黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

世界情勢で獅子丸地蔵お迎え延期です

2022-04-18 15:07:22 | 獅子丸な日々

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出て、諏訪神社前を通ります。

あれ、ミドリのおじさん(小学生の登校時の交通指導)がいる

もうじき、黄色い帽子の小学生の集団がやって来ます。

ジャストセイフだね

諏訪神社は、もうツツジが花盛りです。

 

神社西の沼、今朝はシラサギの姿があります。

まもなく、彼(?)は飛び去っていきました。

 

高台の方には行かず、沼の西側を入ります。

 

早くおいでよ

山上の元蓮田を通ります。

2、3年前まで、ここは蓮田でした。

隠れた花の名所で、田んぼ1枚一面に蓮の花が咲いていました。

去年は、隅のほうに少しだけ生き残った子が、花を咲かせていました。

今年はもう絶滅かな?

 

隣の諏訪神社の杉林、さっきからけたたましい烏の鳴き声が続いています

何かを、争っているようです

ちょっと通って帰りたくないね。

 

クンクン、姉妹で仲良く情報収集です。

何か事件があったかな?

 

そのまま、北上します。

少し行くと、しば桜です

しば桜も、色々あるんだね

 

 

 

今日は、獅子くんに報告しなければなりません。

獅子丸が突然逝ってから、4ヶ月が経ちました。

やっと気持ちの整理が少し出来て、墓標のお地蔵様を迎えようと、昨日大間々の石屋さんに出かけました。

あれ、ミニ地蔵がありません

石屋さんが言うことには、「石がないんだよ ロックダウンで、石の流通が全くないんだよ 世の中が落ち着くまで、もうしばらく待った方がいいよ。」

「はい、世の中が落ち着いたら、ミニ地蔵お願いします

そういえば、お店の前の石造物がとっても少ない

今、石はほとんど中国からの輸入だそうです。

世界情勢が、意外な所まで影響しているのです

 

獅子くん、ごめんね

 

七海ママの奥に獅子くんは、眠ってます。

獅子くんの頭上あたりかな?

見たことない水仙が咲いてます。

獅子くん水仙だね

 

三四郎&サマンサ&ののこの墓標、お地蔵様も花に埋もれています

獅子くん地蔵も、早く仲間入りしたいのにね

 

 

ちょうど1年前、去年の4月18日、ひめちゃんと獅子くんアーカイブです

獅子くんは、ほんとうにアブラナが大好きでした

早く世界が落ち着いて、獅子丸地蔵を迎えたいね

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

疾風のように去って行きました(突然ですが、獅子丸な日々・最終章です)

2021-12-15 20:05:46 | 獅子丸な日々

12月13日の夜、獅子丸が逝きました

突然でした。

朝はひめちゃんと元気にお散歩、夕方はタバサねーちゃんと元気にお散歩、晩ご飯も残さずしっかり食べました。

ひめちゃんたちは、シニア・ハイシニアなので、晩ご飯のあと、そこらまでの「ちい散歩」をしています。

気持ちよく朝まで眠れるようにと、何時の頃からか始めました。

 

あの日、獅子丸はタバサねーちゃんとおとうさんと、夜のちい散歩に出ました。

遊び心いっぱいの獅子丸は、おとうさんの油断を狙って、ニカッと笑って脱走しました

真っ暗闇の中、何処をどう探しても見つかりません

 

おかあさんも、家の門柱の所あたりをウロウロしていました。

何かが疾風(はやて)のようにやって来ます

獅子丸です。

リードが着いてますけど、速すぎてリードを踏めませんでした

 

県道が近くなので、心配で追いかけます。

まもなく「ドン」という音を聞きました

駆けつけると、獅子丸が倒れています

車にひかれたようです。

ぐったりした獅子丸を抱えてうちに帰り、動物病院に電話して駆けつけます。

「獅子くん、死んじゃダメ。生きるんだよ。」

道中の半分くらいは、息が聞こえましたけど、後半は聞こえませんでした

 

動物病院では「この子の心臓は止まっています。注射をして、心臓マッサージをして、蘇生処置をします。」

先生は一生懸命に、心臓マッサージをしてくれてます。

もしかしたら、何日か入院で帰れるかなと淡い希望も抱きました。

しばらくして、「残念ですけど、この子は、帰ってきてくれませんでした内臓が破裂しているかもしれません

「はい、お世話になりました。ありがとうございます

さっきまで生きていた獅子丸は、もうこの世にはいなくなってしまったのです

 

 

獅子丸は、7年間養子に行っていました。

実家に帰って2年半です。

帰ってきたときには、実のママ・七海もまだいて、みんなにすぐに溶け込みました。

集団生活が自然と出来るようになりました。

でも、悪い癖が2、3どうしても直りませんでした。

その1つは、脱走癖です。

ニカッと笑って脱走し、今回は違ったようですけど、たいてい県道向こうの女の子のところに行きます。

そこで御用となることが多かったのですけど、県道の車との遭遇がとても心配でした。

今回不安が的中してしまいました。

 

人間家族、犬家族、共にショックを受けています。

うるさいけど、獅子くんがいないのは寂しい、つらいね

 

 

獅子丸のこんな犬生の終わり方、もしかしたら、「ねね」ねーちゃんが呼んだのかな?

獅子丸やひめちゃんが生まれたのには、タバサねーちゃんの同腹のきょうだい「ねね」の事故死があったのです。

 

2011年の6月、 ねねママさん(ねねの養家のおかあさん)のお便りがありました。

実家のおうちの皆様、お元気でお過ごしですか?

実は、もっとずっと早くにお伝えしなければならなかったのですが、
こちらの感情でお伝えしにくく思い、時が経ってしまいました。

昨年の夏に、ねねを事故で亡くしていまいました。
本当に申し訳ありません。
亡くしてしまったことも、お伝えしなかったこともどちらも心苦しく
申し訳なく重ねてお詫びいたします。

雷が音が嫌いで、ゴロゴロ鳴り出すと途端に落ち着かなくなりソワソワウロウロ・・・
音が大きくなるとすがりついてくるので、いつも抱っこしていました。
その日は、散歩から帰ってリードを外したときにいきなり大きい雷鳴がなったようです。
パニックになり柵をこじ開けて道路の方へ走って出てしまいました。
500mほど走って、国道を横断してしまって車に跳ねられたようです。

私は仕事だったのですがすぐに連絡が取れ、職場の近くの病院に連れて行ったのですが、
肺の中での出血で呼吸ができないので蘇生処置もしていただきましたがダメでした。
外傷が全くなかったので、寝ているようでした。

自分でもなかなか人に言うのが嫌で、今でも詳しい話をしていると涙が出てきます。
まだまだ元気でいられたはずだったのにと思うと残念でなりません。
また、お父さんやお母さん、パパ・ママに申し訳ないです。

ですが、やはりまた、柴犬との生活がしたくもあります。
子犬の予定がありますか?
また、私どもに譲っていただくことに抵抗がないようでしたら、お知らせいただければ
ありがたいです。
勝手なお願いで申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

 

タバサの隣の黒い子が「ねね」です。

みんなの後ろで、ちょっとだけかをを出している子が「ねね」です。

 

七海ママは当時7才で既にシニアでしたけど、動物病院の先生に相談すると、「高齢という程の高齢でもないので大丈夫でしょう」

そういうワケで、獅子丸・ひめ・千尋・琥珀丸の誕生になったのです。

獅子丸は、白足袋をはいた大きな子でした。

でも、やさしいおとなしめの子でした。

一番手前が獅子丸、後ろから二番目がひめちゃんです。

千尋・琥珀丸は、ねねねーちゃんちに養子に行きました。

 

獅子丸の養家での生活は、決して恵まれたものではなかったようです。

でも、実家に帰ってからの2年半は、幸せだったと思います

いつもニコニコ元気な、元気すぎる獅子くんでした

もっともっと長生きして欲しかったけど、定めなのでしょう

おかさんも色々後悔している事はありますけでも、ひめちゃんたちが天寿を全うするまで頑張ります。

 

獅子くん、また逢おうね

 

 

元気な獅子くんアーカイブです

 

 

 

獅子丸はまだ毛布に包まれて、彼のお部屋(サークル)にいます。

「獅子くん、おはよう。」「獅子くん、行ってくるね。」「獅子くん、ただいま。」

家族は獅子くんに声を掛けます。

でも、ズーとこのままというわけにはいきません。

『雨月物語』の世界になってしまいます

 

明日あたり、七海ママの側に行こうね

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワケがあって曲がります

2021-10-25 14:07:28 | 獅子丸な日々

今朝も、ひめちゃんと獅子丸とタバサねーちゃんの3名でお散歩に出ます

小次郎パパは、そこらまでのちい散歩を済ませて、おうちで待機です。

タバサねーちゃん、張り切ってます

団子になっても、いさかいはなさそうです

一応の用心は必要でしょうけど。

 

 

諏訪神社の向こうの高台を目指します。

神社前の田んぼには、白い大きなロールがいくつも転がってます。

稲わらを巻き込んで、牛のエサにするようです。

正面の白い建物の向こうは、膳城です

そのうちに、みんなでいこうね

 

 

タバサねーちゃん、張り切ってどんどん進みます

早くおいでよ

 

だれが通ったのかな、仲良くクンクン

 

 

今朝は突き当たりまで行ってみましょう。

榛名山が、うっすらと見えます

 

 

突き当たりの左側には、最近あまり見かけない懐かしい「犬のふん禁止」のプレートです。

 

 

左折して南に下ります。

ほどなく、山上多重塔の近くです。

あの右側の木立群の辺りに、国指定重要文化財・山上の多重塔があります

行っちゃおうか?

 

 

迷っていると、獅子丸がリードして左に行きます。

正面の道に左折です。

曇り空でしたけど、赤城山はその姿を見せています。

 

 

獅子くんリードで、まもなくまた左折です

どうも目的があるらしいです

 

やっぱり、目的がありました

道ばたに積み上げられたサツマイモのツルに飛びついてます

サツマイモがあるかな?

ひめちゃんも、お付き合いです

タバサねーちゃんは、全く反応しません。

ここには、目的の取り残しのサツマイモはなかったようです

 

 

少し行くと、またイモヅルがまとまってます。

今度はありそうです。

ひめちゃんも、一応お付き合いです

タバサねーちゃんは、全く反応なしです。

 

獅子くん、小さいながらも生のサツマイモ1本完食です

お腹大丈夫かな?

 

 

まだまだ欲しそうですけど、諦めなさい

獅子くん、養子に行ってる間にサバイバル力付けたんだね

タバサねーちゃんは、興味を示しませんでした。

 

 

実は、数日前におとうさんとここを通ったのだそうです。

逆回りだけど、ちゃんと場所がわかるのです

 

 

 

七海ママのお墓にパンジーが植わりました。

ののこねーちゃんと三四郎おじちゃん&サマンサおばちゃんの墓標にも、パンジーです。

もう少し買い足して賑やかにしましょう

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

獅子丸の山上城登城記

2021-09-30 15:27:28 | 獅子丸な日々

獅子丸とひめちゃんは、堀之内を西に出て、諏訪神社の向こうの高台を歩きます。

おや、向こうからタバサねーちゃんと小次郎パパがやって来ます。

2人はお帰りのようです。

 

ウ⚫チの出ているひめちゃんは、2人と帰ることになりました。

ちょっと名残惜しそう。

でも、すぐに気を取り直して元気に帰って行きます

 

9月つごもりの赤城山です

 

獅子くん、いきなり道ばたの自生しているアブラナに食い付きました

この真剣な目つき、もうどうにも止まらない

ああ、おいしかった

 

丘の中央・薬師の道を南に辿ります。

道なりに南に下り、突き当たりを、左折します。

あのカーブミラーの所から、桐生市新里町山上です。

その南は、前橋市粕川町膳です。

あそこで車のナビが変わります

 

コスモスの道を、山上城へ向かいます。

自生している朝顔には、絞りの花もあるんだ

 

草に埋もれた道標の所を、山上城の方に道を取ります。

ここには、「国指定史跡・山上の多重塔」もあります。

今では、誰も幹線道路だったなんて思っていません

でもでも、ここは重要な交差点だったのです

 

獅子くんは、草の途切れたところ、三の丸の南端を帰ります。

 

誰もいないみたいよ。

ワンコ様お断りの看板もないね。

お土産は、もうしっかりリードに付けたミニ黒ビニール袋に入ってます

ちょっと、寄って行こうか

 

獅子くん、山上城初登城です

山上城の縄張り図と由来があります。

ロマンいっぱいの由来になってます。

山上城の築城については諸説あって、室町時代後期の応永年間(1521~1528)という説もあります

 

ここは、一番大きな三の丸の東端中央辺りです。

三の丸の所有者は、桐生市です。

本丸・二の丸の所有者は、右下の常広寺です。

 

獅子くん、初めて太鼓橋を渡ります。

振り返ると、「山上城跡 新里村農村公園」の文字が

農村公園って、どういう公園なのかな?

 

蕨沢川にかかる元町橋を渡って帰ります。

橋のたもとには、橋供養の石碑があります。

元禄14年(1701)、石の端になった記念に建てられたのです。

現在は、コンクリートの橋になってます。

余計なことですけど、向こうに見える「止まれ」は、恐怖の止まれなのです。

何故か一時停止をしないで通過してしまうドライバーが多いそうです

それなので、少し先の見えにくいところにパトカーがよく待っているとか

 

字・五反田(ごたんだ)の田んぼを通って帰ります。

 

道ばたに、石宮があります。

「奉詣(?)」、「山上代々之御城主」の文字があります

横には、「正徳四年」とあります

正徳4年(1714)は、田中藤左衛門が竜骨を持って常広寺にやって来た年です

何か関係あるかなあ

 

さあ、早く帰りましょう

たまには1人散歩もいいね

また、そのうちにね

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

驚異のジャンプ力(家族の再生 2 )

2021-09-14 15:57:38 | 獅子丸な日々

獅子丸とひめちゃんは、久しぶりに東の牧場に向かいました

あぜ道が草刈りされて、遠回りしなくても行けそうです。

 

ヤギさん、いるかな?

突然、目の前を何かが横切ります

あれ、子ヤギだ

母屋の方から、突然飛び出して来ました

ンスの前で、立ち止まります。

軽々とジャンプして、ヤギハウスの上に飛び乗ります

器用に向きも変えます。

みんなで、おはようです

 

「えさをあげないで!」の文字が、この家族に起こった悲劇を伝えています。

冬のある日、もらったエサで、ヤギパパと先代のヤギパパ以外はみんな死んでしまったのです

 

 

ヤギママも出てきて、家族勢揃いです

夏が過ぎて、しっかり家族の再生がなったようです

ジャンプの子が降りてきました。

あれ、ジャンプの子の方が白い子より小さい

女の子だったんだ

 

ジャンプなら、ボクも負けないよ

アタチだって負けないわよ

バイバイ、また来るよ

 

 

鏑木川の支流・沢田川を渡って、上のタケイ沼目指します。

 

沼下の田んぼには、雀よけのキラキラテープです。

「刈り取りは9月16日頃」の連絡票があります。

もうすぐですね。

素人には、まだ青いような気もするけど。

 

 

沼はミドリ沼です。

でも、カモの皆さん、たくましく泳いでいます

 

ツル草の向こうに赤城山です。

 

 

サマンサ坂を通って帰ります。

 

道ばたの科花コスモスもいいね。

 

 

葛塚城鬼門の八幡様を通ります。

今は、額と小さな石宮があるのみです

 

 

はす向かいには、長安寺跡です。

獅子丸が7年間養子に行っていた家のご先祖様が開基という、天台宗のお寺でした。

 

獅子くん、ジャンプです

石造物の前に、飛び乗ります。

あれ、石宮に模様がある

阿弥陀様か何かがいそう

初めて気づきました

 

さて、石造物の皆さんに合掌して、帰りましょう

獅子くん、上空に何を見付けたのかな?

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする