3行日記

猫とか漫画とか車とか色々…

素晴らしい人生の日々

2009-04-28 00:23:43 | Weblog
誰かのことを想像する時、人はその人が今何をしているか、どこにいるか
どんな思いで、どんな姿勢で、どんな体調で、何を感じて…と考えますよね。
たとえ長く会っていなくても、あっちの方向のあの辺で、とか
この空の繋がったどこかで、とか。
この世界のどこかで同じ空気を吸ってる…とか。

今月、友人が私の世界からいなくなりました。
どこにいるのか何を思っているのか、考えも想像も及ばないところへ行ってしまいました。
最後に会ったのは1月。顔色は良かったけど10分で帰りました。
もう行かない方がいい気がして、この4ヶ月はただ
思い出しては今どうしてるだろうと祈るだけでした。
そしてある一瞬を境に、彼女は人々の2リットルの脳に棲家を替えてしまったんです。
非凡な文才を持つ彼女は、生涯を振り返って「素晴らしい人生の日々」と称しました。

素晴らしい人生の日々。

人生の素晴らしい日々でもなく、素晴らしき日々でもなく、素晴らしい人生でもなく

素晴らしい 人生の 日々――

gdgd

2009-04-24 00:35:55 | Weblog
増え続ける体重をどうしたらいいですか?
(…「知らねえよ」という声がどこからか聞こえる。てか酒減らせ)
オイラのスレンダー伝説もこれまでか、ケッ(-_-)y-

風邪ひいた。喉痛い。
この調子だと病院はGW過ぎになるなorz
また主治医に「久しぶり!」と言われるのか(苦笑)
注射の報告もしなきゃいけないのに不義理でごめんよ~(ToT)
(いや、義理で行っとるワケやないが)
足痛いとか風邪とか、4月はもうグダグダだ。




なんで最近ウサちゃんかって?



いやなんとなくこの画像が・・・・(謎)

頑張って休め

2009-04-22 21:33:46 | Weblog
去年「努力は人を裏切らない」と言っていたマラソンの野口みずき選手が
故障で北京五輪を欠場した。
今も復帰のメドは立っていないそうだ。
故障しないように見極めながら練習するってのは、アスリートには難しいのだろうが
体というものは時々こうやって、努力や熱意を裏切るのだ。
話は変わるが、漫画家を目指す19歳や20歳の若者が腱鞘炎になっている例にたまに出会う。
投稿して小さな賞をとっていてこれからって人や
画力がまだまだで、上手くなるためには描きまくれと言われたのか、描きまくった人。
みーんなあまりにも漫画を描くのが好きな人だ。
彼女たちが腱鞘炎に至ったプロセスは聞かなくてもわかる。
痛いなーと思いながら、ちょっと休んでたら治るだろうと高を括っていることも聞かなくてもわかる。
そのまま行くとデビューしてもろくに働けないと見てきたように断言することができる。
経験のない人は本人も周りも「そんなに深刻?」って顔をするが
私は一人で大声を挙げる。「やすめーーーっ!描くなーーーっ!!」
「力抜けーーーっ!」「線を減らせーーーっ!」

無関心の代償

2009-04-18 10:39:14 | 大阪綺譚
 東京にIOCの調査団が視察に来てるって報道で聞いて、そう言えば大阪も五輪招致活動したっけなぁ、とぼーっと思い出した。当時から、ニュースでは見るけどほんとにしてんのか?ってくらい、周囲にその気配を感じることがなかった。ポスターを見たくらい。だ~れも望んでなかったんじゃないかな。その誰もが無関心だった活動に、いったいどれだけの血税が捨てられ(投入され)たのか。いまや大阪市の赤字は5兆円。未だに大阪湾には野草の生えた人工島がいくつもあって、どうすんだよあれ。
 視察団からの質疑応答で「橋がテロで爆破されたらどうすんだ」と聞かれて、市の役人は「今後検討します」と答えたらしいw。管轄が縦割りだから即答できないってお国事情アリアリだが、こんな消極的な印象を与えりゃそりゃ落ちるわ。いや五輪は落ちてよかったんだけどね。橋は不便よ。ルート一本しかないし強風とか地震でも不通になるし、テロうんぬん言われてもしょうがない。なんで地続きに出来なかったんだろうね。しかもそんな島がいくつも。
 ただでさえ大阪の古くからある街の密度に比べてウォーターフロントは遠い。何もないところを(マンションとかはあるけど)えんえん走ってるとなんか物寂しくなってくる。「なんでこんなにトボトボと海の方へ向かってるんだ」みたいな、都落ちな気分。何作ったって人は流れない。609億円はたいて作った、外国の有名な建築家がデザインしたっていう舞洲のゴミ処理場も見てみたいが、それだけのために行くのも面倒って気にさせるロケーション。ZEPPとかも周り閑散としてて、ライブで壊れて出てくると急にしらける(笑)
 街というのは人が生活を営んで育っていくもので、遠く離れたところにポツネンと場所だけ作っても街にはならないんだねえ。道路と島と橋を作って工事会社が潤って、後は市民の負債だけ。「役人を動かすのは政治家、政治家を動かすのはみなさんの1票です」って、橋下知事がことあるごとに言ってることの本当の意味がここにある。

レッド・クリフ

2009-04-13 10:37:26 | Weblog
注:ネタバレ入ってるのでパート2これから見るって人は読まない方がいいかも。
 中国史には疎い。どれくらい疎いかと言うと、「赤壁の戦い」をどこぞの仮面の忍者かっていう読み方してて、ダンナに爆ウケしたくらい(恥)。だからこの映画は私に三国志の全体像を初めて理解させてくれた教材となった。魏・呉・蜀のそれぞれの大将の名前がやっとつながったし、諸葛孔明はこの時代の人だったんだって初めて知った。教科書の文字では覚えられなかった中国人の名前が、物語の中で自然に覚えられた。俳優陣がみなすごくキャラが強いのだ。登場人物多いんだけど混同しないで見やすかった。中でも曹操役の人はあまり語らず表情だけで見せるところが多かったのに、心情が伝わってきた。ジョン・ウーのカメラマジックもあるかもしれんが。
 トニー・レオン(周瑜)は甘い顔立ちなので、闘いに心を痛める武人というちょっと女心をくすぐる猛者になっていた。金城(諸葛孔明)は、激しい戦闘シーンの多い作品の中で一人頭脳のみ使う、そこだけ空気が冷たいような温度差をよく体現していた。周瑜の妻の小喬役の女優(林志玲)が雰囲気も含めて非常に美しかった。女を武器にするのも、これだけ美しいと許す。クライマックスのエピソードは相当無理があるが(こんな大将いたらアホ)、それを強引に納得させてしまうような雰囲気を演じてた。女の美貌に野望を挫かれるアホな曹操が男前に見えてくるから不思議だ。それもこれもウー監督のダンディズムなのだろう。
 全編どこを切ってもジョン・ウーだった。憎らしいほどの美意識炸裂。もちろん白い鳩も飛んでいた(笑)。なるほど金もかかってそうだ。自分の中に明確なビジョンを持ち、そこへ向けて妥協ぜずに作っていくのは大事なことだ。

春でも愛用

2009-04-09 14:20:04 | メディカルネタ

チンする湯たんぽ、略して…(略さなくていい)

昨日あたりからが痛い。一踏みする度に「ジンジン」というか「チクチク」というか。
正座してて立ち上がってジンジンみたいな感じ。
足底筋膜炎のいっちゃん最初の警告。この状態で体重かけると筋膜がブチブチ亀裂?(あくまでイメージ)して
炎症して歩けなくなる。ので電車による外出は控える。
昨日から何が原因かなーと考えてて、今日やっとベッドに湯たんぽ入れなくなったのが原因だ、という結論に至った。
冬は足が冷えて眠れないので必需品。最近は暖かくなったからもう要らんと思ってたけど
寝てる間に冷えていくみたい(涙)。
今日は朝から遠赤外線の足温器に乗ってます。うん、やっぱ原因はこれだ。
暖まってくると立ってもチクチクしない。今晩またお世話になりま~す。


イチロー故障者リスト入り

2009-04-06 00:11:46 | Weblog
普通、野球選手が故障者リストに入るってったらケガだと思うけどそこはイチロー。
“出血を伴う胃潰瘍”とな!(笑)
いや~さすがの鉄人もWBCでの本人曰く「最後まで足をひっぱりました」状態は胃に来たんですねえ。
打てて当たり前の人だから他人からも自分自身からもストレスかかりまくり。
胃潰瘍になるほど重圧ってのもさすがイチロー選手って感じですが。
彼はほんとにケガがない人ですね。
それはきっと体が強いとかだけじゃないんでしょう。自覚と知識と自己管理と…
やれることは全てやってる感じ。
日本人はすぐケガに負けない精神力だの、ケガをカミングアウトしないことを褒めたりするけど
本当はケガをしないことが一番大事だし、偉いのだ。
イチローは盗塁するときももみくちゃになったりしないし、頭から突っ込んだりもしない。
よくわからんがスライディングの技術も高いんだろう。突っ込むより足の方が早そうだが(笑)
フィギュアスケートの安藤美姫さんは今年の世界選手権で銅メダルを獲って復活を報じられているけど
彼女もケガが多くて、肩だの脚だのっていつもどっか故障してて
ファンじゃない人にはちょっと「う~ん」て感じだったみたいだけど
今年は自分でケガをしない体作りに努めたとか。
イチロー選手もオリックス時代には長期欠場したことがあるそうなので
いかに努力して体を作っているか。
(実際体格全然変わったもんね、メジャー行ってから)
そういえば、以前大学病院に通ってた頃同じ沿線にある鍼灸整骨院にも通ってた時のこと。
午前中定期健診に行ったら、主治医からイチローの故障しない筋肉の話題が出て(質のいい柔らかい筋肉なのだろうと)
帰りに鍼灸整骨院に寄ったらそこの先生からもイチローの足の裏の筋肉(発達してて土踏まずがないとか)
の話題が出た。
運動系の医療関係者が興味を持って見るようなそんな選手なんだなぁ、などと思ったことを思い出しました。
ケガや故障を「頑張った勲章」と思ってもらえるかのような大いなる勘違いが
今日日の若い人にまでどっか浸透してると感じることがたまにあります。伝統的な滅びの美学に要注意。

新年度

2009-04-02 09:42:57 | Weblog
原清治という人の講演を聞いた。(正確にはVTRを部分的に見た)
大学教授で教育研究者。でも何より関心したのは話の上手さ。
マイク持ってスライド自分ですすめながら、ほとんどあんちょこ見ず聴衆の方見てよどみなく喋る。
声がまた聞かせる声なのだ。退屈せず、いくらでも聞いていられる。そしてちゃんと内容が入ってくる。
この人の講義は人気あるだろうなぁ。
内容は今時の学生について。
①授業や教師に対して権利意識が強くなってる。つまり、コスト(授業料)に見合った授業を求める。いくらでもサボれる甘い先生より、課題やレポートがきつい先生の授業が人気がある。休講になるとその日の授業料は返金されるのかと言う考え方を持つ。(これは学生だけじゃない。世の中みんな顧客満足を訴えるからねえ)
②小・中学生のクラス内で学力グラフを描くと2コブラクダの形になる。
つまり成績のいい子と悪い子の山が2つできる。この山は親の経済基盤と符合する(色んなこと2極化ね)。でも2コブの中も2コブになっている。人間関係がコブごとにグルーピングされてて、コブ間の交流はない。このグルーピングは親のグルーピングで決まる(親の会話に出てくる子供と付き合うようになる)。
③昇りつめることがかっこ悪く見える。テレビで見る謝罪会見で頭を下げる社長が、トップのイメージらしい。そういや『下流社会』って本があったっけ。日銭をかせげて100円ショップがあったら食ってはいける。この傾向が始まったのはゆとり教育の時期と符合する。

折りしも入社式シーズン。メディアはこぞって新入社員に取材。
今時の新入社員は「飲みにケーション大好き」「給料は貯金」「終身雇用希望」
私らの時とはだいぶ違う。でもこれは反動であり、ないものねだりと言うか、なくなってみると有難味がわかるもの。
終身雇用なんて昔は、年功序列で役職ついた中年は仕事は若い者にさせて高い給料とってガンだとまで思ってたけど、それが社会の安定や治安や消費を生んでいたんだろう。
そしてここでもやっぱり社長になんかなりたくないってアンケート結果が出てました。

一番怖いなぁと思ったのは、2コブラクダのコブごとのグルーピング。
特に、トップクラスの学力のグループはトップクラスの経済力を持った人としか付き合わず、私立中学から大学まで進学街道ばく進。
そうやってずーっと狭いグルーピングの人間関係で生きて来た頭のいい人が社会へ出て
官僚とか医者とか、頭のいい人がつく仕事についた時、自分が育ってきたグループ以外の階級(!)の人間のことなんか理解できないだろう。
日本は官僚主導だから、どんどん不公正な世の中になっていくぞ。