黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

いまひとたびの子犬もがな

2023-04-28 15:57:45 | 黒柴三四郎の独り言

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

諏訪神社前のあぜ道を南に下り、山上城堀切外の農道を歩いてきました。

僅かですけど、紫ナバナが見られます。

今まではなかったような

来年は大繁殖かな?

 

 

 

 

2000年7月生まれの初代黒柴犬・三四郎が語ります

 いまひとたびの子犬もがな

 

 

11.6.22   

 ねねママさんからのお便り

 

実家のおうちの皆様、お元気でお過ごしですか?

 

実は、もっとずっと早くにお伝えしなければならなかったのですが、

こちらの感情でお伝えしにくく思い、時が経ってしまいました。

 

昨年の夏に、ねねを事故で亡くしていまいました。

本当に申し訳ありません。

亡くしてしまったことも、お伝えしなかったこともどちらも心苦しく

申し訳なく重ねてお詫びいたします。

 

雷が音が嫌いで、ゴロゴロ鳴り出すと途端に落ち着かなくなりソワソワウロウロ・・・

音が大きくなるとすがりついてくるので、いつも抱っこしていました。

その日は、散歩から帰ってリードを外したときにいきなり大きい雷鳴がなったようです。

パニックになり柵をこじ開けて道路の方へ走って出てしまいました。

500mほど走って、国道を横断してしまって車に跳ねられたようです。

 

私は仕事だったのですがすぐに連絡が取れ、職場の近くの病院に連れて行ったのですが、

肺の中での出血で呼吸ができないので蘇生処置もしていただきましたがダメでした。

外傷が全くなかったので、寝ているようでした。

 

自分でもなかなか人に言うのが嫌で、今でも詳しい話をしていると涙が出てきます。

まだまだ元気でいられたはずだったのにと思うと残念でなりません。

また、お父さんやお母さん、パパ・ママに申し訳ないです。

 

ですが、やはりまた、柴犬との生活がしたくもあります。

子犬の予定がありますか?

また、私どもに譲っていただくことに抵抗がないようでしたら、お知らせいただければ

ありがたいです。

勝手なお願いで申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

           

                            

11.6     

 いまひとたびの子犬もがな

 

ねねママさんからの悲しい知らせだった

みんなショックだった

何度かメールのやりとりをして、もう一度七海にがんばってもらうことになった。

真冬の出産になるかもしれない

 

 

11.10.6(木) 

 フランケンとうさん

 

八月も終わりのある日、薄暗くなってサンダル履きでコジタバとお散歩に出たおとうたんは、転んで前歯を一本折り、歯で唇を切って帰宅した

唇がベロンとはがれ落ちそうになっていた

おかあたんは、「よけいなことしやがって」と、いつものように暴言を吐くおとうたんを無理矢理車に乗せて、やっと頼み込んだ歯医者に駆け込んだ。

先生もお手上げで、口腔歯科のある病院を紹介され、駆けつける。

いっぱいいっぱい糸がお口をはったフランケンとうさんができあがってしまった

先日やっと歯の治療に移り、小次郎とタバサとのお散歩も再開した

 

 

12.2.19(日) 

 七海の出産

昨日、七海は出産した。

幾日も、今にもできそうで、みんな疲れ果てたところだった。

初めての4名、そして全員黒柴だった

おっぱいが足りないのか、ぴぃぴぃよく鳴いていた。

おまけに夜になって、七海の顔には、しょぼしょぼの濁った目があった

おかあたんは夜間だけど、動物病院の先生に電話して大急ぎで出かけた。

子供たちは、「ママが、おかあたんと出かけてしまった」と大騒ぎ。

お留守番のおとうたんは、耳をふさぎたくなる。

「お医者に行こう。」というおかおたんの呼びかけに、七海は素直に出かけた。

よほど目がいたかったのだろう。

角膜が、異物が入って傷ついているとのことだった

目に二種のお薬を差し、注射をした。

今朝は目も澄んでいる。良かった

 

 

12.2.28(火) 

 ののこは涼しい顔

数日前、ののことサマンサは大立ち回りをした

七海の出産の関係で、しばらく僕とサマンサとののこでお散歩に行っていた。

僕ももちろん歓迎していたし、サマンサもかわいく思っていたようだ。

 

そしてあの日、ランで3名で日向ぼっこをしていてお部屋に帰るとき、あの事件は起こった。

ちょうど、おかあたんが、お昼をみんなに配っていた。

ランの出口に、サマンサとののこが駆けつけた

 

僕はもちろん後ろに控えた。

ランのドアは開けにくい

おかあたんは手間取った

サマンサもののこも譲らない

我先に、食べ物にありつこうとした

 

突然もみ合いになり、悲鳴が聞こえた

おとうたんも駆けつけた。

なんと七海まで、赤ちゃんをほっといて駆けつけてきた。

 

七海をやっとの事で家の中に戻し、おとうたんがののこを助けようとすると、下に組み敷かれて悲鳴をあげていたのはサマンサであった

やっとの事で分離させられたサマンサは、ビッコをひいて、おまけに左足がつけない

ののこはしてやったりと涼しい顔

タバサはシーンとしていた

お姉ちゃんに、順位逆転を仕掛けたらどうなるか

今までは弱いと思っていたのに。

 

小次郎も僕もやっぱりシーン

ののちゃんこわ~い

 

 

12.4.5(木) 

 おおたか事件2

昨日の昼下がり、赤ちゃんたちと七海はランにいた。

 

何かくちばしの長い鳥が、木の上から子犬たちを襲おうとした

 

おとうたんは背を向けて、何か作業をしていた。

僕たち大人は声を限りに叫んで、子犬の危機をおとうたんに知らせた。

七海は空に向かって吠えた

子供たちは右往左往、ママのそばに寄るとか、ガゼボにもぐ込むとかできなかった

 

そういえば、僕が赤ちやんの頃、似たようなことが起こった。

木蓮の大木につながれた僕に、突然黒い影がさした。

おとうたんが見上げると、大鷹が急降下の姿勢をとろうとしていた。

間一髪、僕は生き延びた

 

 

ひめちゃんきょうだいは、ねねねーちゃんの死によって、この世に誕生することになりました。

ねねの死は、本当に悲しい事だけど、ひめちゃんたちが生まれて本当によかった。

この世には、不思議な巡りあわせというものがありそうです

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セイソウシュヨウ

2023-04-21 16:08:32 | 黒柴三四郎の独り言

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を北に出て、高縄の磨崖仏裏から岩神沼に到着です。

沼の西岸には、アオサギさんがいました。

あっちへ行ったりこっちへ行ったり、お食事中かな?

 

 

 

2000年7月生まれの初代黒柴犬・三四郎が語ります

 

10.8.28 

 ハトの武蔵

僕・三四郎は、この夏ついに10歳になった。

さほどの年とも思わないけど、ニーナちゃんのママに、「よいっちょ、よいっちょとしっかり歩くのよ」と言われた

おかあたんは、「三四郎はこれからおかあたんを追い越して、毎年4歳ずつ年をとっていくのね」なんて言っている。

でも、まだまだ小次郎には負けられない。

  

しばらく前から、むーはうす にはハトが住みついている。

「足輪をしているので、伝書鳩だ」と、おとうたんは言う。

「今時は、メールのほうがよっぽど速いのに」と、おかあたんは言う。

2、3日前、おとうたんは「もう家族だな。名前を決めなきゃ」。

小次郎がいるので、武蔵と決まった

 

今日の夕方、お散歩に出るとき門扉のところで、サマンサは武蔵をおさまえた

おとうたんを見て、「捕まえたよ」と得意げな顔をした。

おとうたんは「家族に何をするんだ」。

武蔵は門扉の中に逃げ込んだ。

犬も猫もいるうちで暮らしていたらしく、先住民の僕らをあまり気にしていない。

 

 

10.8.30 

 セイソウシュヨウ

おかあたんは、少し前、僕のチンチンの脇にかなり大きなコリコリを見つけた

今朝は、おとうたんの都合もついたので、3名で動物病院に行った。

精巣腫瘍(せいそうしゅよう)と診断された。

手術でとるしかないという

9月2日に手術ということで、予約を入れて帰った。

「大変だけど、ガンでなくてよかった」と、おとうたんおかあたんは話している。

 

 

10.9.2(木) 

 手術

僕は、おとうたんとおかあたんと、お昼頃病院に行った。

診察台の上で、マスイとかいう注射をされた。

意識が遠のいた。

目が覚めると檻の中で、おとうたんもおかあたんもいなかった

僕は不安になり、「おとうたん・おかあたんどこ おうちに帰りたいよ」と騒ぎ立てた

 

あまりに騒ぐので、おとうたんおかあたんが迎えにきた。

先生は、「これが摘出した腫瘍です。」と、2人に見せた。

2人は、あまりの大きさにびっくりしていた。

「サマンサは一晩お泊まりして帰ったのに、三四郎はお泊まりができないの」と、おかあたんはあきれた。

おうちに帰ったけど、一晩中痛くてのたうち回った

やっと明け方、ウトウトした

七海とののこは、そんなで事情で、家の中に入れてもらえなかった。

親子でワークシェアリングして、朝まで鳴きつづけていた。

 

 

10.9.13(月) 

 抜糸

今日は抜糸の日だった。

おとうたん・おかあたんと動物病院に行った。

朝の混み時間が過ぎていて、すぐに順番がきた。

診察台の上でおなかを見せて、糸を抜いてもらった。

おかあたんは、「サマンサが避妊手術をしたときより大変ね。確か三つか四つかの結び目だったと思うけど、三四郎はずっと多いもんね。」

なんだかすっきりして、気分がよくなった

ただ、先生が「今から三週間くらいして、猛烈に食欲が出ることがあります。太りすぎはよくないので、ご飯のおかわりはさせないでください。」

 

 

11.2.8(火)

 マイナス思考のののこ

今日は、ののことママがお出かけと、車に乗った。

乗った途端、ののこはブルブル震えだした。

つられて、七海ママも身震いを始めてしまった。

一昨年の秋、4泊ペットホテルのお泊まりをさせられた記憶がよみがえったらしい

動物病院に着くまで震えていた。

過呼吸のようにあえいでいた。

診察台の上にのせられた時は、観念したのか、おとなしく診察されて、ワクチン接種もよい子で受けた

この次は、ママの付き添いがなくても受けられるかな。

いばりんぼの大きな娘に、七海おつかれさま

おとうたんは、「ののはマイナス思考なんだから

 

 

三四郎は、10歳頃はけっこう病気をしていたんですね。

でも、克服して、17歳と1ヶ月の天寿を全うします。

このころの三四郎&サマンサの、シニアのご夫婦です

 

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お姉ちゃんに対する敬意

2023-04-14 15:43:09 | 黒柴三四郎の独り言

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出て、蕨沢川を渡らずに川沿いをお散歩です。

この道は曲がりくねっていて、古い街道の面影を遺しています。

道祖神や青面金剛などの石造物もあります。

石殿のある墓地もあります。

何処へ往く道かな?

最終的には赤城山かな?

なんとなく百足鳥居に行きそうです。

 

 

 

2000年7月生まれの初代黒柴犬・三四郎が語ります

 

10.2.5(金) 

 お姉ちゃんに対する敬意

タバサはお姉ちゃんに対する敬意がない

乳離れを始めてからは、七海ママよりも、チイママとして「ののこ」姉ちゃんが面倒をみてくれたのに

暮れに、お姉ちゃんを噛んだ

この間も、噛んだ

もう関係の修復は不可能みたいだ

顔を合わせると、いがみ合っている

 

仕方なく、お散歩は小次郎と一緒、パパには従っている。

女組のお部屋にはおけないので、寒い日は室内のサークル、暖かい日はミニドッグランか、木蓮の木の下におかれている。

 

小次郎は、まんざらでもないようだ

タバサのお世話で室内にいられることが増えたし、子分もできたし

 

 

10.2.12(金) 

 必要な存在

一年ぶりに、ジュンくんと奥さんが里帰りした。

夕方から、あいにくの雪になった

ジュンくんたちの里帰りで、初めての雪の日になった

七海とののこは、番犬魂を発揮した。

タバサはすぐにうちとけて、愛想を振りまいた

ののこは夜に家に入れて貰っても、番犬魂むき出しだった。

なかなか寝付かなかった

七海は度胸が据わっていて、いつものようにこたつの周りではやばやと寝入った

おとうたんは「やはり、タバサは必要な存在だなあ

 

 

10.2.16(火) 

 白いキャンパス

今年はやたらに雪が降る

おとうたんの畑も真っ白になる

朝、僕らの誰かが、一番に足跡を付ける。

おとうたんは、「真っ白いキャンパスに絵を描くようだね

 

 

10.2.20(土) 

 別居

昨日、おかあたんは七海とののこのお部屋を分けた。

母娘で住んでいたお部屋を、二つに分けた。

八枚のパーツのサークルを、二枚のパーツを入れて二つに分けた。

一応それぞれ六枚分の面積となり、みんなのお部屋と同じ広さだ

古いドアのついたパーツがあるお部屋はののこに、新しい低いドア付きは七海のお部屋に決まった。

 

小次郎はののこが隣なので、迷惑そうだ。

七海は久しぶりに、ゆっくりと食事をしたり、毛布の上で横になっている 

少し前から、ののこは「いばりんぼ」になった

タバサに噛まれて、けがをしてからだ。

七海は、「しょうがないわねぇ」と譲っていた。

でも、最近目に余るようになった

おかあたんは、母娘が完全に決裂する前に手を打たなければと、別居させたのだった。

 

 

10.3.6(土) 

 ランちゃんお星様になる

おとといの夕方 、おとうたんはタバコを求めて、タバコさんに行った。

ちょうどおばさんが、庭にランちゃんを埋葬するところだった。

この冬、寂しそうに僕たちを見ていたランちゃん、ついに亡くなった

純血のビーグルだけど、アレルギーがひどくて捨てられたらしい。

たまたま、タバコヤのおばさんが拾ってくれた

お医者にも連れて行ってくれて、何年も看病してくれた

おかあたんは、ベイシアで、かご一杯にもやしや白菜を入れたおばさんと行き会った事がある。

ランちゃんの食事は手作りだった。

おとうたんは「あれだけしてもらえば満足だろう

おばさん、ペットロスにならないで

 

 

10.3.12(金) 

 おとうも犬になれば

夜のこと、おとうたんがトイレから出てきた。

七海が身を躍らせて飛びつきながら、歓迎のダンスをする

ののこも駆けつけて、身を躍らせて飛びつきながら、歓迎のダンスをする

とても楽しそうだ

「おとうも犬になれば

 

 

10.3.21(日) 

 やさしいサマンサ       

この間、雨のお散歩で、おかあたんとサマンサは濡れて帰った

おかあたんはバスタオルで、サマンサを拭いた。

サマンサは、そのおかあたんの濡れたコートの左腕を、一生懸命なめて拭いてあげた

 

 

10.3.21(日) 

 きれいですね

朝のお散歩の時、ひとりのおじさんとすれ違った。

「なんという犬ですか?」

「黒柴です

「初めて見ました。きれいですね

かわいいとはしょっちゅういわれるけど、きれいといってくれた人は初めてだ

おとうたんは、いつもビューティフルといっているけど。

 

 

10.3.22(月) 

 タバサの新居

ののこはおうちに入れて貰うとき、すぐに入らず、タバサの新居をのぞきに行った

タバサは、今夜は新居で寝ることになる。

おとうたんおかあたんは、タバサのために新しいサークルとハウスを買ってきた。

そして、離れの軒下に設置した。

少し雨がかかりそうだけど、ほかに場所はない。

しっぽをふってアピールしたけど、入れてもらえなかった。

おかあたんは、「ののこももうじき外犬だよ。」という。

おとうたんは、「やだべっちょ」と代弁している。

今夜はキャベツがなかったけど、ののこの大好物ゆでたアブラナがあった。

「おくれ おくれ」と、おとうたんはせがまれた。

 

 

10.4.23(金) 

 かわいいかわいい

今年はいやに雨の日が多い

異常気象だ。

ついこの間は、雪も降った

二、三日前、久しぶりによいお天気の午後、おかあたんと僕とサマンサは中学校の方に散歩に行った。

中学校の信号を渡って、坂道を下っていると、自転車を転がした女の子が三人ばかりやってきた。

ぼくらは、端に避けた。

すれ違いざまに、「かわいい」という声がした。

彼女らは、ゆっくりしか進まない。

しばらく僕とサマンサをみては、「かわいい」を連発した。

おかあたんは、「三四郎君とサマンサちゃんよ。」と、僕たちを紹介した。

T字路で右と左に分かれた。

 

 

10.5.10(月) 

 サンチロウ探知犬 

おととい僕は脱走した。

久しぶりだった。

サマンサが、おかあたんがお昼のササミを準備しているのを見て待ちきれずに、ランのドアを開けて自分のお部屋に突進して行ってしまった

僕もサマンサのあとを追おうとして、ふと考えが変わった

いつもの脱走コースで、東に向かった

おかあたんが後を追った。

僕はうまく隠れた。

 

おかあたんは、七海に僕を捜すように言った。

「ナナちゃん、サンチロウ探知犬だよ サンチロウのニオイ、クンクンして行こう

七海とおかあたんは、僕がTさんちに入っていくのを見た。

「三四郎君、七海ちゃんと遊ぼう

七海に気を取られているうちに、おかあたんの足は僕に付いてい短いリードをしっかり踏んでいた

 

 

10.6.6(日) 

 にしんののこに食われる

ののこは、台所の流しの中をのぞいた。

大きなにしんが、生ゴミの袋の一番上にいた

背伸びすると取れた

引きずり降ろしてゆっくり食べようとしたけど、「ののこ何してるの 寄越しなさい。」とおかあたんの声。

にしんは、慌てたののこに飲み込まれた

 

 

 

こんな時代もありました。

今、因果応報ではないけれど、タバサねーちゃんは、ひめに時折意地悪をされてます。

ひめは、タバサねーちゃんに対する敬意がありません。

群れの順位争いなのかな?

でも、14歳と9ヶ月のタバサねーちゃんは、争わないように生活しています

 

三四郎の赤ちゃんの頃の写真が出てきました。

2000年の秋、三四郎、生後2ヶ月です。

かわいかった

 

 

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箱女の記憶

2023-04-10 21:18:26 | 黒柴三四郎の独り言

ひめちゃんは、ここのところ、首をかしげて耳を気にしていました。

一方で、元気溌剌で、しっかり食べて、タバサねーちゃんに意地悪をしたり、いつも通りの生活をしていました。

でも、どうもおかしい

動物病院に行くと、右耳の中が炎症を起こしていました

お薬を入れて、レーザー照射をして、注射を2本して、一週間分のお薬をもらいました。

 

 

 

 

2000年7月生まれの初代黒柴犬・三四郎が語ります

 箱女の記憶

 

 

09.11.9(月) 

 背伸びして吠えるタバサ

タバサは、初めて間近に牛さんを見た。

牧場の柵の方に背伸びして、「何者じゃ」と騒ぎ立てた

一頭の黒い牛が、草を食べていたのだ。

タバサが吠えることは滅多にないのに

おとうたんが、「牛さんだよ」と言ったけど、なかなか興奮が収まらなかった。

同行したののこは、平気だった。

もちろんおかあたんと後に続いていた、七海&小次郎も騒がなかった。

おかあたんは、「しばらく通らない間に牧場になっていたのね

僕とサマンサだけの時は、よく歩いた道だったのだ

 

 

09.11.9(月) 

 お客様

午後、ミニドッグランには、女組と小次郎がいた。

おかあたんは、ガーデンにいた。

七海が吠えた

おかあたんが、ミニドッグランの向こうを見ると、黒柴ちゃんと白い子が歩いていた

ののことタバサが歩く姿に、よく似ていた

その子達は、ランの南側の崖の下に来た。

おかあたんが挨拶すると、「こんなに広いところで遊べるなんていいですね 模様のはっきりしたかわいい子ですね

黒柴ちゃんは男の子で一歳半、やんちゃで手を焼いているそうだ。

白い子は片目が悪そうだけど、人間が大好きなんだって。

僕たちのお散歩姿を、時たま目にしているそうだ

 

 

09.11.19(木) 

 シニアのご夫婦とファミリー

数日前の朝、僕とサマンサと小次郎はお散歩に出かけようとした。

裏の道で、小次郎が僕の方を見た

そして、サマンサに向き直って襲いかかった

サマンサは、恐怖で足がけいれんしてしまった

おかあたんが飛んできて、小次郎を引き離した。

それ以来、僕はサマンサと水入らずで、お散歩するようになった

何かが変わろうとしている。

ミニドッグランにも二人だけ、おかあたんは、シニアのご夫婦なんて言っている。

 

小次郎は、七海達に混ざってお散歩している。

ランにも一緒に入っているけど、ちょっと疎外されているかな

おかあたんは、ファミリーなんて言っている。

 

 

09.11.21(土) 

 諸行無常

あれ以来、小次郎は僕が彼のサークルの前を通ると吠える

七海とののこも、ちょっと吠える

「サンチロウ君だがね。吠えるんじゃない。」と、おとうたんは言う。

そして「諸行無常だなあ、三四郎!」とも。

 

 

09.11.22(日) 

 外耳炎

僕は、少し前から耳が痛かった

なんとなく遠出もしたくなかった。

ぜんそくみたいにズッコズッコした

 

昨日、おとうたん・おかあたんとワクチン接種に行った。

先生は、僕の耳が腫れていてふさがりかけていると言った。

そして、「レーザーとお薬で治しましょう」と言った。

機械が運ばれ、僕の耳にレーザーが当てられた。

ほんわか暖かかった

けっこう長い間だった。

おかあたんは、3分くらいじゃないと言う。

そして耳にお薬が入れられ、モミモミされた。

なんだか楽になった

 

今朝は、久しぶりに遠出したくなった

あれから、ズッコズッコも治まっている

お散歩から帰って、小次郎のお部屋の前を通ると、「僕のお部屋の前を通らないで」と吠えたてた。

政権交代はまだまだ先だぞ

 

 

09.11.23(月) 

 リーダーの気分

今朝は、七海親子&小次郎で、お散歩第一陣が出かけた。

おとうたんとののこ&タバサ& 小次郎がトットコ歩き、七海ママはおかあたんとマイペースで、城山の木の葉を踏みしめた。

トットコ歩いたり、あちこち首をつっこんだり、小次郎は娘二人を従え、リーダーの気分を味わっているようだった

娘達にも、変なおじさんから頼れるお兄ちゃんにかわったようだ

 

 

09.11.30(月) 

 箱女の記憶

どこにいくのかわかった途端に、ののことタバサはブルブル震えだした

車のハッチバックにいる七海も、ちょっと震えている

4泊5日の、箱女の生活がよみがえったのだ。

七海親子は、今日シャンプーに出かけた。

以前、おとうたんは、「シャンプーやさんに行くなんて贅沢だ」と言っていた。

でも、おかあたんが連れて行っていたので、この間4泊もさせて貰った。

ジュンくんの結婚式に行けたのだ。

今では、おとうたんもたまには行っておかなくちゃと納得している

迎えに行くと、久しぶりに、七海の爪切りを最初にした長いつきあいのお姉さんがいた

「コジ君はどうしていますか?黒い大きな子、なんでもイヤイヤだったんですよ。コジ君だと思ったらチンチンがなかった

おかあたんは、ムーハウスの今の状態を話した。

「小次郎もシャンプーさせたいんだけど、今は様子をみます。」

 

 

 

そういえば、三四郎も、耳をレイザーで治療したことがありました

 

ムーハウスのリーダーは、三四郎の次は、実は七海でした

小次郎は、子どもの頃、七海ねーさんに、しっかり押さえ込まれていたようです。

小次郎は、シャンプーやさんに娘達と行くと、威張ってしまって困ったそうです。

七海と行くと、いい子でシャンプー出来たそうです。

穏やかそうに見えた小次郎も、日本犬の雄でした。

でも、大好きな七海ねーさんとの順位の逆転はありませんでした。

喧嘩もありませんでした。

七海ママは、小柄なかわいい子だけど、実はゴッドマザーだったのです

 

 

 

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昨日、ねねちゃんが来ましたよ

2023-04-08 22:41:16 | 黒柴三四郎の独り言

夕方は、冷たい風の中のお散歩となりました。

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、南の方に行きます。

今日は、ほぼ毎日出逢っているデナちゃんと会いませんでした

行き会うと、「アタチの方が強いのよ」と、吠え合ってバイバイです

 

実は、七海ママもデナちゃん会うと「アタチの方が強いのよ」と、吠え合ってバイバイしていました。

写真を探しているうちに2009年夏の七海ママがいまし

かわいい

 

 

 

2000年7月生まれの初代黒柴犬・三四郎が語ります

 昨日、ねねちゃんが来ましたよ

 

 

09.5.5(火) 

 お座りする子と後に回る子

おかあたんは、煮干しの袋を後に隠した。

ののこは「ちょうだい。」と、お座りをした

タバサは、おかあたんの後に回った

どうしたらタバサにこんな場合お座りさせられるのか、おかあたんは思いつかない。

 

 

09.5.15(金) 

 タバサを寝かせる方法

タバサの宝物は、ラグビーボールだ。

もちろんワンコのおもちゃで銜えやすく、うまく銜えるとププと 音が出る。

綱引きも出来るように、両側にひもも付いている。

おかあたんは、ののことタバサの分二つを買った。

でも、タバサは二つ独占してしまった。

ものすごいうなり声をあげて、ののこに使わせない。

二つ同時に銜えられないのが悩みのようだ。

いつもそばにおいている。

お散歩にも持っていこうとする。

おかあたんは、置いていかせるのに苦労している。

夜家の中に入れてもらう女組は、なかなか寝ない。

特にタバサ。

おかあたんは、ラグビーボールをタバサのベッドにもっていってしまった。

仕方なくタバサは寝た。

 

09.5.24(日) 

 嘘をつくんじゃない!

今朝はお散歩から帰ると、雨になってしまった

七海たちは先に帰っていた。

僕たちは、おとうたんに濡れた体をふいて貰った。

それから、ご飯を配ってくれた。

タバサが、おとうたんに訴えた。

「アタチもらって無いよ」「嘘をつくんじゃない

 

 

09.7.4(土) 

 多重の塔

今日も暗くなってから、雨の中帰宅した

おかあたんは、そろそろ探しに行かなくてはと、車のキーを取り出したところだった。

おとうたんのたっての希望で、「山上の多重の塔」とかいうところに行ってきた。

行きも迷子になって、やっとたどり着いた

おとうたんの子供の頃の記憶は、あてにならない

きれいな石が敷いてあった広場で、僕と小次郎は追いかけっこを楽しんだ

帰りは暗くなり、遠くで雷鳴もしていた

おとうたんは、帰り道に自信がなかった

僕たちはあぜ道をすすんだ。

広い道に出た。

おとうたんは、左だと言った。

僕と小次郎とサマンサは、絶対右だと譲らなかった。

おとうたんは、諦めて僕たちに従った。

そうするとまもなく、知っている道に出た

雷鳴と雨の中必死になって帰ったら、お肉ごはんが用意してあった

おとうたんは、おかあたんに言った。

「犬の能力はすばらしい GPS機能みたいなものがあるんだね 三四郎が子供の頃、たしか似たようなことがあった。隣村に出てしまって、道がわからなくなったら、三四郎が先導して知っているところに導いてくれた

 

 

09.7.20(月) 

 トゲ 

タバサは歩けなくなった

金曜日の夕方、お散歩の帰りのことだった。

ハッピイちゃんちの栗の木のあたりで、突然歩こうとしても、痛くて歩けないようだ

七海ママも必死になって、かばっている左の前足をなめてやった。

おかあたんも、足の裏に何かを見た。

その後タバサが動いて、はっきり確認出来なかったけど。

 

ただならぬと感じたおかあたんは、タバサをかかえて急いで戻り動物病院に電話した。

タバサを車に乗せ、出かけようと準備していると、七海が脱走して、「あたちも行く」という。

「待ってなさい。」

診療時間を少し過ぎていたけど、先生は待っていてくれた

丹念に足の裏を診て貰うと、大きなトゲがあり、抜いて貰った

「化膿止めの注射をすれば、明日の朝からお散歩出来るぞ」と、背中に2本注射して帰った。

 

 

09.7.22(水) 

 今日も誕生日

今日は小次郎のお誕生日だ

昨日はちょうどお肉が切れたとかで、ちょっと早いコジちゃんのお誕生日ということで、缶詰ご飯になった

そして今夜も、おとうたんは「今日もコジちゃんのお誕生日だよ」と、缶詰ご飯を配った。

我が家の缶詰ご飯は、子犬用のおいしい缶詰をドッグフードにトッピング、でもトッピングなので一缶で6名が2食以上いただく。

小次郎は3歳になる

 

 

09.8.20(木) 

 お泊まり

七海親子は、日も高くなりかけた頃、満面の笑みで帰ってきた

昨日、ペット美容室にお泊まりしたのだ。

今朝、おとうたんおかあたんは、車で迎えに行った。

帰り道、おとうたんと途中下車して、少しお散歩しながら帰ってきたのだ。

実はジュンくんが結婚することになって、その結婚式のために、10月に人間達は宮古島に行く。

僕たちはどうなるか?

七海親子は行きつけのペット美容室、僕とサマンサと小次郎は在宅のまま、お隣のおじちゃんおばちゃんにお世話になることになった。

いきなり長期のお泊まりではパニックなってしまうかもと心配して、今回の1泊の練習となった

 

夕方は、七海たちはランで思い切り駆け回っていた。

来月は2泊でお泊まりの練習だそうだ

 

 

09.9.17(木) 

 二度目のお泊まり

七海達は、2泊3日でペットホテルにお泊まりだった。

おとうたんおかあたんが、早めに迎えに行ったので、まだご飯を食べていなかった。

中学生の職場体験とかで、何人も中学生がお手伝いに来ていた。

お友達になったフレンチブルちゃんにバイバイして、みんなで家路に向かった

 

行きには緊張で過呼吸気味だったののこも、落ち着いていた。

ミニドッグランに入れて貰って、ひとっ走りして、朝ご飯、日向ぼっこをしている

僕も「入れて」と叫んだけど、無視された

特に子供達は、元気いっぱいに走り回っている

七海もいつもより走っている

狭いゲージから解放されてうれしいんだろうな

 

 

09.9.30(水) 

 昨日、ねねちゃんが来ましたよ

夕方、七海とタバサは動物病院にワクチン接種に行った。

ののこも、おまけでついて行った。

込んでいた

お外で待っていると、大きな大きなワンコが近づいてきた

タバサは甲高い声で盛んに吠えたてた

おかあたんは、タバサが本格的に吠えるのを初めて見た。

ののこも、吠えた。

七海は、静かにおかあたんに抱かれていた。

娘達は、こんな大きなワンコ見たことなかった。

七海は、ずっと前、よく中学校の近くで、バーニーズマウンテンドッグとすれ違っていた。

やっと順番が来た

先生は、「昨日伊勢崎に行ったあの子、ねねちゃんが来ましたよ

そう、一胎の姉妹だもの、タバサとねねちゃんはワクチン接種の時期は同じだよね

 

今は落ち着いて静かなタバサにも、こんな時代があったのです

コメント
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