3行日記

猫とか漫画とか車とか色々…

そろそろ始まったようです

2015-07-21 16:28:55 | 猫ばか

ドリアンの血液検査は先月初めてCREやBUNの数値が正常範囲を越えたが
昨日から食欲が無くなり、元気もなくなり、嘔吐も二日続いたので病院に行ってきた。

とにかく病院嫌いな子なのでなるべく連れて行きたくなかった。ストレスも心配。

今日の検査は

CREが3.2  前回より0.6↑ 正常値上限より0.8↑ 

BUNが47  前回より10↑  正常値上限より11↑

少しずつ進行している。
人様のブログではもっとすごい数値も、それこそ3桁とかも見たことあるけど、これでも立派な腎不全(>_<)
お医者様に言われたのは、カルシウムとリンの数値の積が問題なんだそうです。

ドリアンはClが13.3 Pが5.2  13.3×5.2=69.16

これくらいだと腎不全中期だそうです。

輸液を勧められました。
病院で試しにやってみましたが、ドリアンからすごい声で拒否られ
シリンジを押していくのに腱鞘炎があっさり再発する予感しかせず…
皆さんこれをご自宅でやてられるそうですが…何よりこれやってて
ドリアンに恨まれそうだ。

もちろん、恨まれるだけならいいんですが
これを毎日、治療を諦める日までやり続けて、ドリアンの気持ちはどうなんだろう?

生きるのが、毎日が、辛いと思うんじゃないのか。

もっと一緒にいたいっていうのは私のワガママで、動物は寿命なんか気にしないのに

死期が早まろうがそのことが辛いのは人間だけで、ドリアンは日々の幸せだけあればいいのに。


…とぐぐってみたらおんなじ葛藤を抱えてる人がいっぱいいて、
みなさん正解のない選択の結果に後悔や自責を抱えていらっしゃる。

恐らく、そういうものが何もない看取りも別れもないんだろうな 。

 

帰ってからは少し元気で輸液効果でしょうか?
ウロウロしたりしきりに要求したりして
ウェットも半分量くらいは食べてくれました。
食べることに興味は失っていないのだけど、ちょっと食べるといやになるようで
プリンやムーンライトやバームクーヘン、大好きな間食も欠片で満足してしまう。
色々持って行ったらうるさいとばかり迷惑がられた(;´・ω・) 


終える準備

2015-07-07 20:52:19 | Weblog

最近長時間の外出から帰った時、もうすぐ16歳になる猫が元気でいるのを見るとホッとする。
独りで置いて出るし、帰って知らずにゲーを踏むこともあるから。

友人から聞いた、20歳で大往生した猫さんの話。
ある時期から食べなくなり、鼻先へ持っていっても拒絶するようになった。
動物病院で検査しても病の兆候は無く、ただ自ら好んで冷たい床にうずくまるようになったという。
食べることを止め、飲むことを止め、体温を下げ、そうして彼は静かに活動を停止した。

それが死ぬということだね、と私達は話している。

猫は汗腺がないので体温を下げる時は耳や尻尾で放熱すると共に、冷たい所に寝転ぶ。
亡くなる前のその猫さんは、体が冷えちゃいけないと温かい所へ連れてきても、自分から冷たい床へ戻って行ったそうだ。
食べず飲まず体温を下げるーーー生き物が生きるためにすることと逆のことを自分で選択しての自死だった。

少し話が逸れるが、人間もかつてはその様に死ぬことが多かった。
「おばあちゃんがずっと寝てるよ」といって起きてくるのを待ってれば4〜5日で脱水して絶命する。
それを老衰と呼んだ。
今なら、家族が知識を持っていて「このままじゃ脱水するよ」と言って救急車を呼ぶ。
放置したらむしろ保護責任者遺棄致死を問われる。
自宅で家族が死亡した時に救急車を呼んだら、警察に廻されて事情聴取されるから気をつけた方がいい。
そういう時はかかりつけの往診医に連絡するのがいい。
もっと言えば往診してくれる付き合いのある医師を確保しておくべし。
現状、人間の生死を判定できるのは医者だけなのだ。

話を元に戻す。タイトルの終える準備について―――

ところで、父が亡くなる前の一週間ほどの間に不思議なことがあった。
戻すと言いながら猫の話が父の話になっとるがまあいい(笑)

肺炎で入院していた。
看護師さんが歯磨きやオムツ替え、着替えをしてくれるのだが、行くと脱がせたパジャマが畳んでおいてあった。
家族はそれを洗濯するのだが、掴んでびっくり。
洗濯機から出したばかりのように湿っているのだ。

「???看護師さんが洗濯して畳んで置いた?んなアホな」
「おしっこ洩らした?オムツしてるのに、パジャマの上まで濡れんやろ」

なんやようわからんが病院の洗濯機で洗濯してベッドサイドに干して、
ダンナがロードスターを買ったことや、オープンカー初体験の話などする。
「オープンカー乗ったことある?」と聞くと父は僅かに首を振った。
この頃はもうほとんど何も話さなくなっていた。
その日は病院を後にしてから玉木宏のイベントに向かった(笑)

2日後また病院へ。いつも母と1日交代だった。
ところが、またパジャマが畳んで置いてあった。
何もなければ2日で着替えさせることなどないのだが、パジャマは案の定ぐっしょりだった。
「なんでやねん???」
頭をひねった。看護師さんに聞きたかったがケアが終わって誰も来ないし、着替えさせた本人でなければ聞いても分からないだろう。
また洗濯して干して帰った。

2日後、父は亡くなった。


今ならわかる。人間は体温を下げるために汗をかく。
恐らくそういうことだったのだと思う。
病院はモニターしていた心拍が夜中に突然下がって…とか何かのショックかもしれない、とか言ってた。
でも突然なんかじゃなかった、生命を終える準備を少しずつしていた気がする。
生命がそう決めた時はどんな医療的な措置も受け付けず、自ら幕引きを決めるのかもしれない。
それは意志と連動するものなのか、もっと大きな何かがあるのか。

どうだった?って聞きたい相手がいないことが唯一の真実だと気づかされて問うのをやめる。


配信中(*^▽^*)

2015-07-01 21:05:38 | 漫画のこと絵のこと

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『ふぞろいのマリアージュ』1~5話 (完結)コミックシーモア独占

『ナオナオはご機嫌ななめ』 1~5話 (完結)コミックシーモア独占

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