黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

ナナちゃん、動物病院デビュー

2023-01-20 19:40:34 | 黒柴三四郎の独り言

ひめちゃんが朝なのに、なぜか南に行くと譲りません。

夕方はいつも南にいってますけど

ケンくんちに行きたかったのかな

ケンくんには逢えませんでしたけど、ケンくんちのおかあさんが、ちょうどゴミステーションにやって来ました

七海ママのあかちゃんの頃の写真を見ると、ひめちゃんとママ、似てるね

親子だから当たり前だけどね

 

 

 

2000年7月生まれの初代黒柴犬・三四郎が語ります

ナナちゃん、動物病院デビュー

 

04.9.1(水) 

ナナちゃん、動物病院デビュー

 

朝、おかあたんは、ナナちゃんを連れて出かけた。

ボクとサマンサに「ナナちゃん、チックンしてくるからね」と言い残して。

ナナちゃんがまだチックンの意味を知らないから、平気で言ったのだろう。

ボクやサマンサの時には、「ドライブに行こう」とかなんとか言うし、2名一緒に行くから、どちらがかかるのかわからないけど。

 

動物病院で、ナナちゃんは診察台の上に載せられ、おしりに体温計を差し込まれて検温した。

目や耳も診てもらった。

目はなんともなかったが、耳は外耳炎を起こしていた

みんな、ここ何日か、ナナちゃんの耳のニオイが、気になっていたのだ

もともと持っているカビの一種が、繁殖してしまったんだって

先生は綿棒で耳あかをちょっととり、ニオイのもとのカビたちをパソコン画面でおかあたんに見せた。

「耳を綿棒でお掃除して、その後お薬を付けてください。」

そして、本題のワクチン接種となった。

良い子で出来た

 

夜、浅間山が噴火した

 

 

 

 

04.9.2(木) 

パグ吉のママ

 

パグ吉のママは変な人だ

何度かすれ違っているれど、挨拶というものをしない。

声も出さない。

いつも大きめのビニール袋を持っている。

パグ吉のウンチがつまているのかな。

確か少し前までは、おじいちゃんと散歩していた。

おじいちゃんも無愛想な人だったけど、最低限の挨拶はした。

トラブルが起きそうなときは、迂回もした

ところが、おばさんになったら、何か起きそうでも突進してくる

ボクも決着をつけたくているので、「おかあたん、黙ってな」と牽制したら、甘噛みのつもりだったけど、ボクの歯がGパンを通ってしまったこともあった

 

今日は薄暗くなってから、お散歩に出かけた。

ちょうどメロンちゃんちの角まで来たとき、「あ!」という声が、おかあたんと暗闇の中から同時にあがった

パグ吉&ママとはち合わせしたのだ

初めて聞いたパグ吉のママの声だった。

 

ところが、この一声だけ、さっさと行ってしまった

1時間くらいして帰り道、またメロンちゃんちの角まで来たとき、何か見覚えのある影が近づいてくる

突き進んできた

そして、すれ違いざまにパグ吉の首輪はグイッと持ち上げられ、体ごと抱えられた

やはりママは無言で去っていった

おかあたんもボクもあっけにとられて見送った

 

 

04.9.3(金) 

やっとあえたゴマミちゃん

 

最近気になっている子がいた

その子に逢いたくて、ボクは城山幼稚園を南回りで帰るコースをよく歩いていた。

今日の夕方も、その子のハウスまで来た。

寄ってみたかったけど、おかあたんが「いないよ。お散歩に行ったみたいだから、帰ろ」と行ったとき、おばさんとその子が帰ってきた

 

サマンサみたいに走ってきた。

初めて見るその子は、ごま柴だった

今まで、大きな石が置いてあったり、板で目隠しがしてあったりて、いるのはわかっていたけど姿が確認できなかったのだ。

赤い首輪に赤い紐だった。

おかあたんは「女の子ですか? 発情はきてませんか?」と聞いた。

ボクにはわかっていたことだけど

むこうも、「柴ですか?」と聞いてきた。

ゴマミちゃんのパパも黒柴だって

やっぱり夜になると、放たれた犬が来て困るという。

ボクのうちの近所と同じ奴か、別の奴か?

 

 

04.9.5(日) 

ナナちゃん、サマンサの顔を触る

 

晩ご飯の後、おとうたんはナナちゃんのブラッシングを始めた。

サマンサは、家の中に入ることを要求した。

ナナちゃんはサークルの中に戻され、サマンサが中に入った。

入るとき、サークルをはさんでサマンサとナナちゃんは対峙した。

ちっちゃな手が伸び、サマンサの顔を触った

触らせたのだ

ちょっと「ウ~」と聞こえたような気もするけど。

 

ボクも中に入り、ブラッシングをしてもらった。

サマンサはブラッシングもそこそこに、キッチンの物色を始めた。

おかあたんが煮干しを差し出すと、本当においしそうに食べた。

あとからあとから要求した。

 

ボクとサマンサとナナちゃんで、お座りして要求した

ただナナちゃんは、ちょっと離れたサークルの中だったけど。

この煮干しは人間用の無添加のもので、ムーちゃんも大好物だ。

でも、なぜか登場しなかった。

 

 

 

04.9.6(月) 

サマンサにとられた

 

夜、サマンサは家の中に入ることを要求した。

ボクも一緒した

ナナちゃんは、サークルに避難させられた。

 

煮干しをもらったり、おとうたんになでてもらったりしているうちに、サマンサがナナちゃんのサークルに近づいた。

「ウ~」と言いながら、手を伸ばした。

ペロペロキャンディ型の、牛革ガムを取ったのだ

 

ナナちゃんには堅くて、軸をなめてふやかしていたものだ。

ずっとねらっていたらしい。

「あたしのだ返せ、ワンワン

「うるさい、お黙り」 

 

サマンサは、書斎の座布団に陣取って食べ始めた。

普段もらってもあまり喜ばないくせに、他人持っているとほしくなるようだ。

かくいうボクもほしくなり、サマンサが食べ残すのを、そばで待っていた

食べ物に関しては、サマンサをたてておかないと噛まれてしまう

ボクはよけいな争いはしない

 

 

04.9.7(火) 

秋刀魚の味

 

今夜の人間のおかずは、秋刀魚(さんま)だった。

本来ならば塩焼きといいたいところだが、僕たちにお裾分けするために塩をふらずに焼いてくれた

ちっちゃなステンレスのボール三つに、取り分けてくれた。

サークルの中のナナちゃんに、3番目に渡すのは大変なので、おかあたんはちょっと考えた。

僕たちはまだ外にいるのに、「はい、三四郎。はい、サマンサ。」大きな声で言ってボールを床に置いた

そして「はい、ナナちゃん。」と、実は先に入れてあげた

 

その魚のお肉は、あっと今に平らげられていた

僕たちも久々に、一年ぶりに、味わった

僕たちが食べている間、ナナちゃんは「もっとほしい。どうして、あたしには少ししかくれないの」と、ブヒブヒ言っていた。

 

 

04.911(土) 

平和な光景

 

今日は、ムーちゃんがワクチン接種ということで、おとうたんおかあたんとお医者にいった。

今回から、ムーちゃんも、ナナちゃんと同じ先生にかかることにした。

 

土曜ということで、お医者は混んでいた

なんとか道ばたに車を止め、おかあたんが受付を済ませた。

 

外には、猫を乗せたままの車や、犬のリードを持って順番を待つお父さんが何人かいた

ムーちゃんはバスケットに入っていったので、待合室で待つことになった。

襟巻きトカゲみたいに噛まないようなグッズを首に巻き付けた犬、いかついおじさんに抱っこされた猫、いかにも人を噛みそうなゴールデン君、よだれかけを付けた子を連れたヤンママに抱かれたシーズー、吹きまくって大活劇の後注射をされた猫、いろいろな子が来ていた

拾った子猫に避妊手術をしたいと、親子3人で来ているほほえましい家族もあった

 

やっと順番が来た

十二歳いうことで心配性のおかあたんは、ざっと健康チェックもしてもらった。

目も異常なし。

聴診器でお腹を診ても異常なし。

要するにどこも悪くないということで、最後におしりにブチユッと注射で終わった

 

帰るときも、外に何人かのおとうさんが犬連れで待っていた。

このメンバーは日本犬および日本犬ミックスだった。

自我の強いこれらの犬種の注射にはおとうさんの力が必要だ。

動物病院の南の日の当たるところで、お父さんたちが犬を連れて待っている。

なんとものどかな平和な光景だった

 

今日は9.11、三年前にアメリカで、旅客機がのっぽのビルに突入した日だそうだ。

 

 

 

 

ダイナちゃんちのおばさんの話を聞いて、笠懸の動物病院に行き始めました。

先日、本当に久しぶりにダイナちゃんちのおばさんに逢いました。

ミックス犬のダイナちゃんは、19歳の天寿を全うしたそうです。

大間々のダイナム近くに捨てられていて、おばさんちで保護したそうです。

19歳の長寿、ここら辺では初めてです。

 


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