

北朝鮮における日本人遺骨に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。

  平成二十八年一月四日
有田 芳生   

       参議院議長 山崎 正昭 殿
________________________________________
答弁書第三号

内閣参質一九〇第三号
  平成二十八年一月十二日
内閣総理大臣 安倍 晋三   

       参議院議長 山崎 正昭 殿

参議院議員有田芳生君提出北朝鮮における日本人遺骨に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。

   北朝鮮における日本人遺骨に関する質問主意書

 日朝ストックホルム合意は「1945年前後に北朝鮮域内で死亡した日本人の遺骨及び墓地」を解決すべき課題のひとつとして取り上げています。この問題で質問します。

一 政府は平壌郊外にある龍山墓地が二度にわたって移転した経緯をどう認識していますか、年次とともに理由をお示し下さい。

三 政府は龍山墓地を果樹園にする計画があることを認識していますか。

一及び三について(答弁)
 お尋ねについては、政府として様々な情報に接しているが、直接確認する手段がないことから、お答えすることは困難である。


二 政府は墓地の移転にあたって北朝鮮政府に費用負担をしましたか。そうだとしたら負担をした経緯と金額をお示し下さい。

二について(答弁)
 御指摘の「墓地の移転」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、北朝鮮の龍山墓地の移転費用を政府が負担したとの事実はないと承知している。


四 「1945年前後に北朝鮮域内で死亡した日本人の遺骨及び墓地」を担当する省庁と部署はどこですか。

五 「1945年前後に北朝鮮域内で死亡した日本人の遺骨及び墓地」について、関係省庁はストックホルム合意以降、どのような行動をしてきましたか。政府の認識をお示し下さい。

四及び五について(答弁)
 御指摘の「「1945年前後に北朝鮮域内で死亡した日本人の遺骨及び墓地」」の問題については、政府として必要な情報収集を行うとともに、日朝政府間協議等において本件を取り上げる等の取組を行ってきたところである。

「わが村の地神祭」

2025-03-20 12:31:41 | 日記
「わが村の地神祭」
 お彼岸の午前中に、わが村の氏神であるゆうが神社で地神祭が執り行われ、私を含めた当番組が祭礼に出席した。日差しも暖かくなり、神社の周辺や運動公園に植えてある枝垂桜の蕾も紅く膨らんできているのがはっきりと観てとれた。夜には村の集会所で直会が予定されている。


「遺骨・墓地問題と国会」その4

2025-03-20 10:05:12 | 日記
【第189回国会】

質問第一六一号

北朝鮮にある日本人墓地に関する再質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。

  平成二十七年六月十日
有田 芳生   

       参議院議長 山崎 正昭 殿
答弁書第一六一号

内閣参質一八九第一六一号
  平成二十七年六月十九日
内閣総理大臣 安倍 晋三   

       参議院議長 山崎 正昭 殿

参議院議員有田芳生君提出北朝鮮にある日本人墓地に関する再質問に対し、別紙答弁書を送付する。
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   北朝鮮にある日本人墓地に関する再質問主意書

 私が平成二十七年五月二十六日付けで提出した「北朝鮮にある日本人墓地に関する質問主意書」(第百八十九回国会質問第一四四号)に対する、平成二十七年六月五日付けの政府答弁書(内閣参質一八九第一四四号。以下「答弁書」とする)の内容に疑義があるので、再度質問します。

一 政府は、北朝鮮の三合里墓地に埋葬された日本人の名簿を持っていますか。持っているのかどうかを明確にお示し下さい。

一について(答弁)
 政府としては、お尋ねの「三合里墓地に埋葬された日本人の名簿」は保有していない。

二 政府は「答弁書一から四までについて」で民間団体から提供された方見墓地と龍山墓地で埋葬された名簿を保管していると答弁しました。なぜ「一般に公開することを予定していない」のですか、その理由を明確にお示し下さい。

三 シベリア抑留者の名簿を公開したことと方見墓地と龍山墓地との名簿を公開しないことの間には、いかなる政治的あるいは歴史的違いがあるのですか、明確にお示し下さい。

二及び三について(答弁)
 御指摘の方見に埋葬された者に関する名簿及び龍山に埋葬された者に関する名簿については、個人に関する情報であるため、現時点においては一般に公開することを予定していない。一方、御指摘の抑留中死亡者の名簿については、個人に関する情報であるものの、御遺族が自らの親族の死亡の経緯を把握できるようにするということは、公益上特に必要があると認められるため、政府として、広く国民に対し、当該名簿に記載されている個人に関する情報の提供を求める趣旨で、一般に公開しているものである。

四 政府は「答弁書一から四までについて」で「事実関係を確認できない」と答弁しました。これまでに事実関係を確認するために何を行ってきましたか。さらにこれから何をする予定ですか。あるいは確認しないのですか。

五 北朝鮮に残された日本人遺骨について、政府は「答弁書五について」で「関係する行政機関が連携して適切に対応してまいりたい」と答弁しました。この「関係する行政機関」とは具体的に何をさしているのですか。また、「適切に対応」とはどういう意味ですか。加えて、これまでは適切ではなかったと理解してよろしいですか。

四及び五について(答弁)
 北朝鮮に残された日本人の遺骨及び墓地の問題については、これまでも、政府として必要な情報収集を行うとともに、日朝政府間協議等において本件を取り上げる等の取組を適切に行ってきているところであり、引き続き、こうした取組を続けていく考えである。

六 政府は、昨年十月末に平壌で行われた日朝交渉において、北朝鮮の特別調査委員会の日本人遺骨分科会の責任者から日本人墓地について口頭で報告を受けていませんか。受けていたなら、その内容をお示し下さい。

六について(答弁)
 御指摘の分科会については、既に知られている日本人の埋葬地の調査及び新たな埋葬地の発見に努めているとの説明があった。これ以上の詳細については、今後の対応に支障を来すおそれがあることから、お答えを差し控えたい。


「遺骨・墓地問題と国会」その3

2025-03-20 09:58:30 | 日記
【第189回国会】
質問第一四四号

北朝鮮にある日本人墓地に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。

  平成二十七年五月二十六日
有田 芳生   

       参議院議長 山崎 正昭 殿
答弁書第一四四号

内閣参質一八九第一四四号
  平成二十七年六月五日
内閣総理大臣 安倍 晋三   

       参議院議長 山崎 正昭 殿

参議院議員有田芳生君提出北朝鮮にある日本人墓地に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
________________________________________

   北朝鮮にある日本人墓地に関する質問主意書

一 政府は、北朝鮮にどれだけの日本人墓地があると認識していますか。場所と名称および埋葬されている日本人の人数を、それぞれお示し下さい。

二 政府は、埋葬者名簿のある墓地をどれだけ把握していますか。あればそのすべてをお示し下さい。さらに埋葬者名簿を公開する予定はありますか、あるならば公開時期とともにお示し下さい。

三 政府は、三合里にある墓地に埋葬されている日本人は、どのような経緯でこの土地に来たと認識していますか、お示し下さい。さらにこの墓地では名前が記された木札とともに埋葬されたという事実を認識していますか。

四 政府は、古茂山にある墓地、咸興にある墓地、富坪にある墓地、龍山にある墓地に埋葬されている日本人は、どのような経緯でこの土地に来たと認識していますか、お示し下さい。

一から四までについて(答弁)
 お尋ねについては、事実関係を確認できないことから、お答えすることは困難である。なお、政府としては、昭和二十五年に民間団体から提供された方見に埋葬された者に関する名簿及び昭和三十三年に民間団体から提供された龍山に埋葬された者に関する名簿を保管しているところである。また、当該埋葬者名簿について、現時点においては一般に公開することを予定していない。

五 政府は、北朝鮮における日本人遺骨の収容について、どのような方針を持っていますか、お示し下さい。

五について(答弁)
 北朝鮮に残された日本人の遺骨の問題については、引き続き、関係する行政機関が連携して適切に対応してまいりたいと考えている。